社長に聞きたい16の質問（中編）

今回は西について、会社に対する想い、プライベートのことまで根掘り葉掘り聞いてみました。オーランの代表はこんな人。と分かる内容となっていますので、ぜひご覧ください。

プロフィール
西 ゆきの
代表取締役。静岡県出身。

前編はこちら

朝や夜のルーティーンを教えてください

朝のルーティンは、主に子供中心ですが、 大体5時半から6時の間に子供を起こして朝ごはんを食べさせ、 7時半から8時までに家を出発して、仕事に行きます。最近はほとんど車で移動していて、移動中でも車を途中で止めてオンライン会議や電話会議をすることも多く、色々できるようになりました。朝からだいぶ動いています。

夜のルーティンは、夜9時から9時半までには子供を寝かしつけてからミーティングをすることも多いですが、1日1杯は必ずワインを飲んでいます。ただ飲むのではなくその日の気分によりランクに分けて飲んでいます。

ワインのランク付け
1級：人から勧められたものや、価値や味に大満足したワイン。
グラスは箱に入っている1脚数万円する高級グラス。
2級：安くても満足のいくワイン。
グラスは、二重構造になっているグラス。
3級：普通のワインと思って買ったけどまずかったワイン。
グラスはガラスではなく、プラスチックのタンブラー。

1級ワインを飲む日は仕事ができた日に、ご褒美をあげる感覚で飲んでいます。2級ワインを飲む日は今日の目的は一応達成できたという日に飲んでいます。3級のワインを飲む日は、ダメダメだったと感じた日に飲みます。自分を戒める気持ちで。明日は頑張ろうと思いながら美味しくないけど飲んでいます。（笑）

ワインは以前から飲んでいましたが、子供ができてから個人の時間を使うことが少なくなり、外に飲みに行くこともほとんど無くなったため、そこからの晩酌ルーティンになっています。

学生時代はどのように過ごしていましたか？

お酒は好きで、一生分飲んじゃったなというくらい飲んでしまっていましたね。（笑）

勉学以外だと、バイト三昧で夜勤などを含め合計で30個ほどしていたのではないかと思います。例えば和食の勉強をしたくて和食の料理屋さんに行ってみたり、ホテルの場合は部署によって、クロークやフロント、ベッドメイキングなど、様々な仕事があり点々と行なっていました。ほかには、棚卸の夜勤や事務系、コンビニや特殊な家事代行、臨時家庭教師など学生ができるバイトはなんでもしていたと思います。

唯一していなかったのは、調理系ですね。奥が深すぎて片手間じゃできないものだったため、しませんでした。

1日あたりの掛け持ちは最大で4つほど。前の日の22時からホテルのバー勤務に入り、そこのホテルの仮眠室で寝て、朝はシャワー室を借りてから、バイキングで朝ご飯を食べ、朝番にそのまま入り、お昼に上がったら日中は別のバイトに入り、夜はまた別のレストランに入るという、1日中バイトしていたこともありました。さらに恋愛もしていたので、とてつもなく充実していたと思います。（笑）

反省や後悔をすることはありますか？

反省はするけど後悔はしないですね。振り返った時に反省して行動することが結構あるので人より準備はする方だと思います。また、私の場合は人にアドバイスされたことは信じてとりあえず試すタイプなので、試して失敗しても後悔することは基本的に無いです。

IT業界に入ったばかりの頃、他社の営業さんから飛び込み営業や日常メールの方法などのアドバイスを受け、積極的に試していたので自分の中で素直さのハードルは結構低いです。逆に他人から見て無駄だと感じることも自分の中で良しと思って試していました。

人との出会いが増えるにつれ、お客さんに対しても同様で、アドバイスを受けることもありますが、その度にそのまま信じて実行しても結果が出ないこともよくありますし、今もそうです。でも、それにかけた時間を無駄だとは思いません。

でも唯一、道間違いでよく二択で後悔することはよくありますね。ナビの指している方向が実際と違い、自分を信じた結果間違っていたことがあります。（笑）上京した頃は、マップが使えなくてみんなと待ち合わせをするときは紙に印刷していました。1年ぐらいは印刷したマップに頼っていたアナログ人間でしたね。（笑）

自分はどんな性格だと思いますか？

よく言われるのは、『前向き』や『楽観的』が多いです。性格は他人が見て決める事だと思っています。自分と全く同じタイプに出会ったことが無いので逆に自分がどんな性格か聞きたいですし気になりますね。

みんなとても繊細だなというのはすごく思います。自分が図太いという感覚は無いですが、鈍感でどちらかというと人が悩んでいることを本当に分かってあげられているのかなというのはあります。

話を聞いてもらうだけでいい人など、その人に対する精神的な面を考慮した解決策が見いだせないので、人によっては向いてないのではないかなと思います。それを代わりにやってくれる人が周りにいるのはありがたいです。

後編はこちら