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“新しい教育づくり”をテーマに地域、企業、そして日本の底力を上げていく矜持と情熱

「世界を変える力を、すべての人に。」をスローガンに独自の教育理論とテクノロジーで次世代の学びと活躍を最大化する社会変革カンパニー、ライフイズテック。現在当社には自治体とタッグを組んでさまざまな学びの機会創造に取り組むコンサルタント出身者、そして官僚出身者が多数活躍しています。今回はその中から5名のメンバーに集まってもらい、それぞれのスキルセットが現場でどう活かされているのかを中心に対談していただきました。

【インタビューメンバー:画像左から】
事業開発事業部 ビジネスプランニンググループ マネジャー 寺島陵太
大学卒業後、広告業界で営業として9年間のキャリアを積む。その後、国土交通省に入省。自動車局から航空局、不動産、交通系の予算まで携わる。2024年、ライフイズテック入社。主に山梨県DX人材育成エコシステム創出事業[※1]における中学生の体験会や大学生DX人材を育成するプログラムの実施を通した県内発型のDX人材育成の仕組み作りに取り組む。

事業開発事業部 官公庁グループ 三木仁史
大学卒業後、文部科学省に入省。14年間のキャリアで幼児から社会人まで全ての世代における教育関連業務に携わる。2022年、ライフイズテックに入社。主に教育委員会との連携を深めながら予算および事業づくりを支援している。また国のデジタル人材育成推進の一環であるDXハイスクール[※2]という事業にも参画中。

事業開発事業部 ビジネスプランニンググループ マネジャー 木村太亮
大学院卒業後、大手コンサルティングファームに14年間在籍し、大規模審査事業構築・運営プロジェクトにおける業務構築、改革推進等の支援を担当。社会課題解決に関係した省庁の各種事業のPMや、M&Aアドバイザーとしてビジネスデューデリジェンスに携わる。2023年、ライフイズテック入社。事業開発事業部の翌期事業計画の策定や、ライフイズテックレッスンのセールス・カスタマーサクセスのプランニング・実行管理、学校現場への納品対応を中心に、事業全体の計画策定から実行管理、そして評価検証を通じた課題抽出および改善検討まで、幅広く担当。

事業開発事業部 官公庁グループ マネジャー 鈴木智之
大学卒業後、国土交通省に入省。港湾から航空、道路、河川、統計調査、災害対応、秘書官業務まで幅広い業務を歴任。2021年、ライフイズテックに入社。全国の都道府県の教育委員会に向けて教材導入における支援を担当。教材の必要性啓蒙から予算確保、現場でのコミュニケーションに至るまで広範囲にわたってマネジメントしている。

事業開発事業部 公民事業共創グループ 部長 坪井祥太
大学卒業後、大手重工業メーカーに就職。アジア各国に電力を届ける国家プロジェクトに携わる。その後、外資系コンサルティングファームに入社。ユーザー起点の新規事業立ち上げを経験。2024年、ライフイズテックに入社。公民共創による新規事業開発や、ソーシャルインパクトをもたらすデジタルイノベーター育成のエコシステム創り等を手掛けている。

[※1]山梨県内の中高生から大学生まで幅広く、DX人材の育成を行うと共に、育成された大学生DX人材が山梨県内の中小企業の課題解決を担う仕組みづくりも目指す事業
https://preview.studio.site/live/ogO0lpb5O2#dxleaders

[※2]高校段階におけるデジタル等成長分野を支える人材育成の強化を目的に、さまざまなカリキュラムの実施やICTを活用した分離横断的な探求的な学びを強化する学校に対する支援
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/shinkou/shinko/mext_02975.html

自分自身が本当に社会を変えるという体験

──まずはじめにみなさんがライフイズテックに転職を決意したその理由や背景をお聞かせ願えますか?

