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”バリューは自分の行動を振り返る要素” DX事業部 竹中 和人さん|バリューアワード受賞者インタビュー

KOBIRAは、「第4創業期」の中で新たにミッション、ビジョン、バリュー(MVV)を定めました。

▼KOBIRAについて知りたい方は、まずはこちらから▼

【創業110年】鹿児島の老舗企業の新たな冒険!小平株式会社の変革の舞台裏をお届けするために公式note始めました。|KOBIRA 小平株式会社
鹿児島のローカルから、全国の地方中小企業に希望を届けたい。 私たちは、創業110年の老舗企業 である「小平(こびら)株式会社」です。 この度、会社の公式noteを始めました! このnoteでは、KOBIRAの活動や社員の想い、会社の未来などを社員1年目、新入社員の門田(経営企画室人事組織部)から熱くお届けしていきます。 門田(左)/2023年の1月にKOBIRAに入社しました! 右隣はCHRO(Chief Human Resource Officer)の池田さん。 初回となる今回は、KOBIRAの自己紹介
https://note.com/kobira_official/n/ne6525782f66e


さあ、次の冒険へ。創業110年企業が次の100年を見据えて掲げたミッション・ビジョン。|KOBIRA 小平株式会社
昨年、創業110年を迎えたKOBIRAは、2022年からの3年間を「第4創業期」と位置づけ、新たにミッション、ビジョン、バリュー(MVV)を定めました。 全社員へのお披露目の場で掲げられた言葉は、「さあ、次の冒険へ」。 これからの100年を見据えて、今KOBIRAはどこに漕ぎ出そうとしているのか。 ...
https://note.com/kobira_official/n/nb8f05e682c2f

その中のバリューとは、KOBIRAという自由なチームの力を最大限に発揮し、異なる価値観を持つ個人が協働していくうえでの「ガードレール」として、また、日々の業務の中で迷ったときや立ち止まったときに、自分たちが向かっていく方向性を指し示す「羅針盤」として、定められたものです。

KOBIRAは正々堂々、100年誇れる冒険をする”を大項目として掲げ、中項目が4個、小項目が計16個あるKOBIRAのバリュー。

▼バリューについて詳しくはこちら▼

次の冒険への羅針盤。創業110年の老舗企業が次の100年の冒険に向けて携えたバリューを公開します!|KOBIRA 小平株式会社
昨年、創業110年を迎えたKOBIRAは、2022年からの3年間を「第4創業期」と位置づけ、新たにミッション、ビジョン、バリュー(MVV)を定めました。 今回はその中のバリューについて、たっぷりご紹介します! ▼KOBIRAについて知りたい方は、まずはこちらから▼ バリューとは何か ...
https://note.com/kobira_official/n/nb404a2d8c445

5月に行われたビジョンミーティング(全社集会)では、KOBIRAのバリューを大切にする文化を醸成するため、半年間の中で特にバリューを体現していたメンバーを表彰し、皆で称賛する機会をつくることを目的として、「バリューアワード」が行われました
役員チームを選定委員、社長を選定委員長として、事業部内のミーティングで共有されたバリューエピソードや、普段の仕事に取り組む姿を元に、推薦で対象者がノミネートされました。
そして、その中から、5名がバリューアワードを受賞しました。

▼5月のビジョンミーティングについて▼

『内省と祝祭』の全社集会 ~対話とアートとアワードと~|池田 亮平
KOBIRAは、第4創業期の取り組みの中でも、ビジョンミーティング(全社集会)に大きく力を入れています。「全社集会やアワードって、時間とお金もかかるけどやる価値があるよ」ということが、一人でも多くに伝わったら嬉しいなぁ。3回目の開催となる今回も、やり切ったし良い場でした! ■前提: KOBIRAは、創業111年目を迎えた鹿児島の地域商社。 ...
https://note.com/profound/n/n1731fbffc301

今回は、そのバリューアワードで見事「ベストクルー賞(ノミネート者の中から一人だけ選ばれる大賞)」を受賞した、DX事業部の竹中和人(たけなか かずと)さんにお話を伺いました!

