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今日は糸川から、自身のキャリアを考える時に1つの軸になるであろう事を紹介したい。
そもそもなぜキャリアをデザインし、キャリアにより何を得るのか?という点から考えてみたい。仕事とは、”目の前の誰かをハッピーにする事”とアイエスエイプランでは定義している。つまり、目の前の誰かがハッピーにならないのであればそれは仕事という定義に当てはまらないし、それなしに生まれる売上や利益をアイエスエイプランでは否定する。
キャリアとは、この仕事のベクトルである。目の前の1人より100人の組織、今日のハッピーより10年続くハッピーがベクトルが大きいということになる。つまり、より多くの誰かをより深くハッピーにするというマイルストーンを定義するのがキャリアだと考えている。この現状認識や次のフェーズの目標設定がキャリアデザインとなる。
キャリアの壁や、大きくキャリアのトランジットを考えた時に有効な理論は、キャリアハップンスタンス理論である。計画された偶発性と訳される。これは次のフェーズの環境に自分自身が関わることによりキャリアトランジットのキッカケや学びを得られるかもしれない?つまり、偶然に発達するかもしれないキャリアを計画的に構築しましょうという事である。
注意が必要なのは、キャリアという考え方はどこまで深堀りしても自分が中心にはならないという事だ。中心は目の前の誰かであり、市場である。自身が社会的にどのような価値を持つのか?というのは自分ではなく目の前の誰かや市場が決めるのである。