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社長に「社長ってやっぱりお金持ちなんですか?」と聞いてみた。

20代OLの素朴な疑問。

社長ってやっぱりお金持ちなのだろうか?


「お金を稼ぎたいから社長になった」、「オーナー経営者こそ真のお金持ち」などの話を聞いたことがありますが、コウダプロの幸田社長はどうなのでしょうか?

気になったので、気になったことをすべて聞いてみました。
普段聞きづらいこともどさくさに紛れて聞いてみよう♪


Q.ズバリ、幸田社長はお金持ちですか?
世の中一般的に言うと全然です。
一般的なお金持ちとは、お給料の額ではなくて資産の総額でしょうからコツコツ貯金を頑張ってきた35歳公務員のほうが持っていると思います。
なんなら住宅ローンの残債とか考えたら総資産マイナスです(笑)

でも・・・って訳ではないですが、情緒的にはお金持ちです。
情緒的なお金持ちってなんだよって話ですが(笑)

僕より豊かな人生を送っている人を探すのが難しいのではないかと思うぐらい豊かに生きています。
ここでいう豊かな人生とは、「毎日充実して幸せを感じながら生きている」ということです。

Q.やはり高級な車に乗っているんですか?
全然!カローラではないですが、ベンツやBMWでもないです。

Q.社長たるものキャバクラには行きますか?
めちゃくちゃ行っていた時期もあります。
アスガールを発売した当初は、やはりお酒のプロに知ってもらわないといけないので営業も兼ねて、ちょっと人に言えないぐらい行っていました。

今はお付き合いで行くくらいで、自分主導で行くのは、アスガールでお世話になっているお店への恩返しも含めて、年に5回くらいですね。
行ったら楽しい場ではありますが、実は僕は人見知りがまぁまぁ激しいので、嬢の方が席に着くたびに「出身地どこですか?」などと会話していただくのが申し訳なくて…(笑)
まぁ嬢の方もお仕事でしょうから気にするのはアレなのでしょうが。
でも中洲の嬢の皆さんは魅力的な方が多いですよ。
黒服の方もプロフェッショナルな方々ですし。

話してるうちに行きたくなってきたかも(笑)

Q.会社の飲み会は社長が全部支払うのでしょうか?
僕が同席していたら全部払います。
社長同席の時くらい財布を気にせずみんなに飲んでほしいというのと、立場的にもそうかな、と。
ただ業務上の打ち合わせ的な性格のある場は、会社の経費を使わせていただくこともあるのでそれはありがたいことだと思っています。

Q.普段財布の中にいくら入っていますか?
直球の質問ですね…。
ホントに入ってないですよ(笑)

例えば大事なお客様と会食に行くときや会社の忘年会など、「今日はお金持ってないとマズイなぁ」というときは10万円くらい入れています。

でも、普段は1000円~2万円ほど(笑)
月に1~2日は0円の時もありますw
経営者になったらサラリーマン時代よりもお小遣いが増えるだろうと思っていて、実際に増えたのですが、なぜか給料日前には枯渇しています…。
お小遣い3万円だったころと変わんないじゃん、という(笑)

※これは幸田個人の財布の話であり、会社の与信には一切関係ありません。コウダプロの財務状況はいたって健全です。(幸田談)

Q.えぇっ!お財布に0円とは、なかなか衝撃的です。ちょっと聞きづらいのですが…なぜお金がないのでしょうか…??
おそらく、家族サービスで意外と使っているんですよね。
休日には外食することもあるのですが、スシローやファミレスでも4人で行くとそれなりの金額になるんですよ。
サウナに行っても1人だと1000円ぐらいで済むところが4人で行くと簡単に5000円とかになって…。
家族に役員報酬を明かしていないのですが、お金を持っていると思われているようで何かとたかってきます。
娘には「金柱」と呼ばれていますからね(^^;

