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こんにちは、株式会社まちいろの工藤です。
今回も【メンバーインタビュー】をお届けします。第2弾は、ワーキングマザーとして子育てをされながら、上流工程からフロントエンド開発・テストまで幅広く活躍している日高のインタビューをお届けします。
ー まちいろに入るまではどんなことをやっていましたか?
学生時代は分子生物学を専攻していて、大学院まで行きました。
その時の夢は農業試験場の研究者になってお花や、野菜、果物などの新品種を開発するのが夢でした。ですが、研究は一人で黙々とすることが多いので、根っからのお喋りな私は向いてないな…と思って研究者になることはやめました。
そこからSIerに就職し、医療システムのSE・社内SEを経験してまちいろに入社しました。
ー まちいろに入社を決めたきっかけはなんですか?
社長に声をかけていただいたのがきっかけで入社しました。声をかけていただいて本当に嬉しかったです。
ですが、それまでは500人規模の会社でしか働いたことがなく、まちいろのような創業半年目の少人数のベンチャー企業が初めてだったので、「ブラック企業ではないだろうか?」「どういう働き方なのか?」「先々は大丈夫だろうか?」と、不安もありました。技術面でもSEではありましたが、PHP・HTML・CSS・JavaScriptは一切触ったことがなかったので、そのあたりも不安でした。
入社してみると、経営管理表等を作ってしっかり管理していてそれを社員にも共有してくれているし、社員全員ほぼ定時上がりというホワイト企業で安心しました。笑
技術面では、研修と実務をほぼ同時にやらせてもらうという今考えると多少スパルタな部分はありましたが、私の性格的にはとても良かったようで、この時期に覚えたことは今でも生きています。
ー まちいろはどういう会社ですか?
よく口を出す会社だと思います。笑
お客様のご要望を伺い、それを実現することを目的として仕事をしているシステム会社が一般的だと思います。まちいろは「本当にそれ必要な機能ですか?」「その先のお客様のためになるんですか?」「なぜそのシステムが必要なのですか?」など、ご要望を素直に聞かないこともあります。笑
お客様とのディスカッションを経ているので、自分たちも納得した上で開発ができています。必要ない・後々使われなくなるような機能をダラダラ開発するのではなく、「生きた機能」を作る会社だと思います。「言う通りに作って!」と言うお客様はいらっしゃらず、「まずはまちいろに相談してみよう」と思って頂けているようで、お客様にも恵まれているなと感じます。
ー まちいろで現在どんな仕事をされていますか?
主にNuxt.jsを用いたフロントエンド開発を行なっています。WordPressでのプロジェクトもありますので、そちらも対応しています。
私はお客様との窓口を兼ねているので、システム要件・仕様をまとめる上流工程から開発・テストまでを行なっています。また、スケジュール管理や他社との調整ごとなども行なっているので、頭を切り替えるのに苦労しています。
ー まちいろで学んだこと、まちいろで働いて自身が変わったことはありますか?
自分の意見を言えるようになったと思います。
大きい会社にいると、なかなか自分の意見をいう機会もないですし、言いづらさを感じることも多くありました。会議中一言も発しない…ということも少なくはありませんでした。
会社の創成期と言うこともあり、自分の想いや今後の会社についてディスカッションする機会も増えました。また、自分の今やっている仕事や悩んでいることはすぐ報告・相談するようになりました。風通しの良い職場ならではだと思います。
ー まちいろでのやりがいを教えてください
「自分が作ったものを自分で使うことができる」ことだと思っています。
ECサイトやフィットネスジムの予約システム、飲食注文アプリなど自分たちが構築したシステム・アプリについて私や私の家族がユーザーとなることができます。今までは、医療システムや社内システムだったのでなかなかこういう経験はできませんでした。作ったものを誰かに教えることができて、さらに人に使ってもらえると言うのは幸せだなと感じます。
ー 仕事をする上で大事にしていることはなんですか?
