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【リファラル採用】コンサル出身の同期2人はなぜINIへ?ビビッときた"誠実さ"の正体とは。

働く社員の知人や友人の紹介によるリファラル採用。自社の良さを社員が実感していてこそ叶う採用手法です。そこで今回、INIのリファラル採用で紹介した人・紹介された人にインタビュー!入社の決め手や働いてみた感想など、リアルな本音を聞きました。 (2022年11月時点の取材に基づいた情報です)

プロフィール:

紹介した人:友常 果歩
UX/コンサルティングチーム所属 ディレクター
2019年中途入社。新卒入社したコンサルティング会社で、ディレクター兼デザイナーとして企業の社内報制作に携わる。将来を見据え、Web領域のスキルが身につく転職先を求めてINIへ転職。
紹介された人:干場 絵美
UX/コンサルティングチーム所属 ディレクター
2019年中途入社。友常とは前職の新卒同期。同じくディレクターとして社内報の制作に携わる。クライアントと向き合い長期的に支える仕事ができるような転職先を検討中、紹介を受けてINIへ。

この記事のポイント

  • 1社1社を大切にできなかった...2人がINIへ転職を決めた理由
  • 謙虚で、垣根のない社長の対応に感銘を受けた
  • 22年積み上げたナレッジが、入社後の成長を加速させる

ディレクター同期の2人が、次への一歩を決めたとき。


──まず、お2人はどんな関係だったんでしょう。

友常 新卒で入ったコンサルティング会社の同期です。主に大手企業から依頼を受けてクリエイティブコンテンツを企画する会社で、2人とも社内報制作チームのディレクターでした。

干場 友常はデザイン業務も兼任し、私は取材やライティングもするなど、細かい役割は少し違いましたが、ディレクター同期として支えあった仲です。それぞれの得意分野を活かして同じプロジェクトを担当することもあり、相性の良さも感じていました。同期の中でも1番親しくて、彼女の家に泊まることも多かったですよ。

──泊まるほどとは、かなりの仲ですね。そんななか、入社から2年経った頃に友常さんが先にINIへ転職されて。きっかけは?

友常 包み隠さず言うと、その会社が多忙を極める環境で...。大学でデザインを学んできたので、仕事そのものには愛着がありましたが、1人のディレクターが十数案件を抱え、業務時間外や土日の出勤も多く、体力的についていけなくなったんです...。

干場 企業のインナーブランディングに踏み込めるやりがいある仕事でしたが、1社にじっくり手をかけるには社内の制作リソースも十分足りておらず、それでも納期は迫っているのでデザイナーさんに頼み込んで休日出勤してもらったり...。なかなかハードでしたね。

友常 なので在職中は全く身動きが取れず、退職してから転職活動を始めました。エージェントの紹介で2社から内定をもらい、そのうちの1社がINIだったんです。

──転職活動は、どのような軸で進めたんですか?2社内定をもらった中でINIに決めた理由は何だったんでしょう。

友常 Web系の会社に絞って探していました。これまで紙媒体の経験はありましたが、Webは独学でHTMLをかじったぐらいで...マーケットニーズも踏まえ、この領域を極めたいと考えたんです。
最終的にINIに決めたのは...2時間にわたる面談ですかね(笑)。実は当時、最初はもう1社のほうに気持ちが傾いていました。大手医療グループ系という、安定性に惹かれたからです。でもWebの知見もないし、本当にこの会社で自分が成長できるのか判断すらできず...悩んでいることを正直に話したら、代表の和田や当時のリーダークラスのメンバーとの面談を設けてくださって。そこでサイト設計の大切さや、INIの体系化されたワークフローを知り、ここならより高いレベルのディレクターをめざせると感じたのが決め手になりました。

ひたむきに、目の前の人に力を尽くせる働き方を求めて。


──そしてのちに干場さんも、同じくINIへ転職されるわけですが、友常さんから紹介をもらった経緯を教えてください。

干場 まず転職を考えたきっかけは、友常も話していたように、前職の多忙な環境が一つ。そして何より、会社の方針と自分のスタンスにズレを感じてきたのが大きいです。

前職は、新規案件の獲得に向けてリソースがしっかりと割かれる一方で、既存の案件などは新人のみで対応するケースも多く...これで本当に顧客満足を満たせているのか疑問をもつようになりました。実際に、それによってクレームが発生することも決して少なくない状況だったんです。それが、クライアント1社1社に誠意をもって向き合って、目の前にいる人の役に立つ仕事がしたいと考える自分のスタンスと次第に合わなくなり、辞める決意をしました。

