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農業用ロボットの開発を始めようと思ってから今に至るまで〜7〜

先導プロジェクトという農水省が主体の助成金のプログラムに応募するにあたって農水省を訪れました。

そして、全く予想もしていなかった一通のメールが届きます。

「はじめまして。農水省技術会議事務局の◯◯と申します。TPP対策の先導プロジェクトで実施する研究開発の企画立案を担当しています。当局研究企画課の◯◯から貴殿が来省した際の話を聞きました。お話を直接お聞きしたいと考えているのですが、再度ご来省いただくことは可能でしょうか。

医療用マニピュレータを除草に利用するのは、スピードや価格など克服する課題がかなり多そうですが、そういった目的に限らず、特に貴殿が押さえている研究シーズの活用という観点から、幅広く意見交換できればと考えております。

ご検討いただければ幸いです。」

えっっ。◯◯ってメッチャ偉そうな肩書の人が興味持ってくれている!!

大したことじゃないと思われるかもしれませんが、そもそも自分たちが相手にされるかどうかも分からない状況で農水省に伺いました。まさか、このように先方からアクションを起こされるとは思ってもいなかった分、心躍るメールでした。まぁ研究シーズとか言われても、僕は研究者ではございませんが!

とはいえ、もちろん一度お話をと言われて断るはずがありません。

いざ農水省へ

意気揚々と打合せに行くと、先方はお一人ではなく、ロボット専門官や園芸専門官等、その道のプロと思わしき担当者を含め計3名で待ち受けていてくれました。

今回の開発を思い至った経緯。現状の進捗具合、なぜ雑草を取るロボットを開発しようとしているか等々。こちらが考えている構想をひたすらお伝えしてみました。

その反応は、

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