私たちコウダプロは、2024年2月8日~10日で2泊3日の社員旅行に行ってきました!
結論から言うと、今回の社員旅行は「伝説の社員旅行」となったのです。
今回の社員旅行実行委員の一員として、長倉裕美が見たこの3か月を振り返ります。
※私がスパイシーひろみこと長倉裕美です
社員旅行のキーワード
#エンドレス人数変更 #大喜利 #ドッキリ #マイクの細いほう #じゃんけんで1万点 #SRP #縁切り神社 #居眠りは減点 #裏テーマ
社員旅行出発まで
◎2023年10月末(出発まであと3か月)
コウダプロ社員旅行実行委員(原口・安藤・長倉)が結束されました。
「絶対に伝説級のおもしろい旅行にする!」を胸に大役を担うことになりました。
この時点では、「2月末に静岡と京都に行く」予定でした。
静岡には、どうしても社員みんなに見てもらいたい場所がある。と、代表幸田の強い願いから「静岡」は外せませんでした。
そして「京都」は弊社新卒谷口のダーツの旅研修での旅先でもあり、実行委員である安藤の思い出の場所「うしのほね」がある場所ということで、ノリで大変ゆかりのある「京都」が決まりました。
さて、いろいろな旅行会社に相見積もりを取りに行きますが、「行先が2か所の場合、移動方法が往復とならないので団体割引が適用できない。自分たちで見積って乗車券などを購入してみては?」
という回答をいただき青ざめる安藤と長倉。
じゃあ、福岡空港から静岡空港まで飛行機で行くのと、博多駅から静岡駅まで新幹線で行くのと・・・の金額の差額を出してみよう!
あ!飛行機の早割もう2日しか無い!
あ!飛行機の席、もう数が足りない!
え!5時間もかけて新幹線とかつらい!
うーん、静岡空港からバスで1時間は酔っちゃう・・。
そんな時、悶々としていた私たちに神様が降臨されました。
阪急交通社のイノウエさんが、優しく「見積出しますよ!」と私たちに語りかけてくださるのでした。神・・・っ!
◎11月中旬(出発まで2か月半)
予定していた社員旅行の日が、アスガールチームがどうしても出展したい展示会の日と重なることが判明。
アスガールチームのみ途中参加とする検討がされるが、静岡の「どうしても行きたい所」は特にアスガールチームに見てもらいたい所でもある。
「・・・そうだ、旅行の日程を2週間早めよう」
イノウエさ~ん(のびたの「ドラえも~ん」をイメージ)
「人数と日程が変わります!」
「かしこまりました!ホテル・旅館探して見積出しますね!」
やはり神だ・・・っ!
◎12月上旬(出発まであと2か月)
ヒソヒソ・・・「この日程だと、ヤマちゃんが誕生日みたい・・・」
「アレ、やりますか。(ニヤニヤ)」
※ヤマちゃん=弊社若手(いろいろ)ナンバーワン社員
◎12月下旬(出発まであと1か月半)
退職者や内定者などがでて参加人数が変更となる。
「イノウエさ~ん、人数が変わります!」
「かしこまりました!大丈夫ですよー」
◎年が明けて1月(出発まであと1か月)
静岡の「どうしても行きたい場所」が諸事情により行けなくなってしまい、行先を広島(呉)に変更することに。
「イノウエさ~ん 行先が変わります!」
「かしこまりました!見積出しますね!」
年が明けても神・・・っ!
