なにをやっているのか
私たちは、「すべてのがんばる人に、幸せを」というミッションのもと、
日本・インド両国の建設業界が抱える課題を解決するために、「日本の技術力」と「インドの若い人材」を繋ぐ、職人キャリアアッププラットフォーム「oyakata(オヤカタ)」の構築を行っています。
oyakataは、職人のキャリアアップに欠かせない2つの機能を備えています。
①技能訓練校でのハードスキルの向上
インドでは職人技能の資格制度が未整備であるため、職人のスキルが可視化されていません。
そこで、私たちは、日本の業界団体や職人からの協力を得て、インド国内で
自ら技能スキルの資格制度を整備すると共に、技能訓練所の運営を行います。
訓練所内の教育を通じて、建設職人を目指す職人見習い一人ひとりが、施工技術や図面読解などの基本的な技能=ハードスキルを身に着ける機会をデザインしています。
②OJTデータ活用によるソフトスキルの向上
訓練校の修了者には、工事現場とのマッチングを行い、現場でのOJTの機会を提供します。
日々の勤務実績をデータとして収集し、顧客からの評価やフィードバックと紐付けることで、「時間を守る」、「約束を守る」といった基本的な職業倫理=ソフトスキルを身に着ける機会をデザインしています。
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●PR TIMESにてプレスリリースを配信しました(2023年12月8日付)
日本の人材不足を「oyakata」が救う!!アイティップス「建設DX展」に初出展!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000118295.html
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なぜやるのか
アイティップス株式会社は、日本・インドの建設業界の課題を解決するソーシャルベンチャーです。
代表のラトネッシュは、18歳の時に途上国開発に関心を持ち、在学中にオンライン寄付のプラットフォームを構築する学生ソーシャルベンチャーを立ち上げるなど、様々な取り組みを行ってきました。
その後、インドの日系建設会社の経営を5年経験する中で、急激に発展するインドのインフラ開発において「建設職人の教育機会の整備が遅れている事実」を目の当たりにすると共に、平均28歳というインド職人の若さの裏に、失業率25%という厳しい雇用事情があることを知りました。
インド現地では、職の機会が不足しています。
一方で、日本では、2030年に23万人の建設職人が不足するという社会問題が顕在化しています。
高い技術力を持つシニア職人の引退が目前に迫る危機感から、日本の人材不足への助け船として、インド人材に期待する声を数多く耳にしてきました。
そこで、日本・インド両国を結びつけ、互いの強みと弱みを補完し合える、新しいプラットフォーム「oyakata」を作り、社会課題の解消に向けて全力を注いでいます。
どうやっているのか
世の中を大きく変えるには、変革を起こしたい情熱とそれを継続する力、
そして、圧倒的に優れた仕組みを作ることが必要です。
でも、そんなカッコいい言葉を並べたところで、変化を起こすことは簡単なことではありません。
私たちが対峙するのは、未だに古い慣習や既成概念が残る建設業界です。
地域に根ざす産業であるが故に、地域ごとに特殊化された難しさがあることはもちろんのこと、これが日本とインドとなればと、言葉や文化、商習慣も異なります。
私たちはそんな難しい業界で課題を抱える人々に対して、優れた仕組みをつくり、解決に導いていかなければなりません。これは、個人ではなく、チーム全員で挑む大きな挑戦です。
アイティップスでは、一緒に働く仲間としてカルチャーフィットを最重視しています。
国籍も言語も異なるメンバーの一人ひとりが、「よい仕組みを作る」という目的の下で団結し、ユーザーに本気で向き合っていく。
「常識よりも本質」を追求しながら、仲間と議論を重ねて、一緒にプロダクトを創っていきたい。
そんな想いに共感してくれる方と一緒に働きたいと思っています!