会社の経営計画をどうやって社内に共有するか?
は多くの経営者、マネージャーの共通の悩みなのではないでしょうか。
どんなに立派な計画を描いても、実行されなければ意味がありません。実行するのはメンバーひとりひとりですから、経営計画をしっかり理解して「やってみよう!」と前向きな気持ちで取り組んでもらう必要があるわけですね。
そこで、インビジョンではどうやって経営計画を共有し、日々の業務に取り組んでいるのかライトな感じでご紹介します。
このコラム記事は経営企画 兼 マーケティング 兼 インサイドセールス 兼 セールス 兼 CSとして、一人で”THE MODEL”のプロセスを回している石井が担当します。別にSEOを意識してるわけじゃないんですが、そういう書き方がクセになっているので、気になったら失礼します。
期初に発表した経営計画を四半期に1度軌道修正
まず、毎年期初に「今期の方針はこうだ!」みたいなものをしっかり、2~3時間かけて全メンバーに説明しています。ただ、3ヶ月も経つと色々と状況が変わり、計画も軌道修正が必要になってくるものなんですよね。
インビジョンでは、四半期に1度『想いをカタチに会』という社内行事を行っていますので、その中で経営計画の進捗や変更点を改めて共有しています。
「”想いをカタチに会”って何?」という方は、こちらの記事をぜひ読んでみて欲しいです。
▼設立15年で1番いい社内イベントだった。by社長 ー「想いをカタチに会」で、大事なことに立ち返った話ー
https://www.invision-inc.jp/news/20220704-omoiwokatachinikai/
「想いをカタチに会」は通常6月、8月、11月、2月におこなっています。もちろん、もろもろの共有事項を考えてタイミングが前後することもあります。
少しずつ内容は変わっていますが、もう10年以上続けていますので、ある程度この流れが良いよね~という鉄板の構成が見えてきました。
「想いをカタチに会」での共有の流れ
「想いをカタチに会」の流れは毎回こんな感じです。開催日の1週間前くらいまでにスライドや中身を準備します。
全社的な方針・共有
チームごとの共有
休憩・乾杯・歓談
表彰
おたのしみコンテンツ
さらに歓談
エンディングムービー
締め・解散
前半で全社的な共有・チームの共有があり、休憩をはさんで表彰と”おたのしみコンテンツ”が用意されています。エンディングムービーは、皆が撮影したデータを集めたものを編集し、3ヶ月間を映像で振り返ります。
ちなみに、チームごとの共有は、半期は全チーム、四半期は特にトピックスがあるチームのみの共有としていますので、全体で2時間または3時間くらいになります。だいたい、金曜の18時くらいから開始することが多いですね。
出社できる人は出社して、オンラインの人はZOOMかMEETでつないで参加します。
それでは、具体的にどんな内容を共有しているのかを、もう少し詳しく2022年11月に開催した想いをカタチに会の様子とともにご紹介します。
第1章:全社共有@誠吾さん(20分)
まず最初は、代表の誠吾さんの共有から始まります。
四半期の業績の振り返りをした後に、その時に気になっている課題感や、今後に向けて考えていることをざっくばらんに話してもらいます。
毎回テーマを持って話してくれるんですが、ちなみに11月のテーマはこちら。
いきなり、全員ポカーンとします。
これだけ見ると意味がわからないと思うんですけど、「顧客理解の大切さ」「常連さんのつくり方」等について、具体的なデータやフレームワークをつかってわかりやすく説明してくれました。
ただ伝えるだけではなく「インビジョンらしさ(おダシ)が感じられるアウトプット」になっているか、とてもこだわっているのが感じられます。
第2章:戦略@石井(10分)
誠吾さんによる全社共有につづいて、石井から課題と戦略の共有をします。
戦略のパートは数字によるカタイ話が続くので、”おダシ”の要素は少なくなりがちです。
「●●●大作戦」みたいなネーミングをつければ良かったかな~とか反省しました。
全社の現状と方向性を全員で共有することで、自分たちがやるべき事が具体的にイメージしやすくなると考えています。
第3章:組織@ちな(10分)
続いて、戦略人事の貞光より組織についての共有です。
顧客戦略に沿ったカスタマージャーニーに伴走できているか?
→伴走するために十分なスキル・能力を身につけられているか、という育成的な観点
→伴走してお客さんに価値提供、会社に貢献した人が評価されているかという報酬的な観点
という話で、育成・評価制度の変更についての話をしてもらいました。
ここまでが、全社的な経営計画の共有となります。
インビジョンでは、価値観・戦略・組織の3つのバランスがとれているのが良い経営計画であると考えていて、それらを長期的/短期的にどのように推進していくかというロードマップからチームやメンバーの目標を決めています。
「何をどう共有すれば良いんだろう?」と感じている会社さんは、
ぜひ使ってみていただけると嬉しいです。
ここまでで、キリが良いかなと思ったんですけど、せっかくなのでその他の共有についても簡単にご紹介しますね。
第4章~第7章:チーム戦略(各チーム5分)
プロダクト戦略では、小山さんからHRハッカーの開発スケジュールが共有されました。
もっとお客さんの採用成功に貢献できるよう、パワーアップしていくようで楽しみです。
▼我が子『HRハッカー』をぜひ御社に採用に役立たせてください!
https://dashitore.com/hrhacker/
つづいて、広報戦略として、武神こと武田くんから、お付き合いのある常連のお客さんを中心に人事の方のお悩みにお答えするコミュニティ『人事のネタ帳』について紹介されました。
HRハッカーをご利用中のお客さんであればどなたでも無料でアクセスできますので、ぜひ振るってご参加ください
▼『人事のネタ帳』
https://jinjinonetacho.jp/
代理店さん向けの戦略については、こばくんから共有です。新聞社さんとの取り組みが多いので、ここでは紹介できないんですけど、何やら大掛かりな取り組みがあったようですね。
福島民報さんや河北新報さんとのお付き合いが深いので、現在”東北三羽烏”と名乗っています。
さらに、日本沸騰屋こと地方創生チームより、書籍出版とクラファン・おダシフェスのイベントについての報告がありました。皆様のご協力もあり、無事達成することができました。
ありがとうございました。
▼『弊社ダシ屋と申します』はAmazonでもご購入いただけます。
https://amzn.to/3R34dSz
今回は、こんな感じの内容だったんですが、半期の1度は全チームのマネージャーから共有があります。この後、表彰やおたのしみコンテンツがあって、エンディングムービーとなります。
日々忙しく業務していると
「なんか他チームと足並みが揃ってないかも」
「何やら会社の方針て変わってない?」
「今後会社はどういう方向に向かうんだろう?」
ふと、そんなことを考える瞬間が誰しもあると思います。
四半期に1度の「想いをカタチに会」は、経営計画を共有するだけではなく、改めて全メンバーの目線を合わせる場であり、インビジョンらしさを確認するインナーブランディングの場にもなっています。
パートナーさんや応募者さんをご招待することもありますので、わたしたちと同じ想いで走っていただける方は、ぜひご来社いただけたら嬉しいです。
それでは。