◎1月中旬(出発まであと3週間)
日程と行先が決まり、組みなおした旅程もほぼ確定。
そして旅の詳細(細かい行先やランチの内容、道中の企画や、アレとかコレ)を決めていく。
これがめっちゃ楽しい。
自分で言うのもなんですが、とても画期的な「SRポイント」というシステムを生み出しました。
これは、
「社員旅行中にいい事をしたらポイントが加算される。大喜利の良回答や荷物を持ってくれたり・・とかでプラスされるが、内容によってはポイントがマイナスされてしまうこともあるので、密告制度なども取り入れてみよう。そして、このポイントをためるといい事がある。」
というものです。
※社員旅行のしおりより抜粋
◎1月26日(出発まで13日)
退職予定者が出たため参加人数が変動
「イノウエさ~ん!人数が・・・」
「かしこまりました!見積を・・・」
◎1月31日(出発まで8日)
退職予定者が退職をやめたので人数変動
「イノウエさ~ん!」
「かしこまりました!」
◎2月1日(出発まで7日)
ドッキリネタ、部屋飲みネタなどいろいろ企画を考えているが、もう楽しくて楽しくて仕方がない。(終始ニヤニヤ)
◎2月6日(出発まで2日)
ドッキリネタの台本を作成し、ヤマちゃん以外の社内メンバー全員に共有。(ドッキリのW主役である熊谷には前日に共有)
社員旅行のしおりを配布し、社員旅行のテーマを発表。
※社員旅行のテーマ
◎2月7日(出発前日)
人数変動
「イノウエさ~ん」
「かしこまりました!大丈夫ですよー」
イノウエさん以外に神っているの?
広島死闘編(社員旅行初日)
なんだかんだありましたがいよいよ社員旅行の日を迎えました!
当日の8時51分。
「熊谷さんがまだ来てなーい!」
「あ!別のみどりの窓口に前にいた!」
乗車券をシャッフルしてみんなに渡してさあ出発だーーー
9時15分博多発の新幹線に乗り込みます。
新幹線が走り出してわずか1分後。
スカイプに最初のメッセージが届きます。
居眠りや談笑の時間を作らせません。
※社員旅行専用スカイプより抜粋(スカイプでお題が発せられ、回答もメッセージで行います。)
さあ、始まりました。
コウダプロ恒例の大喜利大会。
やっぱり初日の朝ですから、キレのある回答が飛び交います。
さすがコウダプロクオリティ。
大喜利回答のたびに、SRポイント+1、幸田の「🤩」スタンプでさらに+1、お題ごとのMVPに選ばれたら+1(居眠りはー1)
約10分ごとに出題され、回答可能時間は5分。これ以降に回答された場合は無効となります。
折しも、下関と広島の間は山間部が多くて電波が非常に悪い状況。
ですがルールはルール、無効回答も増えます。
朝イチはキレがいいですね。回答が止みません。
嫌がらせ絶妙な時間で大喜利は出題され続け、あっという間に広島駅に到着。
(弊社の大喜利についてはこちらのnoteもご覧ください。)
広島駅から電車に揺られること約30分、呉駅に到着しお好み焼き屋へ。
呉駅は高架構造となっていて、「あれ?あれ?」とスマホのGoogleマップをぐるぐるまわす私たち。
徒歩10分(Googleマップ上は徒歩3分)ほどで鉄板焼きのお店に到着。
すでに注文してあったお好み焼きがすでにテーブルにたくさん積みあがっていました。まるで建造物です。
「おいしい!」
「変わり種メニューのもおいしいよ!」
「焼きそばもあるよ!」
最初はモリモリ食べていた私たちでしたが、途中から少し様子がおかしくなります。
「・・あれ、、ちょっとお好み焼き多い?」
「誰かこっちの食べられる人いるー?」なんて声が。
「これ、オーダーが多かったね。安藤さんが注文してたの?」と幸田・・・
「私はもう少し少な目に考えていたんですけどね~」と原口・・・
これに対し、安藤は「でも、一人一つずつの注文にしたいってこと、お二人(原口・長倉)にも相談して了解しましたよね?」とマジモード突入。
「これよ!!」
急に安藤の対応に大絶賛の幸田。
「ちゃんと自分の意見を持って、“おかしい”と思ったら主張する。安藤さんの本当にいい所ね!」
コウダプロは、ランチでも学びを得ます。
※残ったお好み焼きを誰が食べるのかじゃんけん
そしておいしい昼食も終わり、「大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)」に向かいます。
ここで、幸田から戦艦大和の最後についての解説が入ります。
余談ですが、幸田と旅をすると、いつも現地の解説というかガイドさん並み、またはそれ以上の深い話を聞くことができます。
※大和ミュージアム前にて
ここでは各々、自由に見学をします。
※戦艦大和の模型に圧倒されました・・・!