木村:コンサルティングファームでの仕事は実に刺激的で面白かったのですが、課題として感じていたのが人材の流動性の高さ。同じチームでずっとやれないことに歯がゆさを感じていたんです。継続して伸ばしていける事業で同じ志を持つ仲間たちとともに高い価値を作っていきたい。そんな思いを胸に転職を決意しました。

坪井:私もコンサルファームの仕事はすごく面白いと感じていたのですが、どこまでいっても黒子としてのご支援という形ではあると思います。どんなに斬新だったり課題解決に直結するプランを描いても、最終的にはクライアント様の意思決定になる。自分自身が自らの手で社会を変えていける事に向き合いたいと思うようになりました。

木村:私がライフイズテックを選んだ理由は事業そのものの魅力です。坪井さんのご経歴とも共通しますが、これまで社会課題というキーワードに向き合ってきました。教育は儲からないという不文律もあり、なかなか目を向けない人が多い業界です。しかしその一方で教育を伸ばしていくことはこれからの日本をつくる上で社会全体が抱える大きなイシューでもあり、ライフイズテックはこのイシューに真正面から向き合っていると感じました。ここに惹かれて入社を決めました。

坪井:私の場合、子どもが成人したときに自分の意思をもって職業選択をしたり仕事をつくっていける人材になってほしいという思いを持っていました。でも現状はなかなかそういった機会に恵まれているとはいい難い。本来ならもっと若いうちから社会課題に触れられる機会があるべきではないかと考えて、ライフイズテックの門を叩きました。木村さんがおっしゃる通り、私も社会課題解決にキャリアの軸足を置いていたことが現職を選んだ理由といえますね。

──ありがとうございます。官僚ご出身のみなさんはいかがですか?

鈴木:いままさに社会課題という言葉が出てきましたが、私も同じです。省庁は役職が上がるにつれ国会周りの業務が増えていきます。つまり現場に向き合う時間がどんどん削られていくんですね。そのタイミングで自分が国交省に入省した原点に立ち返ると、社会課題の解決だった。世の中にはこんなに社会課題があふれているのだから、それに直接関われる仕事はないかと考えはじめたのが転職のきっかけです。


三木:現場との接点の重要性は私も文科省時代に強く感じていました。さきほども少し話しましたが大学や高校の先生方とのやり取りを通じて、制度づくりによって解決できることはあっても現場自体が変わらないことには教育を進化させるのは難しい、と痛感したんです。そこで、行政でできることは身についたので、次は民間や現場に近いところでできることを探しにいこうと。そこに自分の時間を使って知識や経験を重ねれば、より社会貢献できる力がつくのではないかという狙いがありました。

寺島:鈴木さんの話に強くうなづかされているんですが(笑)、省庁ってよくも悪くも将来の姿がはっきりと見えすぎてしまうところがあるんですね。ここから先のポストやポジション、あるいはどのようなミッションが与えられるのかが明確。それを見ていて役所の仕事は課長や課長補佐のレイヤーがいちばん面白いんだな、と感じていました。それはそれで良いことではあるのですが、現場からは離れていってしまうとも感じました。もともと私自身、現場が好きだというタイプでしたし。

──文科省の三木さんはともかく、鈴木さんや寺島さんはなぜライフイズテックを?

寺島:もともと教育には興味があったのですが、さっき木村さんがおっしゃったように教育業界はお金になりにくいイメージがありました。ただ昨今のDXやEdTechの流れを見ていると、もしかすると、と思って調べ始めたところでライフイズテックと出会ったんです。さらに深堀りすると、予想を遥かに超えて面白そうな状況であるとわかった。この先10年で教育はガラッと変わると感じて、その流れの一部を担いたい、と強く思ったんです。

鈴木:私の場合、きっかけは子どもでした。いま中2なのですが、あと10年もしないうちに成人することになります。さっきの坪井さんの話ではないのですが、彼が職業選択をするときに仕事を楽しんでいる自分を見せたくて。国交省も十分手応えのある仕事ではありましたが、それ以上に面白いフィールドがあるんじゃないかと思ったんです。そこで調べた結果、教育という大きな社会課題に向き合っているライフイズテックのことを知りました。

活躍の場を変えても本質的な能力は共通する

──ライフイズテックでは官僚出身、あるいはコンサル出身の方が入社後早期に活躍されていると聞きます。その理由はどのあたりにあると思われますか?

