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開校1年目の快挙!合格率世界一を達成!

ナマステ~iTips小西です。いつも読んでいただきありがとうございます。
まもなく10月ですね。インドの10月は、ガンジー生誕日、そしてヒンドゥー教ダシェラ祭と続くお祝い・お祭りムード一色の賑やかなシーズンになります!

さて、我々iTipsは、インド バンガロールに職業訓練校「Oyakata Skill Training Centre」を開校し、日本の建設現場で特定技能人材として活躍する人材の育成・マッチングを行っています。
そして今回のストーリーでは、前回の「内定者第一号の報告」に続き、大変喜ばしいご報告をさせていただきます!

日本の特定技能ビザを取得するためには「日本語試験」+「特定技能(建設分野)試験」に合格する必要があります。
その「特定技能建設分野試験」に今月(9月)、インドで初の合格者が我々iTipsの職業訓練校から誕生しました!

パチパチパチ!!!

そして、なんとなんと、その後も合格者が続出し、

合格率は単月、累積共に世界一という快挙を成し遂げました!

ウォーーーーー!!

日々コツコツと努力してきた生徒たち、
そして、生徒へ愛情を注いできた先生、それを支えた周辺メンバー。
恥ずかしながら、これまで「世界一」いや、「日本一」すら縁のない人生を歩んできたiTipsファミリー。

まさかこんな高い山に登れるだなんて。。素敵すぎる。感動!
生徒たちよ!おめでとうございます!

この結果を素直に喜ぶと共に、日本を目指す一人でも多くの生徒が合格できるように、

次は、合格率ではなく、合格者数「世界一」を目指します!

さて、この興奮を抑えつつ、今回のストーリーでは、まずは「特定技能外国労働者」の概要について、わたくし小西なりに整理した情報をお伝えしつつ、iTipsのこの度の成果をご報告させていただきます。

目次

  • 日本で働く特定技能外国人労働者の概要
  • インド初!特定技能(建設)試験合格者の報告
  • インドでの人材育成と並行しここからは、日本も第二の舞台へ

日本で働く特定技能外国人労働者の概要

ではまずこの章では、特定技能外国人労働者の人数や国籍など概要を整理していきます。

ここでいきなり皆さんにクイズです!
日本で働く外国人の数は日本人労働者の何割くらいだと思いますか?
↓↓↓↓↓↓
答えは、2.7%、人数にして182.3万人だそうです。(リクルートワークス研究所ウェブサイトより
下記の表によると過去10年で外国人労働者の数は3倍近くに上り増加の一途をたどっています。

引用元:厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ

2023年5月時点(おそらく現時点での最新の情報)では約204万人(2024, 7出入国在留管理庁より
対前年増加率は 12.4 %です。確かに外国人の労働力なくして私たちの生活は成り立たないのでは?と思う程、働く外国人を日常的に見かけます。

そして、その外国人労働者約204万人のうち、われらiTipsが育成を目指す特定技能外国人労働者の割合は6.11%、数にして208,425人だそうです。(2023.5月末時点)

上のグラフで分かるように、特定技能外国人も増加の推移をたどっています。
理由としては企業の人手不足の加速はもちろん、特定技能の対象分野が拡大していることなどが要因にあげられるでしょう。

では、特定技能外国人労働者208,425人のなかで、インド人は何人いると思いますか??
↓↓↓↓↓↓
実はまだ230名!割合にしてたったの、0.1%です
しかも職種分野は、介護・農業がメイン。
実は労働力不足深刻な課題である日本の建設業界においては、特定技能インド人労働者は一人もいません。
個人的にはとても意外に感じました!!

では、インド以外の国はどうでしょう?
インド以外の国からはどれだけの特定技能外国人が建設業に従事しているのでしょう?
↓↓↓↓↓↓
答えに驚き!なんと、12,776人!!
そんなにいるんですね!これまたびっくりです。

国籍は、圧倒的にベトナム。その後フィリピン、インドネシア、中国と続きます。

引用元:国土交通省(建設分野における外国人材の受入れ)

インドのお隣ネパールからも74人もいるようです。

他国の状況をご確認いただいたところでここからは、「特定技能(建設) インド人労働者ゼロ」という現状に風穴をあけた我々iTipsの快挙を紹介させてください。

インド初!特定技能(建設)合格者、彼の名はサクティ君
そう、前回のストーリーで紹介した彼です。そして第一号のサクティ君を皮切りに、「Oyakata Skill Training Centre」から今月複数の合格者が誕生しました!

次の章では、この快挙についてお伝えします。

インド初!特定技能(建設分野)試験合格者の報告

今月(9月)「Oyakata Skill Training Centre」の訓練生のうち17人が、初めて特定技能(建設)試験にチャレンジしました。みんな初の試験ということで、プレッシャーのかかる中よく頑張りました。

結果は、合格率驚異の82%!!世界一!

ちなみに直近の他国の合格率はどうでしょう?小西ちょっと気になったので調べてみたところ・・
直近一年のデータによるとベトナムで約34%、フィリピンは約18%、インドネシアは30%参考:建設技能人材機構)となっています。
合格率は低く、容易なテストでないことがお分かりいただけると思います。

そんななか初受験で合格率82%という驚異の結果を出した我々の成果を大変誇らしく思います。

(キャプション)教室での様子

「Oyakata Skill Training Centre」現場統括の田邉さんに、今回の結果についてお話を伺ったところこのような感想が返ってきました。

田邉:今回受験した17名は、日本語が得意な生徒や、まだまだ不得意な生徒が混在する教室で、すべて日本語にて授業を行いました。最初に受験した生徒は特定技能試験の勉強を3か月し、次に受験した生徒は、日本語を勉強し始めて6か月以内(内、特定技能試験勉強は2か月半)で日本語試験と特定技能試験にパスしました。また今月最後に受験した生徒は1か月半という勉強時間でした。勉強方法も新しいものを取り入れ、能率的で着実な定着が図れるように工夫しています。だからと言ってガリガリ勉強するのではなく、みんな楽しんで勉強している姿を見かけていたのがとても新鮮でした。リラックスできれば彼らはスペックは高いのだと、改めて実感いたしました。

以上、現場統括からのコメントでした。
現場の皆さん、そして合格者の皆さん、本当におめでとうございます!!

(キャプション)訓練生のノート。ノートをしっかりとることも指導しています。

さて、今回の結果はiTipsだけでなく、日本の建設業界においても、大変意義のある一歩だと小西は感じています。このまま順調に特定技能(建設)の合格者がiTipsから増え続け、日本の建設現場で働くインド人が増えていくことを期待しています!

インドでの人材育成と並行し、日本も第二の舞台へ

さて、数か月後には今回の合格者らが日本の建設現場で働くことになります。

我々は、彼らのフォローをしっかり行いつつ、彼らが感じた日本の魅力、そして日本の建設現場では有能な人材を求めていることを、インドにアピールし続けます。
こうした活動が、日本での就職を望むインドの若者を増やすだけでなく、彼ら一人ひとりに、新しい世界に挑戦する強い心を育んでもらう機会なると共に、ハードワークすることの楽しさを知ることに繋がると、我々は信じています。

今回は以上です!完読いただきありがとうございます。


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