1
/
5

現場の知見と失敗例をオープンにする。Rails Developers Meetup 2019 で発表した自社サービスだからこそできるコミュニティ活動。

こんにちは!株式会社キッチハイク CTOの藤崎です。

3月22日 (金) ~23日 (土) の2日間にかけて開催された、Railsコミュニティのカンファレンス、『Rails Developers Meetup 2019』。その初日に、弊社エンジニアの小川 剛が登壇しました!登壇タイトルは『7年目を迎えたRailsアプリケーションの傾向と対策、そして失敗』。小川のRailsやコミュニティ、そして開発に対する熱い想いをレポートします!


Rails Developers Meetup、通称RailsDM

今回のRailsDMのキーノート(基調講演)は、なんとRuby on Railsを作った本人であるDHHことDavid Heinemeier Hansson!リモートからオンラインで登壇されました。他にもRailsの開発に初期から関わっているJeremyや日本Rubyの会代表理事 高橋 征義さんの講演がありました。

キーノートだけでも豪華なのに、他の登壇者も Rails / Ruby の開発で著名人ばかり!会場はRailsエンジニアで満員となりました。

7年目を迎えたキッチハイク

小川の発表タイトルは「7年目を迎えたRailsアプリケーションの傾向と対策、そして失敗」です。

会場は満席になり、立ち見が出るほどでした。

世の中に現場での実例が表に出ない

この発表の背景には、小川が感じている課題感がありました。

Railsの開発お作法に沿った実例は多く公開されているが、そこから外れた(Railsなのでレールから外れると表現します)現場での実例がまだまだ少ないのではないか?

というものです。

ならば、自分でオープンにするしかない!という入りから小川の発表が始まります。

現場の知見と失敗を紹介

一般的には失敗例を社外に公開するメリットはそんなにありません。ですが、Railsの開発コミュニティに現場の知見・失敗を共有することで、コミュニティ全体に良い影響を与えるというのが小川の考えです。

落とし穴にハマった失敗例も、具体的な事例をもとに発表がありました。個人的には、この失敗例がこれから開発をする人たちにとって、とても貴重な資料になると思いました。

自分たちの取り組みを、失敗を、オープンにする。そんなRailsコミュニティへの貢献

RailsはOSSコミュニティで開発されています。OSSへの貢献と聞いて最初に思いつくのは、プログラムのコードを書くことによる貢献というのが一般的かと思いますが、小川の発表では、コードを書くこと以外でのコミュニティへの貢献が提案されました。

私たちエンジニアは先人たちの知見をもとに開発をしています。「自分たちの取り組みを、失敗を、オープンにする」こと、それが自社サービスをRailsで開発して7年目になるキッチハイクのエンジニアからの貢献の一つだと小川は考えます。

そんな小川は、これまでもキッチハイクのテックブログで、取り組みを公開してきました。

DHH流のルーティングで得られるメリットと、取り入れる上でのポイント - KitchHike Tech Blog
こんにちは。KitchHikeエンジニアの小川です。KitchHikeでは主にサーバーサイドを担当しています。 少し前のものですが、「 DHHはどのようにRailsのコントローラを書くのか ( ...
https://tech.kitchhike.com/entry/2017/03/07/190739

そして、登壇の最後は、今後の小川の想いが語られました。

キッチハイクの開発はOSSとそのコミュニティ無くしてはありえませんでした。
そして、私たちキッチハイクもRailsコミュニティの中のメンバーとして、恩恵を受け取るだけではなく、コミュニティをもっともっと盛り上げていけるよう、これまでもこれからも自分たちの学びをオープンにすることで、積極的に活動していきたいと考えています。

今回の登壇内容は、Speakerdeckで公開しています。ぜひ、ご覧ください!