鈴木:都道府県の教育委員会で予算要求することや教材を導入する上での足場固めは官僚時代にずっとやってきたことでもありますから、比較的スムーズに成果が出せているのではないでしょうか。国と県でフィールドこそ違いますが仕組み自体一緒ですので。特に私の部署には官僚出身者が多く在籍していますが、特殊な予算編成の仕組みを理解しつつ年間を通じてどう動いていくかについて解像度の高い状態で入社してくるので、先回りしたアクションやかゆいところに手が届く資料を用意できる。それが結果として予算確保の実績につながっているんじゃないかと思います。

あと教育委員会には現場の先生が入ってこられるのですが、急に予算要求とか言われても仕組み自体をご存じないことがほとんどなんですよね。そこを私たちが知見を持ってご支援することで信頼を獲得できるという面もあります。

三木:私の場合、文科省出身であることが非常に大きくプラスに働いています。14年間もの間、幼稚園から大学、社会人に至るまで教育に携わってきたことは現場の方々からの信頼度の面でかなりアドバンテージがあるなと。また肩書きだけでなく、文科省での話や国の方向性など教育の政策の流れを踏まえてさまざまな取り組みの話ができるので、先生方の頭の中でわかりやすく納得感も得ていただけるようです。本来は入社してすぐに話ができないような上のクラスの人ともコミュニケーションが取れることもメリットのひとつといえます。


──なるほど、それは大きいアドバンテージですね!寺島さんはいかがですか?

寺島:ライフイズテックに入社してすぐに流れに乗れたのは、官僚時代に1年から2年でどんどん持ち場が変わっていった経験があるからだと思っています。国交省って部署ごとで分野が全然異なるので鈴木さんが言っていた通り毎年転職しているような世界なんです。それでいて配属間もなく議員さんの前で説明する場に起用されることもしばしば(笑)。だから業務のポイントをすぐにキャッチアップして、自分の中にある程度落とし込んだ上で動くことが習慣化されているんですよね。

木村:コンサルタントは基本的にプロジェクト単位で仕事をします。提案から納品まで適切なメンバーを組んで、多数の利害関係者がいる中でプロジェクトを進めていきます。業界は固定だったとしても内容によってはまったく異なる利害関係に向き合うこともあります。その中で数多くの調整をこなしてきた点はコンサルも官僚も同じかもしれません。その経験値をベースに、個々人のスキルやテーマ、業界への知見や解像度の高さが上乗せされることが早期戦力化につながっていると思います。

平たく言うとプロジェクト経験の蓄積により、いろんなテーマや粒感に対応できる能力があるところがコンサルティングファーム出身者の特徴です。そしてこの特徴は活躍の場を変えても活かせるのではないでしょうか。

坪井:そう思いますね。プロジェクト耐性もそうだし、課題に向き合って論点を抽出し、仮説を組み立てた上で事業を作ることに慣れていますからね。それが仕事でしたし。

あとプロジェクトは長く続けば3年ぐらいのものもありますが数ヵ月単位のものもあり、そこに入り込み提案して動かす経験はプラスに働いているかもしれません。とにかく短期間でアウトプットを出して成果につなげる思考と行動ですね。この能力はしっかりと養われたと思います。提案したら2週間でディールを決めるというルールがあったぐらいですから、マインドセットができているんです。


コンサルの推進力、官僚の奥深さ

──官僚出身の方から見たコンサル出身者の「ここがすごい」を教えてください。またその逆もお願いします

三木:坪井さんが入社してまだ日が浅いタイミングで神戸にご一緒したのですが、いきなり局長さんを相手に提案されていて。しかも事前の下調べも完璧でキャッチアップする力も想像を遥かに超えてすごい。さらにそれを絵に落とし込む精緻さ、ここを動かせばいいだろうという見通しに至るまで、ものすごく精度が高かったんです。本当に入社間もないのか、この人…という衝撃から坪井さんの印象はスタートしています(笑)。

