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会社も学生も幸せになれるような組織への挑戦――インターン生でありながら人事を務める金重さん

今回登場するのは、インターン生の人事責任者をしている金重幸人(かねしげ・ゆきと)さん。金重さんが、POLにインターン生としてジョインしたのは2017年の夏のこと。現在は、インターン生でありながら、全国各地のインターン生50人を取りまとめる人事として活躍しています。今回は、そんな金重さんにPOLでインターンをする魅力などについてお伺いしました。

研究者の未来を照らす事業の面白さ、より高みを目指せる環境に魅かれて

ーーPOLでインターンを始めたのはなぜですか?

きっかけは2歳上の先輩が、POLでインターン生として働いていることをFacebookにアップしていたこと。一度話を聞いてみたところ、求めていた会社と近いなと思ったんです。中でも2つ興味を惹かれた理由があって。

1つ目は、事業そのものに興味があったから。もともと自然の法則を解き明かす研究者という職業に興味があったため、POLの研究者にスポットを当てた珍しい事業に社会的意義を感じました。

2つ目が、成長できそうな環境だと感じたからです。というのも、インターンを始める前は、約80名が所属しているNPO法人を率いていたんですが、統括する立場だったということもあって、関わる多くのメンバーの成功や成長のために、組織外に出て自身を高められる環境を求めていました。

POLにジョインするきっかけになったのは、経営ミーティングへの参加でした。その場で見た取締役の吉田さんの本質的なレビューに驚きました。「魚を与えるのではなく、釣竿を与えなさい」という格言がありますが、まさに単なる方法論ではなく、必要な考え方や意識というより汎用性の高いアドバイスで、次々に的を捉えられたように突き刺さったんです。それでPOLにジョインすることにしました。

「仕事が楽しい」だけでは物足りない。だから、トライアンドエラーを繰り返した

ーーインターン生として、最初はどのような仕事をしていましたか?

最初は、大学の研究室に所属している理系院生訪問して対面でLabBase (ラボベース)を案内する業務(UT)をしていました。関西圏の大学を担当していたのですが、いろいろな方とお話する中で、自分が知らなかった技術が社会の至るところで活用されてることを知り楽しかったですね。ただ、仕事に慣れると同時に、もっと自分を成長させたいと思うように…。。だから、自分で成長できる環境を作ろうと努力しました。

その時のエピソードは、金重成長マインドTED をご覧ください。


ーーどのような努力をしたんですか?

自分の中で高めの目標を設定したんです。同時に複数の研究室を訪問する方法で、その結果これまでの1日の最高登録人数の倍以上の26人に登録してもらうことができました。「自分で目標を高め、試行錯誤 を繰り返すことで仕事は面白くなる」ことを学びましたね。その後も関西関東の20大学500人以上の理系院生と話し、多くの理系院生から「3年早く来て欲しかった」「ありがとう」「また来てね」など、感謝の言葉をもらえるようになったのが何より嬉しかったです。

組織の課題を目の当たりにし、学生インターンを取りまとめる人事へと転身

ーーそこから学生インターンを取りまとめる立場になったのはなぜですか?

POLには、半年に1度全国各地のインターン生を東京に集めて、事業課題や組織課題に対して戦略を立案し、筋がいい戦略は実際に実行に移す「全国合宿」というイベントがあります。第2回全国合宿でPOLの組織課題が複数浮き上がったのですが、取りまとめる責任者もいない状況でした。それで、「僕がやります」と手を挙げたんです。


ーー未経験でしかも学生で人事と聞くと、大変そうなイメージですが…

大変でしたね…社員にも人事がいなかったので教えてくれる人もいなかったですし、何から始めたらいいのかすら分かりませんでした。それでも、まずは採用からだろうと心で決めて、とにかく動きました。採用が軌道に乗りそうな兆しが見えてからは、同時並行で、育成・評価・報酬体系などの仕組みをゼロから作っていきました。ただこれは難易度が高いですし、今でも頭を悩ませてますね。

ただ魅力を感じ覚悟を持ってジョインしてくれた仲間が成長し、充実感を持って働いていたり事業成果に貢献していることを見ると、言い表せないほどの嬉しさがこみあげてきます。

ーーそれにしても月に15人も採用って、すごいですね!

