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NPOに入職する人どんなひと?バックグラウンド別メンバー紹介!vol. 10「ファーストキャリア」

カタリバには、
どんな人が入職してくるの?

まだまだ馴染みのない「NPOではたらく」というキャリアに関して、面談でも「どんな経歴の人がいますか?」、「教育やNPOの経験がないと難しいですか?」といったご質問をよく頂きます。

意外に思われることも多いですが、実はメンバーの経歴は多種多様です。

教員をはじめとした教育業界の経験者はもちろん、縁遠く感じられるコンサルティング業界や金融業界、メガベンチャーやIT企業の出身者など、様々なキャリアを持つメンバーが活躍しています。

そんなメンバーたちのキャリアや転職の想いは下記からお読みいただけます!


…とはいえ、100人以上いるので、自分と似た経歴のメンバーを探すのも大変かもしれません。

そこで、この連載では経歴ごとにメンバーのプロフィールをまとめて紹介していきます!



vol. 10「ファーストキャリア」

今回は、記念すべき第10回目としてカタリバを「ファーストキャリア」の場所として選んだメンバーのご紹介になります。

新卒採用は基本的には実施しておらず、今回紹介するメンバーは中途採用のポジションにエントリーし、中途採用の基準・プロセスで入職しています。

そのため検討ハードルは高いものの、結果的に年間1~2名が入社しています。

古野香織

古野 香織のプロフィール - Wantedly
認定NPO法人カタリバ, みんなのルールメイキング事務局(https://rulemaking.jp/)
https://www.wantedly.com/id/kaori_furuno

カタリバ入職前の経歴

1995年生まれ、東京都練馬区出身、中央大学法学部を卒業後、東京学芸大学大学院教育学研究科 社会科教育専攻 修士課程を修了

カタリバでの経歴

2021年4月に入職し、ルールメイキング事業部に配属。学校への直接支援、教員コミュニティ運営、研究プロジェクトのマネジメントなど、幅広い業務を担当する。 2024年4月より、ルールメイキング事業部における課題解決ユニットのリーダーとなる。


中井 征弥

中井 征弥のプロフィール - Wantedly
https://www.wantedly.com/id/seiya_nakai_b

カタリバ入職前の経歴

1998年生まれ、東京都出身、一橋大学社会学部卒業 大学在学中に、教育系NPOにてボランティア・インターン活動に従事し、3年次にアダチベースへ。大学卒業後、新卒でアダチベースに就職

カタリバでの経歴

2022年に入職、アダチベースに配属、学習プログラムの設計や体験企画を担当する。 2024年から、中学校内での学習サポートや居場所提供をする学校連携事業の現場責任者を兼務している。


堀 美宇

堀 美宇のプロフィール - Wantedly
https://www.wantedly.com/id/miu_hori_

カタリバ入職前の経歴

1999年生まれ、北海道苫小牧市出身、岩手大学人文社会科学部(日本語学専攻)、岩手大学大学院総合科学研究科日本語教育(日本語教育専攻)卒業

カタリバでの経歴

2023年に入職、コラボ・スクール大槌臨学舎に配属、中学生の学習伴走・第三の居場所提供、高校生マイプロ伴走を担当する。 2024年から、同事業所で中学生の学習プログラム再開発を担当している。



★☆ メンバーアンケート ☆★

(1)カタリバに入職した理由は?

