出稼ぎインターン生、瀬戸内国際芸術祭に住み込みアルバイト行く

KitchHikeインターンのさいみです。食が大好きで、人の家のご飯を気軽に食べられる文化が根付いたら面白いなと思いKitchHikeのインターンに応募して、2016年2月から関わらせていただいています。普段は、SNSを使った情報発信、メルマガ作成、COOKのサポート、メニューの翻訳などをしています。

タイトルにある出稼ぎというのは冗談で、更にいろんな方向から食に関わるべく、しばらくお休みをいただいて、瀬戸内国際芸術祭会期限定のレストランで働いています。私が働いている女木島は、鬼ヶ島の舞台となったと言われており、至る所に鬼のモチーフがある可愛らしい島です。

そんな女木島で香川県の食材にこだわったお料理を提供しているのがレストラン イアラです。

レアンドロエルリッヒの「不在の存在」という作品の中にあるレストランで、作品を見ながら食事ができます。

イアラで提供している料理ひとつひとつにはストーリーがあり、食べるだけで香川県に詳しくなれます。例えばこの猪のパテ。害獣として畑を荒らし島の問題となっている猪をポロポロになるまで島野菜と煮込んであるもので、猪独特の生臭さが一切ありません！

バゲッドの代わりにおいりという香川県の伝統的なお菓子を添えるなど、地域文化の特性を生かした料理となっています。また、くず野菜や魚のアラがポタージュになったりと、生ゴミがバケツ半分も出ない循環型の料理であることも特徴です。

こうしたお店に所属していない腕のある料理人のPRを行ったり、地域で親しまれている料理を食べる機会を提供し、食をさらに豊かにすることもKitchHikeのお仕事を通してできることだと考えています。

KitchHikeの話を聞きたい人も、単純においしいものが食べたい人も、瀬戸内国際芸術祭に遊びに来てみてくださいね！

KitchHikeではいっしょに働く学生インターンを募集しています。私は11月に帰ってきます！

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