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開発組織の取り組み Report#003

こんにちは、LegalOn Technologies採用担当の松本です!
開発組織の取り組み第3弾は、3月に当社のリサーチエンジニアが登壇した「DEIM2023」、「NLP2023」のイベントレポートをお送りします。
今回約3年ぶりにオフラインでの開催が叶った両イベント。当日の現地参加の様子などもお伝えしますので、ぜひご覧ください!

DEIM2023

第15回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム

DEIMは日本データベース学会が主催する、データ工学と情報マネジメントに関する研究発表を行うための学会で、2023年は3/5~3/9までの5日間にわたり、オフライン&オンラインのハイブリッドで開催されました。
LegalOn Technologiesは2021年より本フォーラムに協賛しており、今年もリサーチエンジニア3名が参加!

大会2日目のオンラインセッションでは、当社のリサーチチームから神田が登壇し「高速な形態素解析器Vibratoの紹介」という演題で技術報告を行いました。

▼当日の技術報告詳細

[DEIM2023] 高速な形態素解析器Vibratoの紹介

4日目と5日目には岐阜のオフライン会場にて、チュートリアルやネットワーキング、インタラクティブセッションが行われ、当日の会場は数百人を超える来場者で賑わいました。

チュートリアルセッションはオンラインと同様の内容で実施されましたが、対面ということでWeb上では味わえない、聴衆のリアクションを含めた活気ある雰囲気が生まれていました。
各企業ブースでのポスター発表やQ&Aセッションでも、参加者同士のコミュニケーションから新たな発見が生まれたり、より踏み込んだ議論が展開されたりと、オフラインならではの良さを実感する場面がたくさんありました。

当社が出展した企業ブースにも、多くの方が足を運んでくださいました!

ブースを訪れてくださった皆様には、当社プロダクト『LegalForce』のデモ画面をお見せして、プロダクトの機能や開発に用いるコアな技術に触れて頂きました。
他にも、ポスターで契約書の実例をお見せしながら「契約リスクとなり得る表記がどこに記載されているのか?」をクイズ形式で出題しました。
普段は「法務」との関わりがあまりなく、契約業務の課題感がイメージしづらいという方にも、実際のプロダクトや契約書を読み解く難しさに触れて頂く事で、当社の事業領域やミッションについても理解を深めて頂けたのは、貴重な機会でした。

今回のイベントを通じて、最新の技術動向を学び、多くの学生さんや研究職の方々と交流することができました。
中でも印象的だったのは、学生起業を経験された方から「もっと早くこういう製品に出会えていたら良かった」と言っていただけたこと。
そのような価値あるプロダクトを生み出せていることに自信をもって、今後もより多くの人に価値を届けていけるよう、挑戦し続けていきたいですね!

参加者の声

神田
DEIMは久しぶりのオフラインでの開催でしたが、昔と変わらずDEIMの熱気や和気あいあいとした雰囲気が感じられました。ありがたいことにブースも大盛況で、多くの方に製品や技術報告の内容に興味をもっていただけていることが実感できて、モチベーションにも繋がる非常に良い体験でした。
後藤
久しぶりにオンサイトイベントに参加しました。チュートリアルは立ち見が出るほど盛況で、ポスターセッションでも活発にコミュニケーションが行われていました。コロナで停滞していたコミュニティ活動が戻ってきた実感ができ、とてもうれしく思います。

NLP2023

言語処理学会第29回年次大会

NLPは自然言語処理の分野における国内最大規模の学術イベントです。
今年は3/13~3/17の5日間にわたり、こちらもオフライン&オンラインのハイブリッド開催で、会場のロケーションは沖縄でした。なんと総参加者数は過去最高の1800名越えと、こちらもかなりの盛り上がりを見せていました!

当社からも2名のリサーチエンジニアが参加し、以下の2つのテーマで研究発表を行いました。

▼当日の研究発表詳細

CRFに基づく形態素解析器のスコア計算の分割によるモデルサイズと解析速度の調整

最小コスト法に基づく形態素解析におけるCPUキャッシュの効率化

特に言語処理の分野で形態素解析の開発やIMEに携わっている方々にもご聴講いただき、自社の研究成果が認知されていることを改めて実感できたことは、今後の研究へのモチベーションにも繋がりますね。

大会運営も非常に素晴らしく、学会にいながら沖縄の文化も楽しめるような、様々な工夫が凝らされた学会でした!

NLPへの協賛も今年で3年目となりましたが、現在の「LegalOn Technologies」へ社名を変更してからは初めての参加でした(旧社名:「LegalForce」)。
会場でお会いした沢山の方々に改めてご挨拶ができ、新しい社名を覚えていただけたことは、今回のイベントの中でも一つ大きな収穫だったかもしれません!

今回イベントに参加したリサーチエンジニアが所属する、”LegalOn Technologies Research”チームでは、製品サービスを支える機械学習および自然言語処理技術をベースとした要素技術の研究を日々行っています。
以下の様な技術情報の発信も行っておりますので、ご興味がある方はぜひ併せてご覧ください。

▼テックブログはこちら!
LegalOn Technologies Engineering Blog


研究業績の詳細はこちら!
LegalOn Technologies Research 研究業績リスト

今後も開発組織の取り組みを紹介していければと思いますので、ぜひお楽しみに!

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