そのワークショップ、ちゃんとデザインできてる？ エイマエダさんに聞いてみた。

こんにちは、メンバーズキャリア福岡の和気です。色彩検定1級の勉強で追い込み中のデザイナーです。（受験する方、お互い全力を尽くしましょう）
9月26日に、メンキャリ福岡オフィスでワークショップを行いました。
その名も「アイデアを引き出すワークショップをつくるトレーニング」！

ワークショップのワークショップ？

web制作では、アイデア出しなどでクライアントと一緒にワークショップを行う機会がありますが、「その場でまとまった結論が、実は本質を捉えられていなかった」......なんてことは、よく起こりがちです。

「そもそもアイデア出しって特殊スキルでは？」
「目的に適したワークショップってつくれるの？」
という疑問に対して考えていけるような、ワークショップを実践できる場をつくっていただきました。

講師はなんと、栄前田 勝太郎（エイマエダ カツタロウ）さん！
CXO、コンサルティング、コミュニティ運営、研究、執筆......などなど幅広くご活躍されている方です。

メンバーズキャリアの課題図書、『Webデザインってこれからどうなるの？』の執筆もされていて、とても著名な方です。今回ご縁とご協力があり、メンキャリ福岡で初の外部講師を務めていただきました。

メンバーズキャリア社員と外部参加者あわせて、当日は満席の24名！
みなさんこの日のために、業務を調整してお越しくださいました。

（オフィスをフル活用しました。）

アイデア出しってどうやってするの？

ワークショップでは、アイデアを引き出すコツをチームで体験できました。

例えば、「メンバーズキャリアってどんな会社？」という問いに、答えを出すお題が出ます。
お題にはチームで取り組みます。
「どんな会社？」と聞かれても社員にとっては身近な存在すぎて、具体的な言葉が浮かばない方もいたのでは...。（私は戸惑いましたw）

かなり大きな問いで、どこから考えればいいのか頭を抱えてしまうようなお題ですよね。

そこで講師のエイマエダさんのヒントをもとに、
・“問い”を分解
・“問い”を言い換え
・“問い”を再構築
するなど複数の視点から考えてみると、自分でも驚くほどたくさんアイデアを出せました。

5分、10分の短時間のワークにもかかわらず、大きな問いへの答えも出すことができたので、自信がつきました。

また、手法だけでなく場の作り方も意識しながら体験できたことで学びを深められたように感じます。複数の職種を横断したワークショップを体験できるって、とても貴重な機会ですよね。
参加者のみなさんは、丁寧な解説付きだったおかげで、入社1年目でもベテランでもそれぞれが理解を深められている様子でした。

ワークショップってどうデザインするの？

後半では、ワークショップのデザイン（設計）というテーマに集中して学んでいきました。

「賛成の人が多いアイデアが結論でいいの？」
「5年前のアイデアと一緒じゃん！と言われたら？」
「結論を誘導させないように気をつけるポイントは？」
などなど深〜〜〜い話になり、4時間半の時間が短く感じるほど、楽しく濃密な場になりました。

今回ディレクター、デザイナー、エンジニアなど幅広い職種の方にご参加いただけて、職種の垣根を超えた心地よいワークショップを体験できました。
私が特に印象に残ったのは、「たくさん出たアイデアをどう収束させられるか」が課題だと感じたことです。チームで出したアイデアを次に活かすために、収束させる大変さを知ることができました。

ヒントをたくさんいただいたので、実務でも活かせるよう工夫していきたいです。
エイマエダさん、とても貴重な機会をつくっていただき、ありがとうございました！

おまけ

設営がひと段落したのでカードゲームを楽しむメンバー。
実はエイマエダさんが持参してくださったワークショップに関連するカード。
ゲームをしながら学んでいけるようで、カードのお話も聞きたかった...！

メンバーズキャリア福岡では、今後も積極的に学びの場をつくっていく予定です。
直近では11/15（金）に、『MC COLLEGE #2』という勉強会&交流会を主催しました。
（MC COLLEGEとは？&第1回の様子）

お気軽に遊びにきてくださいねー！