外食に誘われたときにお金使いたくないしなーと思いながら「家でネトフリ見たいけん行かん」と言うと、娘の「えー、今日金柱来んのー?」という声が聞こえてきます。
どうしても行かないと言っても「寄付をください」と言われるぐらい、本当にたかられています。(ガチですw)

鬼滅の刃ファンである社長のご息女のLINEは「カネバシラサマ」の名前で登録されているそう


でも、預金がまったくないわけではないので(笑)、お財布に0円の日があってもつらくはないですし、むしろ「どうやりくりしようかな~」と考えながら過ごすのが楽しくもあります。


Q.給料日前になると、社員に「あと1週間を5000円で過ごさんないかん!」などと言っていますよね。その様子がとても明るく、どこか誇らしげな印象もあるのですが、この発言には何か意図があるのでしょうか?
これはですね、コウダプロ憲法にも書かれている「こざっぱりする」の精神なんです。

実際にはそんなにあるわけないのですが、もし仮に会社の口座に100億円入っているとします。
僕はオーナー経営者かつ100%株主なので、会社でやりたいことがあるときには口座のお金は正しい経営の範疇において自由に使えます。
いわば蛇口の開け閉めを自分でできる状態なんですね。

この状態のときにこざっぱりしていなかったら、「俺は100億持ってるんだ!」と図に乗ってしまうかもしれません。
でも、自分の財布に2000円しか入っていなくて、そのことを普通に社員に言っていたら、図に乗らずにいられると思っています。
本当に100億円を持つ日が来たとしても、「立って半畳、寝て一畳」の精神は忘れずにいたいです。

もちろん、会社としてお金がないのはマズイですし、もちろん会社の財務内容は、ある程度堅固だと思います。
あと、僕の財布にお金が入っていなくても、お取引先様との会食などではご無礼のないようなお付き合いもさせていただいています。

ですが、「会社の口座にはやりたいことがやれるだけの資金はあるが、僕個人の財布には3000円しかない」というのが理想の状態なんです。
財布に5万円入っている日なんて、ホクホクした気分になりますよ(笑)
僕にとっては「やりたいことを我慢せずにできるのか?」が大事ですし、それが最高の贅沢です。
だから、やりたいことをやりたいときにできるだけのお金は稼ぎたいですね。
例えば、コウダプロにフィットする最高の人に出会ったときに、「でも今雇ったら財務状況キツくなるなぁ…」と思って雇えないのはとても嫌ですよね。
そのときに即決できるぐらいの財務状況は持っておきたいと思っています。

僕がことさらに「あと1週間を5000円で過ごさんないかん!」と言っている背景には「豊かさといつでも事業で勝負できる状態を保ちながら、こざっぱりする」気持ちがあります。
ちなみに、僕は今、変わった思想や目標を掲げている会社に集ってくれている仲間がいて、自分で絵を描いて冒険している状況にあります。
これはとても幸せなことです。
だから、仮に100億円貰っても会社を売るつもりはありません。
こういうことを考えていると、自分の財布にいくら入っているのかは枝の話でしかないなと思います。


Q.そうは言いつつも、普段お金がなくて焦ることはありますか?
カードが使えないお店に行くと焦ります。
誰かと出かけているときに「財布に3000円しかない」とか言うと、それは「現金を持っていない(口座にはたくさんある)」という意味だと誤解されます(笑)
そうじゃなくて、口座にもない(笑)
現金を持ち歩かないのではなくて、どこにもないんです(笑)

先日社外の方に、社員に言っているようなノリで「あと1週間を5000円でシノがないけん」と言ったら微妙な感じになりました(苦笑)
※これは幸田個人の財布の話であり、会社の与信には一切関係ありません。コウダプロの財務状況はいたって健全です。ご希望の方には会社の財務諸表をお見せいたします。(幸田談)

1週間を5000円で凌がないといけないときは、経理担当者に前月分の経費をはやく振り込んでもらうようお願いしています🥺


Q.「社長は会社のお金とプライベートのお金を混同させてしまう」とよく聞きますがどうやって防いでいますか?
それなりにいろんな方々の人生を巻き込んでやってますので混同しないのは当然なのですが、厳密な話をすると明確な線を引くことは難しい面もあります。