「ちゃんと見てるからね。大丈夫。自信を持って」

──(人事組織部 門田)まずは、ベストクルー賞の受賞おめでとうございます!受賞者として、社長から竹中さんの名前が呼ばれたときは、どう感じましたか?

竹中:ありがとうございます!
発表されたときは、正直、嬉しさより驚きの方が大きかったです。まさか自分がという感じで。発表される前は、自分ではないだろうと思っていました。笑
ただ、周りの方々が自分の仕事を見ていてくれたことが分かって、とても嬉しかったです。頑張って良かったなと思います。

ベストクルーを受賞した竹中さん(右)と小平社長(左)
竹中さんはKOBIRAに入社して、今年でちょうど10年!


──DX事業部長の福さんから竹中さんへのコメントが、とても温かくて印象的でしたよね。あのコメントを聞かれて、どう思われましたか?

竹中:そうですね。福さんが「ちゃんと見てるからね。大丈夫。もう少し自信を持って」と言ってくれたのですが、それが印象に残っています。KOBIRAに入ってから良いことも大変なこともありましたが、それを全部見ててくれたんだなと。
自分の仕事自体があまり表舞台に立つような業務ではないので、普段仕事をする中で、自分でもうまくいっているのかが見えづらいことが多いんです。こうしてバリューアワードの場で、受賞という形で目に見えたことがとても嬉しくて、受賞できて良かったなと思っています。

竹中さんに言葉をかけるDX事業部長の福さん(左)


──受賞された後、周りからの反応はどうでしたか?

竹中:皆さん、会った時には「おめでとう」と言ってくれました。おめでとうを言うためだけに、わざわざ電話してくれる人もいました。中には「竹中くんの受賞は当然だよ」くらいに言ってくれるメンバーもいて、嬉しかったです。

新営業所開所プロジェクトに奔走

──今回、社長やDX事業部長の福さんから、竹中さんに対するコメントの中で、4月にエネルギー事業部の営業所として新設された「やさしいエネルギー南薩」の開所プロジェクトに触れられる場面が多々ありましたよね。どんなプロジェクトだったか、具体的に教えていただけますか?

竹中:自分の普段の仕事は、ガスや電気システムの設計・開発・導入、またガス販売店の保守・サポート作業(問い合わせ対応、ソフトウェア保守、ハードウェア保守)などを主にしています。
今回のプロジェクトは、別会社からKOBIRAが営業権の譲渡を受けて、新しく「やさしいエネルギー南薩」を開所するというものでした。私が所属するEISS(エナジーインダストリーシステムサポート)というチームは、システムに関する切り替えとサポート作業を行いました。パソコンやプリンタ等の機器を社内で使えるように切り替えたり、口座振替が別会社となるため、金融機関への手続き方法の確認・切替作業を実施したりしました。
本格的に始動したのは今年の3月ごろで、この春はちょうど新しい社員の受け入れ準備もあったため、3、4、5月と怒涛の忙しさでした。

──そんな忙しさの中で、大変だったことはどんなことですか?

竹中:一つはエネルギー事業部との連携です。システム関連はDX事業部が対応しますが、実際にお客様対応をするのはエネルギー事業部です。南薩以外の他の営業所からも手伝いに来てもらって、皆で手分けをして行いました。
また、どんなタスクが発生するのか予想ができないところがあったので、発生したタスクを短期間で処理できるように、常にアンテナを張るのがやっぱり大変でしたね。
ただそこは、上司の稲次さんが上手く取りまとめてくれたので助かりました。別会社から業務を引き継ぐということと、部署をまたがってのプロジェクトだったので、業務の期限が伸びてしまうと、色々なところに影響が出てしまうという状況でした。期限が短いタスクは早めに確認するなどして、稲次さんが優先度を振り分けてくれたので、業務がとてもしやすかったです。


──限られた期間の中で、他部署と連携しながらプロジェクトを遂行することができたんですね!
普段仕事をされる中で、やりがいを感じるのはどんなときですか?

