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二児の母である私が、「働くこと」について考え抜いた末に出会ったのがメリービズでした

はじめまして。2022年12月にメリービズに入社した中村です。
家では2人の娘の母親として、メリービズではCS&オペレーションマネジメントチームの一員として刺激的な毎日を過ごしています!
新卒入社で約9年間働いた会社を辞め、メリービズで第二の社会人人生を歩み始めた私の話をしていければと思います。

大好きだった化粧品の企画営業の仕事

私が新卒で入った会社は創業32年の化粧品メーカーでした。当時、私は「良いモノづくり」をしている会社で、多くの人の助けになる商品を作りたいと考えていました。その会社への入社の決め手は、自社の研究所・工場を持ちつつ、全国にサロンを展開していたため、それが実現できる環境だと感じられたことでした。

新人研修を経て私が選んだ配属先は、採用された化粧品メーカーの本社勤務ではなく、グループ会社の設立間もない化粧品OEM会社の営業でした。小さな組織だからこそ、皆で一体となって目標に向かい、新しい挑戦ができそうという期待が大きかったからです。

また、OEMではありますが、自分が携わった商品が広く世の中に出回り多くの人の手に届く、というのも自分がやりたいと思っていたこととのイメージと重なりしっくりきました。

実際に働いてみると、化粧品OEMの仕事は刺激的で心から楽しいといえるものでした。業務の幅も広く、新規顧客へのアプローチ(展示会出展、テレアポ等)から、営業・企画提案、試作の手配、容器選定、デザイン手配、契約関連、受注後の製造手配、進捗管理、納品確認、納品後のフォロー…などなど、やることが山積みでした。正直かなり大変ではありましたが、化粧品開発の全行程に携われたことが結果的に営業としての強みになったのだと、今振り返るととてもいい経験だったと思っています。

理想と現実のギャップから悩み始める…

一見順風満帆に思える社会人ストーリーですが、営業として仕事の楽しさを感じていた一方で、組織に対する理想と現実のギャップが徐々にモヤモヤと蓄積していくことになります。
私が感じた一番大きなギャップは、プロジェクトを進める上でのスピード感です。小さな組織だったので、スピーディな意思決定がこの会社の強みだろう、と入社当時は思っていましたが、実際はグループ内での化粧品の製造開発において、古いルールやフローに縛られていたため、グループ工場への製造手配や各種手続きに多くの時間を要していました。それによって、お客様に提供するサービスのクオリティを下げている(= お客様にベストなサービスを提供出来ていない)と一度思い始めると、疑問を抱きながらお客さまに提案をしていることに後ろめたさを感じるようになりました。また、同じような問題意識を持っている人が周りにいなかったことも当時の苦しみの一つでした。

今の仕事自体は好きだけど、この環境でこの先ずっと続けていくのは難しいだろう、という思いが少しずつ大きくなっていきました。

「働く」について考える

自分の中にモヤモヤを抱えつつも、転職を決断出来ずに時は過ぎ、プライベートでは子供を出産。
産休・育休を取得し、子育てに没頭する日々の中のふとした瞬間、自分にとって「仕事」はどういう存在なのか?どんな意味を持つのか?そんな沸々とした問いに向き合っていました。

①そもそも自分は働きたいのか(子供が小さい内は専業主婦という選択肢もあるのでは?)
→「妻・母」といった家庭内の自分だけでなく「仕事をしている自分」も「中村未央」を構成する大事な要素。働いていることで自分らしくいられるのでは?

②どんな仕事がしたいのか
→多くの人とつながりが持てて、お客様とより密接に関わるような仕事をしていきたい。これまでの経験を活かしながらキャリアを積んでいきたい。

③どんな風に働きたいのか
→仕事はしたいが家庭も大事にしたい。子育てとの両立が可能な柔軟な働き方をしていきたい。子供が小さいうちは時短勤務という選択肢もありかも?