例えば、取引先の企業の社長が高校時代の友人だとします。
飲んだときにプライベートな話も、ビジネスの話もするでしょう?
そうなると「これが仕事なのか?プライベートなのか?」という線は引くのは中々困難です。

財布にプライベート用と仕事用それぞれのクレジットカードを入れておいて、都度判断して線を引いています。

Q.社長は自分の給料をどうやって決めているのでしょうか?
いろんな考え方があるのでしょうが・・・

結局はキメの問題かなと。
だから、「自分がこれだと思ったからこの金額」でバツっと決めています。

仕事をしているとみんなの顔色を窺う自分もいて、「役員報酬をあげるの悪いかな~」とか一瞬思うときもあります。
でもそれに屈したらダメだと思っています。
なぜなら「社長は最終的にはワンマンであるべきだ」との持論があるからです。
社長は「最後は自分ひとりになってもやる」という覚悟と「自分ひとりじゃ何もできない」という自覚の二律背反を同時に持っておく必要があります。

「社員の給料を適正に昇給させられたのか?」
それができていたら経営者の義務を果たしている状態だと思っています。
そこから先は経営者のキメの問題ですね。

Q.お金は好きですか?
大好きです。
ビジネスはお金を稼ぐゲームなので好きじゃないと稼げません。

でも、昔話などで「お金が好きな人は悪い人」と刷り込まれていたせいか、もともとは好きではありませんでした。

しかし経営者になって、好きじゃないとお金が稼げないと気付いてからは、「自分はお金が好き、自分はお金が好き、自分はお金が好き」と毎日唱えて自らを洗脳しました。
毎日唱えているとだんだん本当に好きになっていって、今では社員の前で「俺、ホントお金好きっちゃんね」とよく言っています。

Q.お金持ちになりたいですか?
めちゃくちゃなりたいです。
コウダプロは普通に世界企業になりますが、世界企業になるためにはお金が必要です。

つまり、僕がやりたいことをやるにはお金がいるんです(笑)
僕に今500億円預けてくれたらLVMHと早々に戦えるんだけどなぁ~と思うこともあります。

お金持ちになってブランド品を買ったり海外で暮らしたいという願望はないですね。
服はユニクロでいいですし、立ち飲み屋でチューハイを飲めていたら幸せです。

個人の生活や老後の話をすると、将来年金を貰うのを楽しみにしています。
普段から頻繁にヨメさんと「年金いくら貰えるかな~」という確認をしていますが、それはとても楽しいひとときですね。
※特に多額の年金ではありません。普通の厚生年金です。それでも毎月年金貰えるんですから日本は良い国です(幸田談)


おおお~!
大変スケールの大きな話を聞くことができました!
社長の「あと1週間を5000円で凌がんないけん」という発言は本当に頻繁に聞くのですが、そのたびに「こういうことを楽しげに話せる社長っていいな~」と思います。
そういうときに社長から「今日飲みに行こうよ~」と誘われた社員が「えっ、今飲みに行ったらマジで終わりますよ!」などと返しているのもほほえましいです。
※これは幸田個人の財布の話であり、会社の与信には一切関係ありません。コウダプロの財務状況はいたって健全です。本当ですのでご安心ください。

「どれだけお金持ちになっても立ち飲み屋でチューハイ飲めたら幸せ」という感性が「僕より豊かな人生送っている人を探すのが難しいくらい豊かに生きている」ことに繋がっているのかな?とも思います。

私が親しくしている某企業の経営者の方はいつも「捉え方次第で人の幸せは決まる。豊かな捉え方ができる人は幸せだよ。」とおっしゃっています。

社長がどんなことに幸せを感じるのかとか、社長のお金の使い方の話などを聞いていると、だんだん「私もそれが良いな」と思ってきます。(これも洗脳?)

今日聞いたような話をいつまでも幸田社長から聞きたいなと思った広報担当の原口でした!

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