そうですね。一方で、多くの新しい学生メンバーが増えたことで、課題も多く出てきました。進路など様々な理由で途中でインターンを卒業するメンバーもいたため、その時は淋しさや無念がありましたね。改善点は真摯に受け止めて組織がより良くなるよう、ほぼ毎週、全社戦略会議に組織戦略の議題を持ち込んでました。

進路など様々な理由で途中でインターンを卒業するメンバーもいたため、その時は淋しさや無念がありましたね。改善点は真摯に受け止めて組織がより良くなるよう、ほぼ毎週、全社戦略会議に組織戦略の議題を持ち込んでました。
今でこそ目に見える形で良い組織状態になってますが、その時期は笑えないくらいまさに組織の谷でした。しかしこの経験から個人として、組織として多くの反省と学びを得ました。どのように回復したかという話も、ぜひ別の機会で話したいですね。

会社全体を盛り上げ、学生には成長機会を与える―― 双方を幸せにしたい

ーー今後、人事としての目標はありますか?

人事固有の目標という訳ではないんですが、、POLという会社を盛り上げ、事業として推進することでユーザーを喜ばせていきたいですね。それと同時にメンバーが成長し、楽しさや幸せを感じながら働いてくれたら最高です。

ーーなるほど。メンバーに幸せを感じてもらえるように意識されていることはありますか?

インターン生に幸せを感じてもらうような組織にするために、3つのことを考えています。

まず、「ユーザーを喜ばせる体験」です。
実は最近大きな意思決定をしました。僕たちは対面でユーザーと会って話す活動をとても大事にしてるんですが、その場で追う目標を従来の登録数から、”ファン数”に変えたんです。目の前のユーザーを喜ばせたいという想いを込めたこの目標を追うことで、メンバーにとってもユーザーへの価値を実感する機会が多くなりました。

次に、「成長を感じる体験」
インターンメンバーのジョインする動機の1つに、自己成長があります。POLは1人ひとりの成長が会社の成長に繋がると考えて、そのために必要な情報は全て開示しています。POLにジョインしてみて驚きましたが、SlackとGoogle Driveで社内のプライバシー情報以外の資料を全て見ることができます。こうした情報開示がされてる環境だからこそ、1人ひとりが経営者視点で全体最適意識を実践で鍛えられます。

最後は、「愛着ある組織で働く体験」ですね。
代表の加茂が、「人生の最重要目標は幸福だ。仕事でいくら成功しても、幸せじゃなければ負け組だ」とよく言っているのですが、僕はこの考えが好きです。実際に僕らはメンバーのことを「山登りパートナーであり、家族」とも呼びます。だから、日本全国にいるPOLのインターン生には、1人で戦ってるという孤独感を感じて欲しくない。僕らは、ユーザーのもとを訪れた日は毎日、朝と夕方にビデオ通話でユーザーを喜ばせる方法を話しますし、全国合宿や大学拠点チームご飯会などオフラインで会える場作りも大事にしてます。



ーー素敵ですね。最後にPOLのインターンが気になっている学生たちに一言お願いします!

POLは今後も研究市場に多くある課題を複数の事業で解決し、研究者を幸せにすると同時に、研究者のパフォーマンスを引き出します。僕らの仕事はそうした大義のもとに行う仕事で、社内でよく耳にする「どうせ目指すならエベレスト」の言葉の通り、良い事やるなら大きくやるし、早く遠くまで行きたいと思っています。
「山登りパートナーであり、家族」として一緒に働けることを楽しみにしてます。

ーー金重さん、ありがとうございました!

共に成長できる仲間を募集中!

POLにはカルチャーに共感する仲間が集まり、常に高い目標を掲げて成長を続けています。現在、複数の職種にて、共に働く仲間を募集中!少しでも興味を持ってくださった方、まずは1度気軽にお話してみませんか?

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