そんなことを考えながら育休が終わり職場復帰してみると、予定されていた営業チームへの配属ではなく、事務職への配属となりました。一定の驚きはありましたが、育休中に日商簿記3級を取得していたので「勉強したことを仕事でいかせるかも!」「今までとは違う視点で会社を見てみるのもきっと良い経験になるはず!」とポジティブに捉え、新しい仕事・チームで再出発をすることになりました。

担当することになった業務は、総務、自社製品の受発注、直販対応・出荷、在庫管理、経理業務、購買業務など、非常に多岐に渡っていました。これらの業務を前任からそのまま引き継ぎ、時短勤務の中で対応していたため、息をするのも忘れるくらい忙しい日々でした。

こんな状況が数か月も続くと、「本当に自分はこのまま今の仕事を続けていて良いのか?」という思いがどんどん強くなっていきました。ここでやっと、これまで自分の中にあったモヤモヤを解消し、自分の理想の「働く」にマッチした環境に身を置くため、本格的に転職活動をする決意を固めました。

私にマッチした会社・働き方って?

転職活動を始めると、まずは転職の「軸」に悩みました。

この時、子供たちは長女3歳、次女1歳。幼稚園と保育園に通っているため送り迎えが必須です。そうなると、「時短」または「リモート」という【働き方】に選択肢は絞られます。この条件を満たした選択肢のなかで候補に挙がる企業には、自分の「やりたいこと」や「やりがいを感じる仕事」ができる企業は少なく、転職活動早々に大きな壁に直面しました。

この厳しい現実には転職活動に本腰を入れてやってみるまで気がつきませんでした。 

メリービズとの出会い

半ば諦めの気持を抱きながら転職活動を進めていた時に、転職エージェントに紹介していただきメリービズを知ることになります。メリービズの選考の一環で「創業者・工藤のインタビュー記事を読んだ感想を発表する」というワークショップがあったのですが、この記事を読んで瞬く間にメリービズに心を奪われました。はじめは「渋谷」「スタートアップ」と聞いて、自分の転職軸には合わないかな、と思っていましたが、メリービズの創業ストーリーには「泥臭さ」とか「熱い思い」とか「信念」みたいなものを強く感じ、良い意味で大きく印象が変わりました。

また、メリービズが掲げるVision「ビジネスを楽しく」、この言葉が当時の自分には凄く眩しくて単純に「いいなぁ」と感じ真っ直ぐ心に刺さりました。

就職活動の面接は、どうしても面接官に品定めされているように感じることが多いのですが、メリービズの選考では最初から最後までそのように感じることはありませんでした。「会話」を積み重ね、お互いのことを理解し合う場として面接があり、会社にとっても私にとってもメリービズで働く事がベストなのか?を確認し合っている感覚でした。

私はもともと自己開示が得意なタイプではなく、自分自身について話すことに苦手意識があるのですが、メリービズの選考ではまず会社や面接官自身のことを沢山話してくれたので、自然な流れで自分のことを話すことが出来ました。この体験は私の中ではとても印象的で、他社選考での取り繕っていた自分ではなく素に近い自分を知ってもらえた気がしてとても安心感を抱きました。また会社の状況を良い部分もまだまだこれからな部分も、包み隠さず正直に話してくれたことに信頼が出来る会社(人)だなと感じました。

沢山会話ができたので、最終選考までには不安や疑問もある程度クリアな状態になっていたと思います。また大きな決め手の一つとなったポイントは、メリービズには小さな子供がいるメンバーも多く、皆やりがいをもって仕事をしながら家庭も大事にしているところ。子育てと両立していきたい、という想いがここでなら叶えられそう!とワクワクしたことを鮮明に覚えています。

