こんにちは!仙台スタッフ(現リヴァトレ市ヶ谷で勤務中)の小松です。
仙台センターメンバーが新しく決まりました。
一緒に仙台を立ち上げてくれるのは・・・現御茶ノ水スタッフの関口です!
新しく仙台メンバーに加わったということで、自己紹介を兼ねてインタビューを実施しました。全2部構成となっております!是非ご覧ください。
小松:簡単に自己紹介をお願いします
関口:私は学校を卒業して、東京で初めて就職をして仕事をしていました。その後に全く縁もゆかりもない新潟に転職をして、そこからさらに転職をしてリヴァ入社を機に東京に戻ってきました。会社としてはここが3社目ですね。
小松:新潟には何をしに行かれたんですか?
関口:東京で3.11を経験して、それを機にいろいろ悩んでいるうちに「この会社で自分はどこまでやっていくのかなー」とか「別に東京で仕事をしなくてもいいんじゃないかな」という想いが出てきて、たまたま見つけた、NPO法人が主導していた「20代若手の地方プロジェクト」に応募して、新潟に行きました。
小松:結構フットワークが軽く、アクティブなんですね!その会社では何をされていたのですか?
関口:地域密着の学校給食の会社でしたが、プロジェクトの内容としては社長のやりたいと思っている新規事業やサービスを、形にしていくような仕事をしていました。社長が既存事業で忙しくて取り組めないこともあり、手伝いをする片腕の募集だったんですよ。
小松:新潟にはしばらく滞在していたんですか?
関口:プロジェクトで派遣されていたので、任期は数か月だったんですが、満了時に「まだやりたい!」と思い、派遣先の社長に直談判して、仕事を継続させてもらっていました。そこからはフリーランスのような形での、働き方をちょっとだけ体験しました。「個人事業主ってこんな感じなんだ」と思いながら働いてましたね。
小松:ゆかりない土地に飛び込み、社長の右腕として仕事してきた、関口さんのガッツが凄いです!
関口:笑
小松:その後東京に戻られてきたということですが、リヴァには何故入社したのですか?
関口:直感です(笑)。その当時、転職サイトにリヴァが求人を載せていたんですが、それがなんとなく気になって。この会社のことをもっと知るには、応募しないと話を聞けないや、って思って期限ギリギリになって応募したんです。面接が3回あったんですけど「私、この人たちとだったら仕事してるイメージがつく」っていう感覚がして。元々、どんな業界、どんな仕事にこだわりがなくて、1社目も2社目も人で選んできたところはあります。そこは、前から変わってないかもしれない。あとは、「自分らしく」ってワードに惹かれましたね
小松:そうだったんですね。思い返せば、私もリヴァに応募したのは「直感」な気がします笑 「自分らしく」ってワードが響きますよね。入社してこれまでやってきたことは何ですか?
関口:2015年に入社して配属されたのが高田馬場センターで、復職支援を主にやってきました。2017年10月に御茶ノ水センターに異動になりましたが、メイン業務は変わらず。あとは、イキカタサガシ※のプロジェクト運営には携わってきました。 ※イキカタサガシ:リヴァトレで実施される地方での生活体験プログラム
小松:入社されてからずっと復職支援がメインだったんですね。どんなことを大切に支援をしてきましたか?
関口:私の中では「手放していくこと」が大切だと思っていますね。私がいないと成り立たない状況作ってしまうのは、その方の為の支援じゃないなって思うんです。リヴァを利用する方達には「ここは通過点ですよ」「居場所じゃないですよ」って伝えているので、最終的には、その方自身で何でもできるようになる為に、あまり手を出し過ぎないことは、意識しています。
小松:復職支援で難しいと感じることはなんですか?
関口:そうですね。良く言われるんですけど「スピード感」ですかね。復職の方だと3~6か月で退所する方が多く、企業から期限を設けられている方もいらして、短期間でどれだけ本人が復帰できる状況になるかは結構大事なことだし、期間との兼ね合いは難しいと感じます。
小松:そうなんですね。その中でのやりがいは何ですか?
関口:「復帰がきまりました!」と報告を受けるのも嬉しいですが、復帰後の定着支援で連絡したときに「順調にやってます」と返していただけるのがとても嬉しくてやりがいですね。後は、復帰後に困ったことがあった時に、相談にきてくれることは、ありがたいなと思います。
小松:利用者さんが元気になってくれる姿は嬉しいですよね!僕もそこから元気をもらってますね。 先ほど、「手放すことを大切にしている」とおっしゃていましたが、頼られること自体はやりがいですかね?
関口:そこが難しいところなんですよね笑 きっと私たちが知らないだけで、再休職してる方っていると思うんですよ。その方たち全員がまた声を掛けてきてくれる訳はないんですよね。さらにその中でも「リヴァで頑張ったのに」「お世話になったのに」って悩んでる方が一定数いると思うんですよね…そこでまた私に、声を掛けてくれたりコンタクトをとってきてくれると嬉しいですし、「何とか力になりたい!」って思いますね、やりがいです。
小松:頼ってきても欲しいですけど、難しいところですね…ただ、感じていることは関口さんの優しさが溢れ出てますね!
小松:再就職支援の難しさ、やりがいはなんですか?
関口:担当の一部の利用者さんで再就職希望の方がいらっしゃるのですが、再就職希望の人は休職者のように期限があるわけではないので、利用期間に余裕が持てるケースが比較的多いように感じます。だからこそ、自分の軸をしっかり持っておかないと、後に先延ばしにできちゃうってのは本人も支援者としても難しいところだなと思いますね。目先のことに追われず未来のありたい像、自分はどうありたいかを、時間をかけて一緒に考えていけるところは面白さもあり、やりがいですね。
小松:仙台センターではどのような支援をしていきたいですか?
関口:社会に復帰していく方は、実際の職場で働いている他の人と比較してしまい、自分を責めやすい傾向にあるんですよね。でも大事なのは「自分がどれだけありたい像に向かっているか」なので、周りと比べるんじゃなくて、「ちょっとでも進めた、できたことがあったと以前の自分と比較しようね」という話は常に大事にしていますし、仙台でも伝えていけたらと思っています。
退所後にも自分で未来地図(自分のありたい像を記したもの)を見て、進捗を確認できるくらいになってくれたらよいなと思います。
小松:就職・再就職がゴールとは限らないですし、自分らしく生きるために、自分を見失わないためにも大切なことですよね。
今回のインタビューはここまでです。次回が後編となっておりますので、よろしくお願いします!