鈴木:私も同じ印象です。スピード感と前に進めていく実行力が桁違いで、官僚出身の我々が弱点としているところがまさにストロングポイントだったりします。どうしても私たちは守りの仕事が中心で、いかに抜け目なく、じっくり腰を据えてやるかが大事でした。でもコンサル出身の方はみんなその真逆で、物事をどんどん前に転がしていくところにすごみを感じています。その中でも坪井さんの推進力はピカイチだなと。

坪井:反対に私から見るとお二人に共通している点でなかなか真似できないのが「深さ」です。かなり奥深いところで仕事を動かしているな、といつも驚嘆しています。どうしても私には知識が足りない面があるので、背景のロジックやファクトを完璧に押さえた深みのある提案になりにくいんです。おふたりは知識も経験もきちっと積み上げてきていて、言葉ひとつ一つが重いし深い。だからこそ人が動くし、数字も動くんだと思います。

個別の魅力をお伝えすると三木さんは周りの誰からも愛されるお人柄の持ち主。フットワークが軽くて情熱がある。一緒に働きたくなるタイプです。鈴木さんはそこに加えてクレバーさが光っています。丁寧な仕事の進め方の裏側に考え抜かれた思考プロセスが表出していていつも尊敬しています。

三木:ありがとうございます。しかし照れますね(笑)。

鈴木:官僚経験を振り返ると過去の経緯や歴史が仕事上でとても重要になるんですね。たとえば空港の仕事では建設経緯のところまで資料を読み返す必要がある。その過程で昭和の高度成長期には何があったのか、背景まで全部わかっていないと現場の人や地元の方々は話すら聞いてくれないこともあるんです。こうした仕事を通じて深掘りするスタイルが身についたんだと思います。

──寺島さんから見た木村さんはいかがですか?また木村さんの寺島さん評も聞きたいです

寺島:木村さんとはまだそれほどたくさんの接点を設けられてはいないのですが、それでも戦略を上流で組み立てられているのを見ると相当緻密に考え抜かれていると感じます。一枚の戦略シートからもデータやファクトベースで作り込まれていることが伝わってきます。

いま僕は山梨県のプロジェクトを担当しているのですが、当初の企画から受注、立ち上げまで携わっていたのが木村さんでした。それで、いまだに県のご担当者様から「木村さんお元気ですか?」って聞かれるんです。その方から木村さんとの二人三脚で案件獲得に行った話やプロジェクト立ち上げ時の話を聞くたびに、同じ方向を向いた仲間として認められるような仕事ぶりだったんだな、と思います。

木村:県のご担当者様からそんなふうに言ってもらえるのは冥利に尽きます。山梨県の取り組みって幅が広いんですよ。中学生から大学生、中小企業、さらには地域の経済団体まで連携する間口の広い総合提案。その中でひとつずつきちんと仕上げて展開していこうという当社の戦略に正面から取り組んでいるのが寺島さんです。それに加えて新しいプロダクトのリリースにも関わる実証事業も堅実に進めてくださっています。

どちらも毛色は違えど利害関係者がすごく多い中で上手くマネジメントしつつ、企業のもとに足を運んで下地づくりをひとつひとつ丁寧に仕上げていく。お言葉を返すようですが緻密でなかなか真似ができないことだと認識しています。

加えて広告の経験もお持ちなので社内外問わず情報発信が大変上手い。事業ってやっただけでなく成果を世界に広く展開することが実は大切で。そもそもの取り組みのプレゼンスを上げることにも、より良い社会資産をつくることにもつながるんですが、寺島さんはこの部分でも存分にスペシャリティを発揮してくれています。

社会課題に手触り感を持って向き合える素晴らしさ

──いま官公庁やコンサルファームからライフイズテックに転職することの魅力って何でしょうか?