Rails Developers Meetup 2019
2019.03.22, 2019.03.23 at Oracle Corporation Japan
https://railsdm.github.io

<株式会社キッチハイクでは、現在一緒に働く仲間を募集しています!>

▼キッチハイクの働き方にフォーカスした採用動画を公開しました!▼

株式会社キッチハイクでは、一緒においしく楽しい世の中を作っていく仲間を絶賛募集中です。ぜひお問い合わせくださいね。


Railsエンジニア
食でつながる暮らしをつくるリードRailsエンジニア募集
株式会社キッチハイクは「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」をミッションに、 関係人口経済圏を創出・拡大する地域創生事業を展開しています。1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」は人気育児雑誌が選ぶ2023年の日本の子育てトレンド「第16回 ペアレンティングアワード」、内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例、内閣府「2023年度地方創生テレワークアワード・地域課題解決プロジェクト参画部門」、国土交通賞「令和5年度地域づくり表彰」国土交通大臣賞(最高賞)など多数受賞。 <事業一覧> ◎1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」https://hoikuen-ryugaku.com/ ◎地域・自治体のパートナーとして、こどもと地域の未来を創造する事業スタジオ「こどもと地域の未来総研」 https://kitchhike.jp/studio
株式会社キッチハイク
React Native
React Nativeで食べ歩きが趣味になるグルメアプリ開発
株式会社キッチハイクは「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」をミッションに、 関係人口経済圏を創出・拡大する地域創生事業を展開しています。1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」は人気育児雑誌が選ぶ2023年の日本の子育てトレンド「第16回 ペアレンティングアワード」、内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例、内閣府「2023年度地方創生テレワークアワード・地域課題解決プロジェクト参画部門」、国土交通賞「令和5年度地域づくり表彰」国土交通大臣賞(最高賞)など多数受賞。 <事業一覧> ◎1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」https://hoikuen-ryugaku.com/ ◎地域・自治体のパートナーとして、こどもと地域の未来を創造する事業スタジオ「こどもと地域の未来総研」 https://kitchhike.jp/studio
株式会社キッチハイク
フロントエンドエンジニア
デザイナーと一緒に自社サービスを成長させてくれるフロントエンドエンジニア
【2017年10月にMistletoe, メルカリなどから総額2億円の資金調達を完了しました】 KitchHikeは、博報堂メディアパートナーズ出身の山本雅也と、野村総合研究所出身の藤崎祥見が創業した、“食でつながる暮らしをつくる"コミュニティサービスです。 イメージしてください。 自分たちの創ったサービスが、 毎日この世界のどこかで誰かが使っていて、その人楽しませている。 KitchHikeは2013年に始まって、いまでは毎日誰かが使っているサービスになりました。 ■「きょうは、みんなで食べよう」 料理をつくる人(COOK)と食べる人(HIKER)が集まる交流コニュニティサイト KitchHike https://kitchhike.com/ を運営しています。 ■2017年10月にMistletoe, メルカリなどから総額2億円の資金調達を完了した急成長中のスタートアップです。少しでも興味を持ってくれた方はお気軽に上野のオフィスに遊びに来てください!
株式会社キッチハイク
フルタイムインターン
休学費用、全額負担!キッチハイクと一緒に成長したい、インターン大募集!
株式会社キッチハイクは「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」をミッションに、 関係人口経済圏を創出・拡大する地域創生事業を展開しています。1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」は人気育児雑誌が選ぶ2023年の日本の子育てトレンド「第16回 ペアレンティングアワード」、内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例、内閣府「2023年度地方創生テレワークアワード・地域課題解決プロジェクト参画部門」、国土交通賞「令和5年度地域づくり表彰」国土交通大臣賞(最高賞)など多数受賞。 <事業一覧> ◎1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」https://hoikuen-ryugaku.com/ ◎地域・自治体のパートナーとして、こどもと地域の未来を創造する事業スタジオ「こどもと地域の未来総研」 https://kitchhike.jp/studio
株式会社キッチハイク
株式会社キッチハイクからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?
株式会社キッチハイクでは一緒に働く仲間を募集しています
16 いいね!
16 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

藤崎 祥見さんにいいねを伝えよう
藤崎 祥見さんや会社があなたに興味を持つかも