西に訊く①オーラン創業までのストーリー | オーラン株式会社
高校生の時に働いていたレストランの店長からとある本を勧められたことをきっかけに、ホテルマンを目指し、最終的には静岡にある旅館の女将になったという異色の経歴を持つ代表の西。この記事ではそんな西が、...
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今回は西について、会社に対する想い、プライベートのことまで根掘り葉掘り聞いてみました。オーランの代表はこんな人。と分かる内容となっていますので、ぜひご覧ください。
プロフィール
西 ゆきの
代表取締役。静岡県出身。
私の父は自衛官だったので体育会系の家庭で育ちました。お休みはキャンプをすることが多く、湖畔にテントを張って泊まっていました。家族でホテルに泊まったのは1回だけでした。なのでホテルに憧れを持ったのもそれがスタートかもしれないです。
また、笑って腹筋を鍛えるという父の方針で、父と双子の姉と弟と夕飯後にくすぐり大会をよくしていました。そのおかげで運動神経が良く勉強の成績も良かったのです。高校からはバイトにハマってしまったので成績が下がってしまいましたが。
双子の姉とは高校まで一緒でしたが、先生や他クラスに姉と間違われたり、リレーでも同じ順番になったりするなど、双子ならではのあるあるが多かったです。
私の夢は最高のコンシェルジュになることだったので、ひとりひとりのトータルコーディネートをしたい、頼られるとすべてに応えたいというおもてなし精神が強く、サービス業が私のゴールなんだと思っていました。しかし、自分が取ってくる案件で働けるキャリアが広がったり、自分が紹介することで、夢が広がっていくのは想定していなかったため、それは良かったなと思います。
営業スタイルも、自分のために動いていたのを社員が最終的にどんな現場に入ることがスキルアップに繋がるのか、お客様側のプロジェクト範囲を含めて営業先を考えるように変化したり、社員の将来を真剣に考えられるようになったのも前職で営業の経験があってこそ気づけた部分です。
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サービス業以外の視点を持って仕事には注力するべきだよ。と言いたいです。(笑)ホテルマンを目指して進んだ大学時代は、自分が実際にサービス業が良いのかの適性探しで、アルバイトを掛け持ちしながら働いたりショートスリーパーを極めてみたりと、夜勤も含めて30個以上は経験しました。
しかし、今考えると遠回りしていたように感じます。自分のキャリアや目の前にある物事に打ち込むことは好きでしたが、元々サービス業以外にあまり関心が無く、取り巻く環境の中にある業務インフラなどについても考えていませんでした。
サービス業の視点のみで仕事を見ていて、企業の考え方やその課題も調べていなかったので、改善の余地があるかについても気付けませんでした。学生時代の私はサービス業が好きすぎたために、他の観点から見ることが出来ずにいたので時間の使い方には反省しています。
自分が一番営業を楽しむことです。給料アップや他の誰かのためでも、自分が頑張る目的を持たないとただ指示に従うだけで成果は上がらないし、どこかで諦めが出てきます。特に人材営業は責められることが多く目的を見失うことがあると思います。
営業を好きなこと、個人のパフォーマンスに集中し、それを楽しんでいると成果が出やすいと思います。また、逆に向かないと感じたら、きっぱり諦めることも大切。根性だけでは乗り越えられない場合もあるので、自分に合った営業スタイルを見つけることが必要だと感じています。
特に、人材営業はスランプに陥りやすいところがあるので、自己分析をしながら自分と向き合うことが大切です。
常に自分は悪くないと思っていることです。誤解を招かないように説明しますね。(笑)いつも誠心誠意を尽くし、誰かを陥れようとして営業したことは一切無いという自信があるので、怒っている理由は私個人ではなく他にあると思っています。自分に落ち度が無いクレームに対して後悔して悩む事は無く、改善するための行動を最優先にしています。
相手が何で怒っているかいつも客観的に考えています。自分は悪くないという自信を持つことも大事で、それが私の営業スタイルです。相手の敵意を感じることもありますが、それは人間関係を維持するためにも必要だと思っています。
私は根っからの人好きなのだと思います。私の中でみんな平等というルールがあり、いろんな考えを発して振り回してくる人も好きですし、許容範囲は広いと思います。唯一、出会った中で本当に嫌いだと思った人は過去に1人いたぐらいですね。(笑)
オーランの営業として動く際は、目的や役割に集中することがモチベーションの源泉です。自分の目的意識を下げずに取り組み目標を達成するための行動を日々行なうことが大切だと思います。
例えば、テレアポがうまくいかなくても、その行動が組織の新規開拓や課題解決に繋がっていれば問題ないです。自身の意思決定や行動に対して、常に目的を持つことが大事だと思います。
普段から何のために動いているのか、目的を常に考えて行動していれば、社内の中で何か問題があったとしても組織として成長しているなと感じられます。組織や人が拡大すれば役割が増えトラブルも増えると思いますが、それをポジティブに捉えて結果的に組織の成長や人が増えていくことに感慨深くなりますね。
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