統計検定:Japan Statistical Society Certificate
「統計検定」とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。問い合わせ:統計検定センター
http://www.toukei-kentei.jp/
メンバーズキャリア18年新卒のあんどうです!先日統計検定3級に合格したので、受験後の感想や勉強方法をシェアします。受験を検討している方の参考になれば嬉しいです。
▼開催日
年2回 6月、11月
CBT試験有り
▼合格発表
・Web合格発表:約1か月後Webページにて掲載
※Web合格発表希望者のみ
・試験結果通知書と合格証:約1か月半で届きました
▼試験について
試験時間:60分
問題数:30問
合格水準:正答率70%以上
出題形式:4~5肢選択問題(マークシート)
合格率:64.6%(2018年11月25日試験)
電卓使用可
▼領収書について
統計検定にのお問い合わせフォームから無償で発行できます。受験前でも発行してもらえました。
上記情報は2019年1月時点の情報です。詳細は公式サイトを参照ください!
▼勉強で使用したテキスト
・日本統計学会公式認定 統計検定3級対応 データの分析
・日本統計学会公式認定 統計検定 3級・4級 公式問題集
上記2冊はメンキャリライブラリーにもありました!
▼勉強方法
1) 上記の「データ分析」をざっと読む。これで試験の前提となる知識は網羅できました。確率やグラフの知識は必須。文字がびっしりなテキストではないので比較的読みやすいです。
2) 公式の理解。確率、標準偏差、偏差値は公式を覚える必要があります。ただ、公式を答えよといった問題はないので、公式を覚えたうえで実際に問題や数字を当てはめて活用出来るようにする必要があります
3) 問題集解き。問題の出題傾向に慣れるため。公式問題集は解説も充実しているので、間違えた問題はしっかりと解き方を復習。公式テキストと照らし合わせて分からない部分の周辺も理解すると◎
4) 苦手部分を重点的に勉強
★数学が苦手な方は、4級も解いてみると良いです。公式問題集なら4級の問題もあるので3級に取り組む前に1度4級を解いて内容を把握すると、3級に取り掛かりやすいです
★高校数学と内容が被るので、ネットで検索すると分かりやすい解説サイトがたくさんあります。特に偏差値はググった方が分かりやすかったです
★暗記で何とかなる問題は落とさない!共分散の特徴や、各省の担っている調査など
▼受けようと思ったきっかけ
現在常駐先では主に運用ディレクターを担当しています。定期キャンペーンや新規製品ページのディレクションをしています。効果数値を読み解いたりする中で、うっすら難しいなと思う部分があったりしたので、統計に取り組むことでより理解が深まる部分もあると思い、取り組んでみました。(統計検定3級が、「会社が受験料を出してくれる対象資格」になっていたという事も大きかったです。)
▼勉強時間
平日30分~1時間×1月半 約20時間ちょっと、すき間時間に少しずつやってました。毎日やればきっと2週間で足ります。
試験時間は60分で、結構ぎりぎりでした。解答に迷った3,4問の見直しと、マークシートの見直しで60分使い切りました。マークシートの見直しで最後の3問マークミスが見つかりました。見直ししていなかったら落ちてました。確認大事。
電卓はたいして使用しません。100均に売っているような簡易的なものを使っている人も結構いました。
統計検定は数学に抵抗がなければ、内容的には簡単な部類だと思います。高校時代に受ければ苦なく合格出来たであろうレベルです。
業務が忙しいタイミングでの受験だったので最後の方はほぼ勉強せずでしたが、一度解き方が身についてしまえば検定で焦ることもありませんでした。資格勉強後は、データの読みどころが少しクリアになった気がしています。
数学に抵抗あってもやりやすいかなーと思います! Let's チャレンジ!