そして一行は、「てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)」に向かいます。
※てつのくじら館ではしゃぐ幸田
ここでも各々自由に見学した後は呉駅に向かうのでした。
まだこの時点では平和な社員旅行です。
しかし我々実行委員は夜のドッキリに備えるべく、次の手を打ち始めていたのでした。
呉駅から広島駅に戻り、最初のホテルを目指します。
部屋割りはその場でくじびき。
オシャレなシティホテルのツインで一晩を仲間と過ごすことになります。
・・・が、結局ホテルの滞在は短い人で3時間くらいだったようです。
そうです、この後今回の社員旅行の最初の山場「カラオケ」を迎えるのです。
チェックインだけ済ませてすぐに夕食(一次会)のお店に向かいます。※分単位の行動
なんとなくここでの夕食の記憶が薄いのですが、お料理はおいしくて楽しかったのは覚えています。
心なしか、みんなソワソワしているような・・・そんな夕食でした。
※一次会会場。まだ楽しそう。この後ターゲットとなるヤマちゃん(写真左後ろ)とW仕掛け人が写ってる奇跡ショット
おいしい鉄板焼きをいただき、一行は二次会会場となる「カラオケ」に向かいます。
※ビリーザキッド流川店(フリータイムは驚異の16時間までOK)
いろいろ仕込みも終了し、あとはドッキリ仕掛け人のW主演となる幸田と熊谷の演技力と、オーディエンスの協力体制に賭けるだけです。
いつものようにカラオケが始まります。
ドリンクオーダー取って、トップバッターは「おジャ魔女」でいつもの感じです。
※カラオケでの画像は、9割ブレてます。
ほどなくして、熊谷がレモンサワーを持って動きます。
ちょうど幸田の目の前に座ったヤマちゃんが席を立とうとしたところを上手く制します。
なお、事前に幸田の前に熊谷が座ったら寸劇スタートであることは全員に伝達済。
台本通りに寸劇スタートです。
幸「商品開発はさ~」
熊「そもそも、幸田さんの考えはもう古いですよ」
※隠し撮りより。不穏な空気(左が仕掛け人の熊谷、真ん中がターゲットのヤマちゃん)
寸劇は続きます。
幸「・・・」
熊「・・・。もう、何年も現場を離れた幸田さんの温度感は違う」
幸「それは熊谷さんの本心として受け取っていいんですね・・いろいろ思うことはあるけど、俺は感情的になる事はないと決めている。というやりとりをしているけど、隣にいるヤマはどう思う?率直に。」
ヤマ「・・・そうですね・・・」
(隣からは楽し気なカラオケの音)
熊「っうるせえな、隣の部屋っ(怒)」
幸「ちょっと、カラオケやめさせてこい(怒)」
※ここはカラオケ屋さんです
幸「現場には意見を言いたいと思っている。それがリアルタイム性が無いとしても・・」
熊「(ヤマちゃんの方を見て)どう?どう思う?率直に。」
ヤマ「(キョロキョロ)・・・マジかぁ(囁き)」
さあ、雲行きが怪しくなってきました。
50歳と51歳、男のガチンコファイトです。
※ちなみに、長倉はこの時点でこっそり部屋を出てバースデーケーキの準備にまわります。
以下、安藤からの報告です。
熊「実際、現場にいない人には分からないですよ。そんな人にいろいろ意見を言われたところで正直なにも響かないです。」
幸「現場現場って言いますけど、熊谷さんはゼリーの案件とかやったことないでしょ?」
熊「ゼリーって・・・。たしかにゼリーの案件はやったことないですけど・・・普段現場にいない人にいろいろ言われるのは気分悪いです。」
幸「そんな風に仰るのなら謝罪しますよ。」