こうして、私は2022年12月にめでたくメリービズに入社することになりました。

メリービズに入社して

選考の段階で、経理の実務経験はなくても問題ない、と言われていたものの、実際に入社日が近づくと「異業種から転職してきた自分がこの会社で本当に働けるのか?」「経理知識が無くてお客様やリモートスタッフさんとコミュニケーションが取れるのか?」という不安でに頭の中がいっぱいになっていました。

でも実際に入社してみると、メリービズでは「入社オンボーディング期間」があり、この間に「経理のこと」「サービスのこと」「メリービズのこと」を丁寧にインプットしてもらいました。

また、先輩バディとの週一回の1on1の時間には、業務の疑問点からプライベートの悩みまで相談することができたので、少しずつ不安を払拭していく事ができました。メリービズではチームに関わらず新入社員をみんなでフォローアップしよう、という風土があるため、特に入社一か月目は多くの社員が新入社員を気にかけてくれます。(チーム毎に行う「ウェルカムランチ制度」も新人としてはとても有難かったです!)

お客様とリモートスタッフをMerryにする仕事

 ”メリービズは経理×オンライン特化型アウトソーシングサービスの「バーチャル経理アシスタント」を提供しています。お客様から受託した業務を日本全国のリモートスタッフさんが代行します。リモートスタッフさんは豊富な経理経験に裏付けされたスキルフルな方々ですが、結婚・出産・介護などのライフイベントにより従来の働き方で仕事を継続することが難しくなった人たちが多くいます。お客様の課題を解消し、かつ、働きたいけど働く環境に悩んでいる方々に継続可能な形でお仕事を提供していく、三方良しのビジネスモデルとなっています。”

私がアサインされたチームは、CS&オペレーションマネジメントチーム(通称COチーム)でした。COチームは、案件のオンボーディング(業務設計や試運用期間)が完了して安定的に業務が運用できるフェーズに移行してから案件管理をおこなう役割を担っています。サービスの中で一番長期的にお客様と関わり、LTV(Life Time Value)の最大化を目指すことをチームのミッションとしています。お客様と定期的なMTGを実施するなかでサービスへのご要望をお伺いし、業務内容の改善や追加業務のご提案なども行います。また、COチームは顧客対応だけでなく、リモートスタッフさん達のマネジメントも行うチームです。現在、バーチャル経理アシスタントには、実務を担当するリモートスタッフさんが、日本全国(海外にも!)1,000名以上在籍してくださっています。お客様の実務がスムーズに進行できるように管理することはもちろん、リモートスタッフさん達に気持よく仕事をしていただく、ということもCO担当者の大事な役割となっています。

メリービズでの「これから」と「ありたい自分」

私は、現在12社の案件を担当しています。各案件のお客様、実務を担当するリモートスタッフ、メリービズのメンバーなど多くの人と関わりながら日々業務を進めています。関わる人が多いことで大変なこともありますが、様々な人の価値観や考え方に触れることが出来て勉強になるしとても面白い仕事だなと思っています。朝から夕方までMTGが立て続けにあったり忙しい日々を過ごしていますが、メリービズは働き方も柔軟で、周りの理解も得られやすい環境のため、家事育児との両立もストレスなくできています。(周りの理解がある、という事が本当に有難いです。心理的ストレスが本当に少ないんです!)

プライベートでは自分に目を向けられる余裕がやっと出てきたので、やりたい事を我慢せず、「誰かのため」だけでなく「自分のため」の時間も大切にしていきたいなと思っています。(最近、長年やってみたかったギターに挑戦したり、健康のためにジムにも通い始めました!)

今後はCO担当者としてもっと成長してお客様・スタッフさんに喜んで貰えるような関係性・環境作りに力を入れていきたいです。メリービズには失敗を受け入れてくれる懐の深いところがあると思っているので(笑)、どんどん挑戦して経験を積んでいきたいと思います!

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます。
私はメリービズに入社し、これまで以上に仕事もプライベートも充実しています。
今、働き方に悩んでいる方がいたら一度メリービズで話を聞いてみませんか?



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