  • 新卒入社でも、自分自身のマイテーマ(主権者教育・シティズンシップ教育など)を大切にしながら働くことができる環境だと感じたためです。新卒で入る会社は、学生までの自分を一度「まっさら」な状態にして、0から新しいことを学びなおすイメージでしたが、採用時に「あなたが学生時代に培ってきた経験や知識を、存分に活かしてほしい」と伝えていただいたことが、入職の決め手となりました。
  • 現場で子どもたちに関われるのと同時に、現場で考えたことを元に社会を変える一端を担える仕事だと思えたから。あとはアダチベースにいる職員さんが大好きだったから。
  • ご縁のある岩手県で「居場所づくり」について学びたい、それを実現するためのスピード感がある場所で肌で感じたいと思ったからです。
    私は、日本語教育を軸に国語教育や防災教育などについて学ぶ中で、それらはあくまで手段で目的ではないのかもしれない、重要なのは「一人一人が一つでも多く安心できる場所を持っていること」だと感じました。そう感じたときに、「居場所」って人によって定義づけが変わるのかも…、そもそも「居場所」ってなんだろう…、といった問が沸き起こりました。
    そのときに、「ナナメの関係」を活用した「居場所」を提供しているカタリバを知り、ぜひ自分も関わりたいと感じました。


(2)カタリバで活きた学生時代の経験・スキルは?

  • 出張授業の企画・運営・プログラムづくりの経験
  • 大学院での授業観察・教員インタビュー・教育実習等を通じて、学校教育への理解を深められていたことが、学校伴走やコーディネーターの仕事で役に立ちました。
  • 海外研修に行く機会が多くあり、そのときに特に揺さぶられた光景や言動、そしてそのときの気持ちをきっかけにどのようなアクションをしたのか、岩手県の子どもたちに伝えることができたことです。
  • 日本語教育を学ぶ中で、単に言語がわからないからコミュニケーションのズレが起きるのではなく、その言葉の背景にある一人一人の価値観や文化などが影響している可能性があることを研究していたので、なぜ伝わらないかを客観的に考える習慣が、対生徒、対大人関係なく多様なコミュニケーション時に役立てることができました。
  • 教育系NPOでのボランティア・インターン。現場の責任を担うポジションにあって、チーム作りを一生懸命考えていたことは今に繋がっています。
  • 大学時代に専攻していた社会学は、事業の背景理解に役立っています。

(3)入職して苦労したことは?

  • チームリーダーとして進む方向性を決め、みんなの目指す先を揃えていくこと。
  • 社会人基礎スキル…!ホウレンソウ!!!笑
  • 社会人2年目なこともありできないことが多い一方で、周りには10年以上のキャリアのある先輩方ばかりでインプット・アウトプットの量と質、視野の狭さなどで、なかなか自分の成長実感を感じられないことです。
  • 入社してまもなく、事業として初めてのコーディネーター向け説明会を企画・運営したり、学校との面談を任されていました。比較的新しい事業の担当者になったこともあり、誰も正解を持っていない中で、暗中模索しながら担当業務を推進する必要がありました。「NPOでは即戦力が求められる」と言われますが、たとえ新卒であっても関係なく、大きな裁量とミッションが与えられたことは、面白くもあり、苦労した点でもあります。




以上、今回は「ファーストキャリア」にカタリバを選んだメンバーの紹介でした!

興味を持っていただいた方は、ぜひ下記募集の「話を聞きに行きたい」からエントリーをお待ちしております!

オープンポジション
日本最大級の教育NPOで、教育の未来にイノベーションを起こす仲間を募集中!
カタリバは、どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。現在では職員数150名、経常収益15億円を超え、国内でも有数の教育NPOに成長しました。 高校生のためのキャリア学習プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、コロナ禍以降はオンラインを活用して経済的事情を抱える家庭やメタバースを活用して不登校の子どもたちに学習支援を行うなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。 Vision  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会 Mission  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 意欲と創造性をすべての10代へ Theme  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ・高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供 ・被災地の放課後学校の運営 ・災害緊急支援 ・地域に密着した教育支援 ・困窮世帯の子どもに対する支援 ・外国ルーツの高校生支援 ・不登校児童・生徒に対する支援 ・子どもの居場所立ち上げ支援 など ▶ NPOカタリバ 採用説明資料 https://bit.ly/3YtOAJS
認定NPO法人カタリバ

みなさまにとって、NPOではたらくことを少しでも身近に感じていただくきっかけになれば嬉しいです。
次回もお楽しみに!!

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