──そうして転職活動を進める中で、友常さんから「INIを受けてみないか?」と声をかけてもらったんですね。

干場 はい。前職を辞めた後、複数社の選考を受けて内定もいくつかもらったのですが、なかなか決め手がない...と思っていたとき、ちょうどご飯に誘ってもらって。

友常 マーケティングやWeb系で仕事を探していると聞いていたので...業種的にも合うし、会社の考え方ともマッチしているんじゃないかと思って「うちはどう?」って声をかけたんです。ちょうどINIに入社して半年経った頃で、いい会社だなと感じていたので。Web未経験からスタートできる土台があることも知っていましたしね。

──なるほど。干場さんは転職軸としては、当初からWeb系の会社に...というのを視野に入れていたんですね。

干場 前職がインナーツールの制作など、対企業向けのBtoBのビジネスだったので、もっと多くの目に触れ、影響を与えられるtoCの仕事がしたいとは思っていました。また、影響力の大きさや、これから先のニーズを考えたときにも、やっぱり紙よりWebかなと。人と関わってものを作り上げるプロセスや、クライアントと対話を重ねて歩みを進める時間が好きだったので、その点も軸においていましたね。

──ちなみに、INIに出会うまでに受けた会社はしっくりこなかったとのことですが、それはどういうところで?

干場 言語化するのがむずかしいんですが...何となく、人やオフィスの雰囲気をみたときに、そこで働くイメージを持てなかったんです。

面接を受けていると、「何十社も担当を抱えて残業もいとわず働いているけど、それがやりがい」と語るスタンスの会社が割と多くて。それって社員は本当にそう思っているかなって。業界的にベンチャーが多いのも関係しているかもしれませんが、経営層と現場の温度差がありそうな企業は、あまりピンときませんでしたね。

──大きなことを語るけれど、実態とは乖離がある感じですね。

干場 そうなんです。だからこそ堅実さ、誠実さがあるかどうかは、とても重視していました。社員一人ひとりの目線にきちんと立てていて、何より、クライアント1社1社にちゃんと向き合う姿勢がある会社に行きたいという想いが最も強かったですね。

──友常さんから紹介を受けた後は、どんな流れに?

干場 まずはGM(現在は執行役員)の角と面談があり、会社についてくわしく説明してもらいました。友常も同席してくれ、1時間かけてフランクにいろんなことを質問し、その後、正式に応募して選考へ進みました。

──その場を経て、応募しようと思った理由は何だったんですか?

干場 まずは...オフィスがめちゃくちゃ可愛くて、足を踏み入れたときに「あったかいな、いいな」と感じました。こじんまりして、雑談も聞こえてきて、でも騒がしすぎずみんな落ち着いて仕事をしていて。面談で対応してくれた角も、穏やかな語り口で、他に面接を受けた会社ではなかなかない雰囲気で、すごくしっくりきました。


それとそのとき、和田と初の対面を果たしたんですが、角が「今日、面談にきてくれた干場さんです」と私を紹介してくれて、それに対して低姿勢で名刺を渡してくださって。"こんな謙虚な人が社長なのか"と、良い意味で驚きました。社員同士の会話も、ガチガチの上下関係がないフラットな雰囲気があって、働くスタッフが自由にのびのびと発言できそうなところが、すごくいいなぁと思ったんです。

──Web業界は比較的新しくて、それが良いところでもありますが、一方でワンマン性が強くナレッジなども十分に蓄積されていないところが多い印象はありますね。その点INIは、Webの黎明期の初期から培ってこられた実績とナレッジがあるからこそ、どっしりとして構えていられる落ち着きを感じるのかもしれません。

干場 そうですね。和田は、本当にひたむきな姿勢でWebに向き合っていて、"堅実"を地でいっている印象を受けますね。

驚くほど親切で、"教えるのが好き"な人の集まりだった。


──では、実際に入社していかがでしたか?紹介した友常さんも、自分が入社したときの気持ちを教えてください。

友常 皆さんとても面倒見が良いというのが第一印象でしたね。私は0に近いような新人でしたが、先輩たちが丁寧に教えてくださるので、少しずつ成長の実感を持てました。

干場 本当に、親切すぎて戸惑うほどですよね(笑)。年次など関係なくフラットに接してくれるので、私ものびのび働けています。フォローも手厚く、疑問がすぐ解消できるのも良いところです。