木村:ライフイズテックは、新しい教育をつくることをテーマに事業を展開しています。中高生をはじめとする若者や人材の可能性を最大限に引き出すという想いを根幹に、新たな教育づくりまで踏み込んでいる会社は多くはないと思います。

こうした挑戦が、日本全体の底力を引き上げ、企業の競争力向上にもつながると考えています。社会課題に対して単なる提言にとどまらず、実行に移す企業で働けることは大きな魅力です。大きなテーマに取り組み、変革を生み出すことに魅力を感じる方にはすごく適した環境だと思います。

鈴木:そうですね。いま官僚として活躍されている方にいちばんお伝えしたいのは、普段の現場で計画をつくりたいとか、もっとこういう仕事をやりたいと思っていても目の前の仕事に追われて実行できないことってありますよね。それがすぐにできる。その上、自分の考えを発信して実施できる環境まで整っています。

私たちのチームではいま、特に直近の向こう3年間をどう作っていくかに注力しています。県の教育委員会さんとお仕事をしながら新しい世界をどのように作るかというVisionを策定している最中。これからジョインしてくれる方にはそこにどんどんやりたいことを当ててほしいと思います。

そして官僚経験者は異動が多い。計画をつくるとなっても計画だけで異動、というケースは日常茶飯事です。計画をつくって実行できるところまでが仕事の醍醐味なのに、もったいないと常々思っていました。ライフイズテックなら計画から実施まで携わることができます。

寺島:法改正する人と運用する人が別々ということが往々にして起こっていましたよね。こうなるとお互い歯がゆいんですよ。計画だけでなく、また運用だけでもなく、それらをちゃんと両方できるのは官僚出身者には大きなベネフィットだと思います。

三木:文科省も同じで1年~2年で異動でしたね。私の場合は法改正と計画づくりばかりだったので、ライフイズテックの運用までしっかりやりきれる環境は新鮮でした。役所出身の人ってもともと社会貢献欲求が高い方が多いんです。だから当社の人材育成を通じて社会課題を解決していこう、という事業内容は多くの人にフィットすると思います。

行政でやっていたことをもっと解像度高く、目の前のこととして仕上げていけるのはライフイズテックのいいところでもあります。役所で仕事をやっていて、もう一歩踏み込みたい人には最適な会社だといえるでしょう。

寺島:官僚経験者にとって計画と運用の最後までやれるということと、仕事の本質に迫りつつもう一歩踏み込めるという新しい経験が積めるわけですね。

坪井:コンサルティングファームにも社会に自分を役立てたいという想いを持って入社してくる人が多いんと思います。その思いを満たせることと、また、教育はいろんな産業と接続できる領域なので過去のどのような経験も必ず活かせることが何よりの魅力だと思っています。

自分は教育にこれまで関わってなかったからなんて、新しい教育をつくる上では関係ありません。またライフプランのタイミングとして子どもが生まれたり、成長過程という方もいると思います。子どもを通じて教育への見方や捉え方が変わってくるケースは少なくないと思います。これを機にチャレンジするのもいいんじゃないでしょうか。

加えてなにより時流ですよね。寺島さんも言ってましたが、DXやAIの進化が社会構造を大きく変えつつある。教育の分野もその波に乗っています。大きな案件も次々に生まれてきそうですし、何かやれそうな機運があります。そんなチャレンジングな土壌で、自分が当事者となって社会にインパクトを与えられるのはいまかもしれません。

三木:実際に予算も取りやすくなってきていますよ。各自治体の予算の大項目、重点項目にDXが入ってきていますし、DXハイスクールをはじめ教育業界をみんなでサポートしていこうという機運があります。社会の追い風も含めてチャンスですよね。

鈴木:その上、教育の分野ではそろそろ第一想起されてもおかしくないポジションに来ています。ずっと高校の中でプログラミング教育をやってきたおかげだと思いますが、うちがやりたいといえば反応してくれるぐらいの関係値はできてきたなと実感していて。ブランド力があり、単なる教材以外にもいろいろと提案しやすくなってきています。

唯一の課題がリソースですね。それこそ全国の都道府県、各自治体から受けきれないほどのご相談やお仕事をいただいているので、納品体制含めて組織を強化していかなければなりません。ぜひ、今回の対談に興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡いただけますと幸いです。


──本日はありがとうございました!


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