楽しさを忘れないことかなと思います。
昔勤めていた会社の上司から、「1日の半分近く会社に出て仕事するなら、そこが楽しくないと人生半分楽しくないことになるよ。」と言われたことがあります。その時はただただガムシャラについていくだけの生活だったので、言われたことがピンと来ていなかったのですが、今その時の言葉がすごく実感できています。平日、子供や家族といる時間より長く生活する場なので、楽しくいたいなと思います。
ー 他のまちいろのメンバーの印象を教えてください
陶芸家みたいだなと思う時があります。職人肌気質の人が多いように思います。工藤さん・門田くんは特に、やりとりを聞いているとまさに師匠と弟子というような関係だと思います。工藤さんが門田君に技術を伝承しているのももちろんですが、お互いの得意分野をお互いに聞いて、相互で高め合っているように感じます。
一度作ったシステムでもリファクタリングをかけながらより開発しやすい環境を追求しています。新しい情報に常にアンテナを貼り、すぐにそれを試してみる、実務で忙しいはずなのに勉強会の実施や書籍を購読する…など本当にどこにそんなに時間があるのか不思議でなりません。
みんなそれを楽しそうにされているので、真似できない、すごいなと思っています。
ー まちいろでの思い出深い出来事がありましたら教えてください
まちいろに入社してから現在までに結婚・出産を経験しました。
女性の人生でのビックイベントを2つも今のメンバーと一緒に過ごしたので、思い出深いと言うか…家族くらいの気持ちでいます。会社の制度などについても一緒に考えていただいて、妊娠中の本当に辛い時期は傷病休暇をいただきました。ちなみに出産報告はSlackでした笑
お仕事面では、入社後初めてのECサイト構築は思い入れが深いです。WordPressどころかCMSと言う単語も、ECと言う単語すら知らない状態だったので、とにかくガムシャラでした。色々な人の手を借りながらサイトが完成した時の嬉しさは忘れないと思います。毎回、リリース日はとても幸せな気持ちです。
ー まちいろでこれからやりたいことはなんですか?
地方のお客様、特に地元宮崎や九州のお客様と関わりが持てたらと思っています。
2018年、ありがたいことに沖縄のお客様と一緒にお仕事することができました。物理的に離れているので情報のやりとりなど難しく思う時もありましたが、東京にはない視点や営業方針などを勉強させていただきました。
marchilyや予約システム、ECシステムなどはどんな地域でも楽しく使ってもらえるものだと思っています。色々な地域でまちいろのシステムが楽しく使っていただけたら幸せだなと思います。
ー プライベートな時間はどのように過ごしていますか?
入社前は毎日残業ばかりでした。終電で帰ってご飯も食べずに寝る生活で、体重もかなり減りましたね(笑)土日も電話待機だったので気が休まる時間が少なかったように思います。今はプライベートな時間もしっかり取れています。体重も戻りました(笑)
平日は18時に保育園にお迎えに行って就寝までの短い間しか子供と接しないので、なるべく子供との時間を取れるようにやりくりしています。土日は1週間分の料理を作って、平日は作り置きを組み合わせてゆっくりご飯が食べられるようにしています。時間の使い方には気を使うようになりました。時短勤務や時間単位での看護休暇も頂けて本当にありがたいなと思っています。
ー (次のインタビュー予定の) 門田くんについて教えてください
入社1次面接を担当したのが初対面です。「爽やかだなぁ」というのと、「しっかりしているな」という印象がありました。
デザイナーとしての面接だったのですが、ポートフォリオもきちんとまとめられていて、受け答えも的確だったのでそういう印象を持ちました。「なんでもやってみたい」と面接でおっしゃる方は多いですが、実際にデザイン学校で勉強しながら、コーディングも独学しているという話を聞いて本当に興味の幅が広くて、そこに向かった努力ができる人なんだなと思いました。
入社後、実際にフロントエンド・デザイン・アプリ開発などどんどん新しいことにチャレンジして行くのを見てとても刺激を受けています。初めは私が教えることも多かったのですが、今では教わることが多く、「門田先生」と呼ばせていただいています。