友常 あとはフレックスで、朝ゆっくりできる点も嬉しいです。私は10時30分ぐらいから仕事を始めています。個人の裁量で1日のタスクを組み立てられるので、心にゆとりができていますね。土日の出勤はもちろんなく、しっかりリフレッシュできています。

──INIは、Web業界の経験がなくとも飛び込めるナレッジの豊富さや教育体制が魅力とのことですが、その点はどうでしたか?

友常 入社して最初の3ヶ月間は、制作課題に取り組んだり、アシスタントコーダーとして簡単な更新作業をしたり、少しずつWebの知識を身につけていきましたね。早い段階で、ホワイトペーパー(見込み客獲得に有効とされる、商品やサービスのDL資料など)の制作ディレクションといった実務もありましたが、3ヶ月間はじっくり学習に専念させてもらった印象です。

干場 私は現在ディレクターを主軸に、PMや、新規で引き合いをいただいた案件の提案業務などを行なっているのですが、入社後は学習と並行しながら割とすぐ現場に入ったと記憶しています。提案資料の作成といった実務案件のサポートを行ない、4ヶ月目からアシスタントディレクターとして本格的に始動しました。

友常 現場に入るタイミングは私より早かったですよね。課題テキスト3冊で基礎知識をつけてコーディングに挑戦し、ベーススキルを身につけるのは全員共通。それ以外は、個人のレベルや業務領域、伸ばしたい分野のスキルに応じて学習・実践できる環境です。

干場 それこそ私の場合は、CSSって?HTMLって何?というレベルからのスタートだったので、学習アプリを使ってWebサイトを作り、先輩にレビューしてもらって、改善しながら制作のイロハを初歩の初歩から学ばせてもらいました。

友常 私はデザイン業務も希望していたので、LP(サイト訪問者が最初にアクセスするページ)を3つ作ったら晴れてディレクターデビュー、というのが決まっていました。でもたとえば干場のように、フロント寄りのキャリアパスを考えている場合は、制作課題のターンを少し短縮して早期から現場で必要なスキルを身につける方針にする...など、会社の戦略なども踏まえて、その都度、教育フローもアップデートされていっているのだと思います。

──課題制作やアシスタント案件に関して、ちゃんとレビューをしてもらえるのは貴重ですよね。ひたすら案件を回して、先輩たちが教育にほとんど時間をさけず新人が独学で学ぶしかない...というのはこの業界でよくあるケースだと、私も身をもって感じていますので...。

干場 そうですね。時間をかけて、分からないところがあれば丁寧にフォローしてくださる安心感は大きかったです!

友常 INIは大学生のインターンや職業訓練校の受け入れも積極的に行なっていて...みんな教えるのが好きなのかも(笑)。

──なるほど。惜しみなく若手にノウハウを伝授して、"みんなで未経験者を育てていこうよ"、という文化が根付いているのですね。INIはナレッジ共有が盛んというのもよく聞きます。和田社長を筆頭に、向上心が高く、探究心旺盛な方が集まっていますよね。

干場 それはまさにおっしゃる通りです。ナレッジを共有するのがあたりまえになっているので、他社と比較してどうかというのは実はピンとこないんですが、日々、社員がキャッチした業界のトレンド情報やソリューション事例なんかをみんなが書き込んで、そこで意見交換して...みたいなことはもう日常ですね。

──ですよね。皆さん研究熱心だなとすごく感じます。私もINIのチャットグループを拝見していて、有用な情報を自分だけのものにせず、みんなにシェアする文化ってとてもいいなと。

友常 新しいものを取り入れていこう、勉強していこう、という姿勢は強く感じますね。ただ、情報データが豊富な分、若干整理しきれてなかったり、最新データの更新が追いついてなかったり...ライブラリとして活用するのにはまだ課題もありますけどね。でもそれでも22年のナレッジは素晴らしく、新人のときも、これどうすれば?という難問も、誰かに聞けば必ず解決する心強さがありましたね。

INIの"誠実さ"を構成するのは、ウソのない向き合い方。

──お2人とも、現在はUX/コンサルティングチームでメインディレクターをされていますが、どんなお仕事を担当されているんですか?

