新入社員に期待する事は何ですか?
選考の中でこのような逆質問を投げかけたことはありませんか?
今回はその質問に答えるべく、「HRクラウドが新入社員に何を求めているのか」について弊社CTOの上田さんにインタビューを行いました!
内海:ズバリ新入社員に期待する事はなんでしょうか?
上田:1点目は遠慮せずに思い切ってやる事です。先輩社員に囲まれるとどうしても遠慮しがちになると思いますが、萎縮せず何事にも思い切って取り組む事が大切だと思っています。
逆に言うと、期待したい事はこの一点だけかもしれません。強いて言えば2点目は自分の常識の殻を破る事ですね。
内海:殻を破るというのはチャレンジする回数を増やすという意味でしょうか?
上田:そうですね!チャレンジする回数を増やす事も勿論そうだし、人間知らず知らずのうちに「自分は〇〇な人だ」と決めつけてしまう事があると思います。
よくあるのが「自分は成果が出づらいタイプだ」とか「自分は遅咲きだ」と言う人です。確かに過去の経験からそういう傾向はあったのかもしれませんが、そういう自分の中で作り上げた自分像みたいなものを一回取っ払って取り組んでもらえたら良いなと思います。
内海:上田さん自身もそのような経験があるのでしょうか?
上田:おそらく僕はこういう思い込みが少ないタイプで、恐れずチャレンジするという意味でやんちゃだったかもしれません(笑)
私がHRクラウドに入社したのはエンジニアリングを学び出してわずか1年半のタイミングでした。世間一般ではエンジニア歴1年半と聞けばまだジュニアだと捉えられると思いますが、私の場合は「〇〇なサービス作れる?」と聞かれて「作れます」と答えていました。
もし「3ヶ月で作れる?」と聞かれていれば答えは違っていたかもしれませんが、今思えば強気な回答だったなと思います。その結果色々な苦労はあったけど、いま責任ある立場で働かせてもらってるのは間違いなくあの一歩があったからだと思ってます。
そして、結果的にこの経験はかけがえのないものになったと思えるので、自分の事を目指して欲しいというわけではないですが、こういうケースもある事を知ってもらって、考え方の一つとして持っておいて欲しいなと思います。
内海:ありがとうございます。次に、エンジニアの新入社員に対して期待したい事はありますでしょうか?
上田:エンジニアの皆さんには継続的に新しい技術をキャッチアップしていくという事をぜひして欲しいなと思います。
エンジニアとして力を高めたいと思うならば、これは立場・年齢に関わらずやるべき事だと思います。ですが、立場が上がるにつれて時間的制約が増える事は避けられないので、新入社員の内にその習慣を確立して技術に関する知識の貯金を作っておくのが良いと考えています。いざそのような状況になったとき、習慣ができていれば少ない時間の中で吸収できる知識量は増えますし、貯金を作っておけばその分勘所を掴むのも早くなると思います。
内海:なるほど!他にはありますでしょうか?
上田:あとは量をこなす事です。
すごいエンジニアと聞けば効率的に学習・業務をこなしたり、地頭が良いという風に想像しがちですが、尊敬するエンジニアの方と話していて「彼らの共通点はとんでもない量をやってきている事」だと感じます。特に、量をこなす中で失敗も体験して、だからこそエンジニアリングの精度が高くなるという事が凄腕のエンジニアに多いなと感じています。なので、ソースコードを書く量、開発する機能の量をぜひ大切にして欲しいと思います。
内海:これからぜひ意識していきたいと思います!
次に、グループのマネージャーとしてエンジニアの新入社員に目指して欲しいポジションはありますか?
上田:実を言うと、CTOやマネージャー等の特定のポジションを目指して欲しいという思いは無くて、どちらかというと各々が目指したいポジションを追ってもらえれば個人的にはそれで良いと考えています。とはいえ、部署としてはやはりエンジニアリングに関して沢山の事を高い質で行えるエンジニアが増える事は非常にありがたい事なので、特に新入社員には失敗を恐れず、チャレンジしながら量をこなして欲しいなと思います。
また、会社全体の視点で言うと、元はと言えば弊社のメンバーは「明日の仕事が楽しみな世の中を創る」というビジョンを実現するために集まってきており、部署や役職はそのための役割分担に過ぎないと思っています。なので、特定のポジションにつくために頑張るというよりかは、ビジョン実現のためにメンバー全員がいかにパフォーマンス高く働けるかを考え、その結果としてポジションがついてくるのが理想だと思っています。
内海:最後に、上司の意気込みとして逆に新入社員に期待して欲しい事はありますでしょうか?
上田:上司という立場に対して皆さんが期待する事はそれぞれ違うと思うので一概には言えませんが、皆さんの期待に応える事に対して我々は非常に前向きで建設的である事は期待してもらって良いと考えてます。選考の中で候補者の方が入社後何をしていきたいのかをヒアリングし、弊社にマッチしていると判断した場合は全力でその期待に応えるよう努力していく所存です。
内海:ありがとうございました!
終わりに
インタビューを通して、HRクラウドでは何が求められるのかがよく分かったと思います。
私自身も今後の業務で活かせそうな心構えを知ることができたので、非常に有意義なインタビューになりました。特に、エンジニアとしてソースコードを書く量と開発する機能の量を大切にしていきたいと思います!
「入社後、最速で結果を出したい!」という方には、この記事はとても参考にしていただけるのではないでしょうか。
もしこの記事がHRクラウドで働くイメージを理解する一助となれば幸いです。
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