熊「謝罪?謝罪とかヌルいですよ。切腹してくださいよ。今ここにマイクがあるんでマイクで切腹してください。」
山「ちょっと一旦落ち着きましょう・・・。」
ヒートアップして立ちあがる熊谷をなだめようとするも止められない。
※マイクで切腹する幸田。(後ろのオーディエンスww)
幸「(床に跪ずいて)マイクで切腹ですよ。」
熊「(マイクの)細いほうで(やってくださいよ)。」
幸「いきますよ。僕はね、空手やってたから分かりますよ。(マイクの)細い方で全力で叩きつけたら肋骨くらい折れますよ。俺は2回空手であばらを折ってるからね分かりますよ。俺は全力でいくよ。切腹なんだからね。全力でいきます。・・・いきます。集中します。」
幸「うっっ!!(倒れる)」
オーディエンス「え?幸田さん?」「ちょ、マジで?」「ちょちょちょちょ、ちょっと待って」「ヤマ!ちょっと助けてあげて!ヤマ!(みんなで叫ぶ)」
※倒れている幸田のもとに近づくヤマちゃん。
幸「・・・ヤマ、・・・くすり・・・(胸ポケットを指す)」
※幸田の胸ポケットに入っていたクスリ
ヤマ「(クスリを取り出して)え?」
オーディエンス「ヤマ、誕生日おめでとう!!!(バースデーケーキ到着)」
ヤマ「え?(ケーキのろうそくの火を消す)」
幸&熊「イエーイ!(ハイタッチ)」
ドッキリ大成功!!
※誕生日ケーキを持ち、嬉しそうなヤマちゃん
普段は猜疑心の強いヤマちゃんですが、W主演二人の迫真の演技力から、ドッキリだとは全然分からなかったそうです。
なんだか、コウダプロの一体感を感じました。
もちろん、その後のカラオケはいつもの何倍も盛り上がりました。
私はタンバリン叩きすぎて両手にアザができました。
カラオケの後、ラーメンを食べに行く強者もいて、さらにそこからサウナに向かった猛者もいました。
このペースで大丈夫か?まだ初日です。
※ドッキリに嵌められたヤマちゃんも元気にはしゃぎます
※ブレブレで誰なのか分かりません。
翌朝。
集合時間に少しでも遅れたら置いていくということでしたが、幸田を除き全員がロビーに集合できました。
そこから徒歩で広島平和記念公園に向かいます。
前日に大和ミュージアムで呉の歴史について学んだ後に、平和記念公園に来るとさらに学びが深くなります。
私自身も、学生の時以来の訪問で、大人になってはじめて資料館を見学することができました。
天気のいい青空の下で、原爆ドーム、慰霊碑、原爆爆心地など見学させていただきました。
(今、私たちが平和で過ごしている今日があるのは、様々な歴史の結果だということを忘れてはいけない。)
お昼はまた徒歩で広島名物のおむすび屋さん。
出汁のきいたうどんと、ふわふわのおむすびが体に沁みます。
心なしか、みんなおとなしめ。(寝不足)
ここで念願の路面電車に乗って広島駅に向かい、京都行の新幹線ホームに集まります。
広島死闘編を終えた私たちは、少し穏やかな気持ちで新幹線に乗り込むのでした。
※揚げもみじまんじゅうを食べる方々
そして・・・新幹線といえば・・・
そうです、もちろん大喜利大会です。
寝不足や体力消耗、おいしいお昼ご飯の後ということで恐らく睡魔に襲われているとは思いましたが、お構いなしです。
※居眠りを密告された岩永
昨日に比べて参加者が減ってきましたが、お構いなしです。
絶妙な時間に出題していきます。回答しないとSRポイントは貯まりません。
※出題側も真剣に出題しています
そうこうしているうちにあっという間に京都駅に到着。
ここからひたすら徒歩の旅が始まります。
大波乱の「京都大火編」は次回のnoteで。
to be continued…