干場 私はプロジェクト全体を管理するPMを中心に、IA(サイト制作における情報要素の設計作業)などを担っています。現在メインで長期的に担当しているのが、三菱電機グループ系のクライアント様のWebサイト改修。直近では、DX化の動きの中でも先行的に動いている"営業スマート化プロジェクト"に関わりました。

▼営業スマート化プロジェクト
https://www.ini.co.jp/portfolio/mebs.html


営業業務の効率化・強化をめざしたプロジェクトで、INIはWebサイトの改修部分を担当しています。昨年12月のコーポレートサイトの全面リニューアル時は、マーケティングから要件定義、デザイン、HTML開発・CMS開発~公開までを一手に担当。サイトリニューアル後は、問合せや資料DLが飛躍的に増える結果に結びつきました。現在も、継続的にコンテンツのアップデートなどご依頼いただいておりますので、お役に立てるよう引き続き頑張っていきたいと思います。

──見込み客を獲得して、さらに顧客・リピーターへと段階的に引き上げて、売上アップへとつなげていく。経営的にも、非常に重要なミッションを任されているわけですね。友常さんはどうですか?

友常 私は業務領域としては、ディレクターを軸に、デザインやコーディング、保守なども担当しています。トータルに担うこともあれば、案件によって担当ボリュームやゾーンはさまざまです。

直近のプロジェクトでいえば、大手通信事業者の数万人が利用するHRサービスのコンサルティング案件を担当しています。社員の自律的な学習を支援する、社内システムのサービスデザイン、UX/UIのアップデートがミッションです。

読んだ本のレビューを上げて他の社員が参考にできたり、キャリアの棚卸しをして自分の能力レベルを数値化し、今後のキャリア形成の指針にしたり。今後は研修の学びを社員同士でシェアし合える機能の追加も検討しているところ。また、より多くの社員の方に有効活用していただけるよう、システムを運用・マネジメントし、プロモーション手法などを考えていくのも私たちの役割ですね。

──ただ、決まった機能をUIとしてどんどん追加していく、という関わり方に留まらないんですね。

友常 そうですね。UX観点でニーズや課題を一緒になって整理して、「それだったらこんな方法がいいのでは」とINIのナレッジをもとにアイデアを提案していく、というクライアントと1チームのイメージが近いと思います。

──まさに、クライアントと2人3脚で、じっくりと作り上げていく仕事ですね。それでは最後に、お2人からみて「INIってどんな会社?」というところをお伺いできますでしょうか。

友常 22年積み重ねてきたナレッジが豊富な老舗で、大手案件の実績も多いことや、無理のない働きやすさももちろん魅力です。でも私は個人的に、最初の面談がとても印象に残っています。自分の会社を良いように言うことはいくらでもできると思いますが、良い面も悪い面も、すべてぶっちゃけて話してくださって。それが、INIのクライアントへの姿勢そのものをあらわしていると感じました。

現実的にむずかしいこと、できないことはできないと伝える。それでいて、技術的にこういう解決策もあるとベストな方法を提案する。クライアントのオーダーに真摯に寄りそいながら、常に、プラスアルファの価値をもたらすソリューションを尽くす。そういう企業としての誠実な姿勢が、INIの良いところだと思いますね。

干場 ナレッジという資産を貯め、前に進み続けている会社だと思います。案件が終わったら必ず反省会(レビュー会)を行い、得たノウハウは蓄積し、改善点があれば次につなげる。もっといいものを作っていくために、重ねてきた時間を絶対にムダにしない。足腰の強い組織をめざしているところが、すごくいいところ。案件の中で使った資料の共有会などもありますしね。あとは、尊敬できるたくさんの先輩PMのもとで学べるすべてが、財産だと思います。

──プロジェクトを振り返ってきちんとレビューして、ナレッジ化して次に活かすのってすごく大事ですよね。INIが長期的にクライアントと関わる案件が多い理由もそこにあると感じますし、まさにお2人が転職にあたって大事にされてきた、"クライアントに対して誠実な会社"であることがとてもよく分かるお話しでした!

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