今なお続くWith/Afterコロナ時代において、メドピアではリモートワークの導入やオフィス移転を通じ、オンラインとオフラインを融合させた多様な働き方を模索してきました。
今回の記事では、メドピアの目指すフレキシブルな働き方をさらに進化させるため、2021年12月にスタートした「ロケーションセレクト制度」についてご紹介します!
ロケーションセレクト制度って? 現在メドピアでは、リモートワークを主体にしつつ、必要なシーンで出社を行うというハイブリッドワークを進めています。このスタイルは今後も継続していく予定です。
そんなハイブリッドワークの選択肢の一つとして、 オフィスでも自宅でもない場所を”3rdプレイス”として定め、限定的に就業場所を移して働くことができる という 「ロケーションセレクト制度 シーズナル」 を設けました。3rdプレイスを働く場所に設定することで、"非日常の空間"から刺激を得て、クリエイティブかつ生産性の高い働き方を実現しよう!という想いがこの制度には込められています。
この制度は通勤圏内に留まらず、通勤圏外での業務を認めるものになります。 最長2週間取得、有休との組み合わせも可能 なことから、たとえば実家に帰省、旅行先でワーケーションといったように、より幅のある働き方ができるようになりました。
またロケーションセレクト制度には、育児や介護、看護といったライフステージの変化に応じた働き方を実現する 「ロケーションセレクト制度 ライフステージ」 もあります。(フルリモートワークOK・3か月単位の更新で最長3年まで適用可!)
もちろん、制度は作っただけでは意味を成さず、社員に使われて初めて意味を持ちます。制度発足から約4か月、社員はどのように使っているのでしょうか…??
実際にシーズナルを活用した社員に、インタビューをしてみました。
実際に使ってみた!制度利用者インタビュー お話を伺ったのは、「ロケーションセレクト制度 シーズナル」を実際に利用した、こちらのお二人!
──本日はよろしくお願いします!まず早速ですが、お二人がロケーションセレクト制度を利用しようと思った理由を教えてください。
新関: 私は北海道出身なのですが、最近はなかなか長期で帰省することができませんでした。そんなとき、ちょうどこの制度の案内が来たので、すぐ使おう!と思い至りました。
ティフェン: 私はフランス出身ということもあり、帰省のために利用しました。仕事もありますが、年末年始は帰ろう!と決めていたので、ちょうど良いタイミングで利用できたなと思っています。
──お二人とも帰省で利用されたのですね。どのくらいの期間利用しましたか?
新関: 年末年始の休みと合わせて、2週間ほど帰省しました。営業日にすると、大体9日間くらい制度を利用しました。
ティフェン: 隔離期間もありましたが、有休と組み合わせることで、フランスには2週間ほど滞在していました。
──お二人とも上限いっぱいまで使われたのですね。制度を利用するにあたって、業務の調整やメンバーとの連携にハードルはありましたか?
新関: 申請する前から帰省したいと話していたので、リーダーやメンバーは使うと思っていたみたいです(笑)。 そのため申請に対して全く心理的な抵抗はありませんでした。利用すると決まってからは、出社対応が必要な業務を洗い出して、メンバーにも協力をお願いしました。
ティフェン: 私も人事から「使いますよね?」と言われていたこともあり、ハードルは感じなかったです。メンバーには時差対応に必要な業務調整などでサポートしてもらいました。
──普段のコミュニケーションがあるからこそ成り立つ制度でもありますね。次に、制度を利用してみて良かったなと感じる点を教えてください。
新関: 家族が見ているところで仕事をしたことがなかったので、自分の働き方を家族に分かってもらえたというのは嬉しかったです。業務面では、 オン・オフの切り替えができるようになった と思います。実家の方がしっかり定時を意識して働くことができたかな、、、と。
ティフェン: 時差があったので、フランスでは朝5時に仕事を始めていました。早起き自体も良かったのですが、昼過ぎからの時間を 家族との時間に充てられた ことが特に良かったと思っています。今年100歳になる祖母の誕生日にも立ち会えました。
──今の制度から「ここが改善されればもっと良い制度になる!」と感じた部分があれば教えてください。
新関: 旅行先でも実家でも、どこか行きたい場所がないと制度を使わないと思うので、利用パターンごとのモデルがあるといいなと思います。制度を利用したいと考えたときに、申請するタイミングや手続きにどれくらい時間がかかるかを知る参考にもなると思います。
──旅行のパッケージみたいなものがあると確かにいいですね! 率直なご意見、ありがとうございました!!
今回インタビューに答えていただいたお二人は、いずれも帰省に制度を利用したとのこと。制度を利用したことで、コロナ禍で久しぶりとなった帰省が満喫でき、家族との団らんの時間を糧にモチベーション高く業務にあたっている様子が伺えました。利用にあたって、リーダーやメンバーとの連携にハードルを感じなかったというのは、何だかメドピアらしいなと感じました。
このように、働く場所の選択肢をさらに広げた「ロケーションセレクト制度 シーズナル」は、社員と社員、会社との信頼関係によって成り立つもの。日頃からメンバー間で密にコミュニケーションを取り、モチベーション高く業務に取り組む社員によって構成されたメドピアだからこそ実現した制度と言えます。
※お二人が帰省した際の写真をいただきました! 上:新関さん(北海道) 下:ティフェンさん(フランス) メドピアが目指す働き方とは メドピアではコロナ禍以前から、生産性向上を目的としたハイブリッドワークの一部導入が進んでいました。その後、コロナ禍に直面した2020年2月から原則リモートワークをスタート。昨年6月には「居心地よく、自由に行き交うことのできる場所」という意味を込めた”My Home Town”をコンセプトとして、新オフィスに移転をしました。
※ 新オフィスに関する詳しい記事はこちら
こうした取り組みは 「生産性と居心地の良さを両立させた、フレキシブルな働き方の実現」 という考えに繋がっています。 働く場所 という制約を一部外した「ロケーションセレクト制度」は、この考えの延長線上にできた制度なのです。
まとめ 「リアル」で得られる感覚や刺激を、業務に活かす。
これは、メドピアが「ロケーションセレクト制度」を導入したねらいの一つです。今後もリモート主体の働き方は継続していくからこそ、リアルな感覚を伝え合う機会を大切にしたいという思いが込められています。
メドピアはこれからもオフラインとオンラインを融合させた、生産性高く、フレキシブルな働き方を追い求めていきます。