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【インターンシップインタビュー】Faruk’s Story〜バングラから日本へ!人生の挫折と新たなる挑戦〜


Abdullah Al Faruk

バングラデシュ出身。

2018年9月留学のため来日、現在はアジア太平洋立命館大学の4年生。

2021年12月よりJELLYFISHでインターンを開始し、日本に滞在しているムスリムITエンジニアに日本企業を紹介している。

2022年2月に自身の会社STEAHを起業。

ー夢への挫折と新たな道の開拓ー

2018年まで私はバングラデシュの海軍を養成する大学に通っていました。私はただ海軍になることだけを夢見て、学生時代を過ごし、結果、海軍になるための最終試験まで進むことができました。もう夢が手に届く、そう思っていましたが、最終試験は不合格。奈落の底に突き落とされた気分でした。人生で初めての大きな挫折に目の前が真っ暗になりました。そんな私を見かねて、在日していた兄が大分にあるアジア太平洋立命館大学(通称APU)を勧めてくれ、私はAPUに入学することに決めました。

ー常に先のことを考えるー

APUに入学して私の人生は海軍を目指していた頃には到底想像もできなかったものになりました。APUに入る前は、いつも目先のことだけを考えていましたが、入学後はこれから先何をやろうかと未来についてより考えるようになりました。自分がやりたいと思ったことであってこそ惜しみなく努力できると思った私は、就職するのではなく自分でビジネスをやろうと思い立ちました。日本で起業するためには日本社会について知らなければなりません。まずは日本語を習得せねばと思い、日本語に関わる活動に積極的に参加し、ほとんど日本語が話せないところから日本語検定2級までレベルを上げることができました。また、日本人の教授とも積極的にコミュニケーションをとり、教授がやっているプロジェクトに自ら参加しました。

最も印象的だった活動は国際運動会の運営です。留学生となかなかコミュニケーションを取らない日本人。その原因を聞いてみると日本人はシャイだからだと言われました。そうなってしまう原因は幼少期にあるのではないかと考え、それならば幼少期から留学生と交流する機会を作ろうと思いました。それが別府で行われた国際運動会でした。子供たちに各国の国技を体験してもらい、留学生と交流するという企画でした。結果的に多くの子供たちからまたやりたいという声をもらい、少しでも子供たちが留学生に対して身近に感じてもらえたのかなと手応えを感じる出来事となりました。

ームスリムが働きやすい日本社会へー

私がJELLYFISHのインターンを始めたきっかけも兄でした。兄がJELLYFISHのサービスを利用していたことをきっかけにJELLYFISHを知り、グローバルな環境で働きたいという思いからインターンを始めました。私はバングラデシュ出身のムスリムですが、在日ムスリムの方々から仕事やアルバイトの際にお祈りする時間が取れないという声を数多く聞いてきました。私は最大限ムスリムがストレスなく働けるようにサポートしたいと思い、ムスリムについての勉強会の開催やムスリムに優しい職場環境づくりを行ってきました。優秀なムスリム系エンジニアの方々が安心して日本企業で働くことができるようにAPU卒業後もフリーランスとして関わっていくつもりです。

ー人生何があっても止まらないことー

人生良いことも悪いことも起きるのは当然のこと。目の前の問題に囚われることなくその先のことを考えられるなら目の前のことが小さく思えてきます。立ち止まらずに先に進むことを目標にして前進し続け、努力するなら必ず成功できると思います。

立ち止まらずに進み続けてください。その先に何があるのかは誰にもわからないのだから。

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