社長に聞きたい16のこと（後編）

今回は西について、会社に対する想い、プライベートのことまで根掘り葉掘り聞いてみました。オーランの代表はこんな人。と分かる内容となっていますので、ぜひご覧ください。

プロフィール
西 ゆきの
代表取締役。静岡県出身。

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社長にとって、目標となる経営者とはどんな人ですか？

売上規模が大きい会社さんとかはそれなりに特化しているものがあり、自分のミッションに人を引っ張っている勢いのある人はすごいと思います。だけど、もてなし精神のような社員に対する人ファーストという感覚値を持っている経営者とはあまり出会った事が無いですね。私の場合、憧れを自分の中で作ってしまっているので、そういう憧れの人は特にいないかもしれないです。

例えば、もてなすのも結局は自分の自己満足で、もちろん人が満足して喜んでもらえると最終的に自分も嬉しいじゃないですか。 自分のために動いている人だから、本当に私利私欲で動いている大きな会社の社長さんは社会のテーマだったり、人生のテーマが自分の中にあるイメージで、個人の感性を満たそうとしているような社長さんにはまだ出会ったことは無く、そういう意味では会社を成長させるためには具体的なミッションが必要なんだなという意味での憧れというか参考として見ていますね。

社長の趣味は何ですか？

旅行ですね。日本全国いろんな場所をまわるわけではないですが、旅行は好きですね。休日はどこかしらに出かけていて、家にいることはあまりないかもしれないです。旅行先で営業していることもよくあります。（笑）
観光地にある古民家やホテル、旅館に行ったり人からの紹介で過疎化や経営テーマを抱えているような場所に敢えて行くこともあります。趣味と混ぜているところがありますね。子供もそれに巻き込まれているというか。（笑）

例えば旅行した先でどこがおススメかという話を聞いて参考にしていることもありますし、観光地巡りをしています。
このホテルに行きたい、この季節だから季節物を見たいなどで行くことも多いです。例えば長野の軽井沢に行った際、諏訪湖に寄り花火を見て帰るとか、旅館の元お客さんの家に行くこともありますし、行く場所が決まった際、そういえばあの人ここに住んでいるなと思い出し連絡を取ることもあります。なので旅行先を決めてから予定を決めていることが多いです。

リラックスするのはどんな時ですか？

子供の寝顔を見ている時です。リラックスするというか肩の荷が降りる方が近いですね。（笑）1人になって仕事をしている時はリラックスしているかもしれないです。ホテルで働いている時からずっとそうかもしれないです。外資系が向いていたのもそうですが、個人で頑張るタイプで自分は自分のためにという精神がその頃からありますね。

あとはワインを飲んでいる時でしょうか。3級のワインを飲むときはリラックスしていないですが。（笑）普通のでもいいから、飲みたいという気持ちを我慢しています。気持ちのブレーキをするのは結構できる方で、自分の中で決めたルールを守るのは得意なんです。

ワインの飲み方は【中編】で紹介しています。

座右の銘はありますか？

やはり、『らしくもてなせ』ですね。「おもてなし」には、自分以外の相手がいて、その相手の期待を超えたり感動させることが真髄だと思っています。例えば接客する時、ただ相手を案内するだけではなく、相手の気持ちを汲み取り、サプライズなど何かをしてあげたことで初めてもてなしができたというイメージでいます。これが日本語の面白さの1つだと思っています。

また、人と人がつながることによって新たな出会いや新しい考えに発展しますが、相手のことだけに集中して自分の気持ちを無視してしまうと、本当に自分自身の行動ではなくなってしまいます。社員一人ひとりの考えやキャリアに自分の考えを乗せて、初めて自分らしさが生まれると思います。

ただ、会社やクライアント、仲間や家族のサポートがあってこそ、自分らしくいられるのだと思います。だからこそ人に認められるものを提供していくことが必要で、それが本当の「おもてなし」になると思っています。

社長の長所と短所を教えてください。

長所は、楽観的でポジティブなことです。短所は、無駄骨が多いことでしょうか。元々営業出身では無いので、コネクションがゼロでこの業界に入り、上司も不在のままスタートしていたので、一般的な営業スタイルが分からなかったです。この業界での下積み経験が無いことを課題に感じています。

現状はスムーズですが、無駄に工数をかけてきたなと思っていますし、ゼロから足で稼いでいたことも多いから、人によっては無駄に感じることが多いかもしれないです。そういう意味だと短所かもしれないですね。

目標や挑戦したいことはありますか？

やはり、ジャンルに限らず、サービスマンとしての何かを自分の中に残したいというのはあります。そして、オーランの社員たちも、自身としての何かを成せる機会を多く作りたいですね。例えば新規事業や、社員たちがオーランを出て独立した後のことでも、この業界でこうなっていたいなどの実現のためのステップをオーランで出せたという実績を作りたいです。それが凄く理想的です。

最終的には、私個人もしくはオーランの与えたサービスによって恩恵を受けてほしいと思います。

おわりに
今回の記事では、西の会社への想いや営業が好きなこと、西のプライベートについてご紹介しました。今後も、オーランの様子を発信していきますので楽しみにしていただければ幸いです。