竹中:そうですね…。やっぱり、新しい機能やツールを導入・サポートして、それに対して「ありがとう」と言ってもらえたときですね。
例えば、KOBIRAの関連会社である「太陽ガス」とは、今まで紙や電話でやり取りをすることが多かったんですが、先日、コミュニケーションツールのTeamsを一部導入してもらいました。思ったよりも皆さん使ってくれて、「電話じゃなくて、こっちの方がやりやすくなった」とお礼を言ってもらえたのは嬉しかったです。Teamsで連絡してもらえるようになったことで、先週から電話がかかってくる件数が減ったんですよ。

バリューは自分の行動を振り返る要素

──今まで電話でやり取りしていた環境から、積極的にツールを活用してもらえるようになったのはすごいですね!
では、次にKOBIRAのバリューについて伺います。バリューは去年新たに作成されましたが、ご自身の仕事にどういう影響を与えていますか?

竹中:正直、最初はバリューをどういう風にとらえたらよいのか分からなかったんです。ただ、全社集会でもらったバリューの冊子を普段から手元に置いたり、壁に貼ったりして、普段から意識するようにしました。
自分の中で、バリューは自分の行動を振り返る要素になっている気がします。このバリューに当てはまるなとか、次はこうしたほうが良さそうとか。
毎朝チームで15分程度、朝会をやっているのですが、昨日やった業務の内容や、心がけていたことが、どのバリューにつながっているのかと意識することで、自分の行動を振り返りることができているなと思います。
バリューを元にした振り返りを始めると、自分が今まで何気なく意識していたことの中で、実はKOBIRAのバリューに当てはまるようなことが意外に多いなと気づくことができたんです。

──なるほど。KOBIRAのバリューは中項目が4つで、一つの中項目につき小項目が4つずつの計16個ありますよね。
普段、竹中さんが特に意識されているバリューはありますか?

竹中:特に意識しているのは”冒険者らしい挑戦と成長を”という中項目の中の「変化を恐れず、仕事を抜本的に効率化する」です。
仕事の中で、お客様の業務をいかに効率化できるかということを重要な目標として置いているのですが、そのためには、まず自分の仕事も効率化できなければ、お客様にも提案ができません。なので、このバリューを常に意識するようにしています。


また、その他に大事にしたいなと思っているバリューは”コミュニケーションが命綱”の中の「発信者も受信者も、想像力を働かせる」です。
自分がしている仕事って、お客さんとの話の中で、相手がどういう話をしようとしていて、何を求めているんだろうと想像することがとても大事なんです。問い合わせの連絡や、会議で出される要求などは、話しただけでは状況や意図が分からないことがよくあります。なので、相手がどのように考えているのか、自分はどう伝えればよいのかを常に考えることが大事だと思っています。
もし、くみ取ったり、伝えたりするのが難しければ、相手のパソコンの画面を直接見せてもらったり、簡単な図を作って提示してみたりなど方法を変えるように心がけています。対処方法の引き出しを多くできるようになりたいですね。
ただ実は、上司や奥さんからも「あなたには、観察力と想像力がない」とよく言われるんですよ(笑)。トレーニングの意味でも「発信者も受信者も、想像力を働かせる」というこのバリューを大事にしていきたいです。

頑張っていたら成果がついてくるという自信に

──KOBIRAのバリューをご自身の仕事に落とし込まれて、意識されているんですね!今回、アワードを受賞されたことが、これからの竹中さんの仕事の中に、どう活きると感じていますか?

竹中:改めて自分の気持ちを引き締めるという意味で、良かったなと思っています。せっかくベストクルー賞を受賞したので、次はもっと「あのときよりも頑張ってるね」と言われるくらいにはならないとですね。
今まで業務を必死にやってきましたが、自分のやった仕事に対して、本当にこれで良かったのかなと思うことは多々ありました。それが、今回受賞したことで、”頑張っていたら成果がついてくる”んだという自信になったかなと感じています。
賞金もいただきましたし、頑張らないとですね。

──そういえば、賞金は何に使われたんですか?

竹中:実は、使ってないんです。ビジョンミーティングが終わって、家に帰ったらすぐに奥さんに手渡しました(笑)。まだ、家の神棚に大事に飾ってあります。奥さんも最初は「え!何これ!?」とビックリしていましたが、バリューアワードで受賞したことを報告すると「良かったね」と喜んでくれました!

──ご家族との素敵なお話も聞かせていただきありがとうございます(^^)/
改めて、バリューアワード受賞おめでとうございました!!

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