今回の記事では23卒の久保田、山本、中川の3人の就職活動(以下就活)事情について紹介します!
3人の内定者が当時を振り返り、よかったことや、改善した方がよかったことなどご紹介いたします。
今就職活動に取り組まれている方へ少しでもお役立ていただけるような情報がお届けできたら嬉しいです!
テーマは、
▶1日のタイムスケジュール
▶ぶつかった困難と対処法
▶就活生に向けてメッセージ
です!
23卒内定者の就活軸や自己分析の方法はこちらの記事をチェック!
■1日のタイムスケジュール
【山本のタイムスケジュール】
山 本:私は教員か民間企業に就職するかで迷っていて、比較したかったこともあり、教育実習前の大学3年の6月にスタートして、4年の6月に終わりました。就活中に2つ教育実習があったので、教育実習と就活、それぞれメリハリをつけて過ごしていました。1日のスケジュールでよかったところは、睡眠時間をできるだけ確保していたところです。私の場合は、7時間睡眠を確保できているかどうかが、パフォーマンスに大きく影響してくるので、就寝時間と起床時間をできるだけ固定しました。一方で、もっとこうすればよかったなと思ったところは、食事についてです。タスクに集中しすぎて食事を抜いて作業してしまった結果、体力が持たなかったり、集中力が切れたりと体調面であまりよくありませんでした。なので、改善点としては、食事の時間をスケジュールに必ず入れることですね。リフレッシュの時間があることで、午後からも集中できたり、次の日も頑張れたりするので、これからも意識していきたいですね。 ※タイムスケジュール表の"Matcher"とは…OB訪問機能とスカウト機能を兼ね備えた就活プラットフォーム
【中川のタイムスケジュール】
中 川:僕は就活を始めるのが少し遅く、大学4年の4月にスタートしました。そしてHRクラウドの内定を獲得したのが7月になります。大学3年の頃は、漠然と大学院に進学したいと考えていましたが、今思えば、社会に出ることから現実逃避していただけなのかもしれません。そんな僕の就活中のタイムスケジュールですが、大学にいる内は勉強も頑張りたかったので、授業をフルで受けながら就活も進めていくというものでした。しかし、学業と就活の両立は現実的にかなり難しく、実際には就活メインの生活を送っていました。このようなあまり計画的ではない生活でも、単位と内定をともに獲得することが出来たので、最後に実践してよかった習慣を紹介します。それは、1日の中で、就活や学業について何も考えない時間(1時間ほど)をつくることです。音楽を大音量で聞いたり、何か別の集中できる作業に取り組んだりすることで、タスクに追われているという焦燥感からいったん距離を置き、無理やりにでも心の余裕を持ちます。そうすることでリフレッシュしてタスクに取り組むことができ、パフォーマンスを維持できたように思います。
【久保田のタイムスケジュール】
久保田:僕は大学3年の11月頃から動き始め、選考等を受け始めたのはちょうどこの時期でした。HRクラウドの選考を受けたのは大学4年の5月末です。僕は当時エージェントさんを利用していて、HRクラウドを紹介していただきました。
良かった点としては、「とにかく行動!」の就活をしていて、様々な業界を見て受けていました。広い視野を持つことで自分が思っていた事と違うなということが結構多く、「この業界おもしろい!」と思うことが多々ありましたね。ちなみに、IT業界は当時は全く考えていませんでした、、(笑)反面、1日に2社以上は面接・説明会等の予定が入り、準備不足で当日を迎えていたことが多々ありました、、(笑)
スケジュール管理は本当に大切だなと感じて、自分の無理がないように計画立てることが重要だと思います。
■就活で直面した困難とその対処法
山 本:私がぶつかった困難は、就活がどのようなものなのか周りに聞ける人がいなかったことです。大学には就職課はなく、周りも9割ほどが教員の道に進むので、先輩や同期で民間に就職する人がおらず、未知すぎて、私の最初の就活の一歩はハローワークに行くことでした(笑)。一方でラッキーだったのは、コロナ渦になり就活もオンラインが増えたことで、オンラインで学べる就活に関するコンテンツに参加して、情報収集できたことです。また、身の回りに相談できる人がいなかったからこそ、オンラインなどで色んな方に就活相談をさせていただき、そのおかげで、なんとか就活を進めることができましたし、社会人の方と話す機会が増え、面接のためにも良いトレーニングになったかなと思います。就活前の不安でいっぱいだった自分を思い出すと、この就活は、不安ながらもなんとか行動して、出会った人に支えていただきながら、1つずつ困難を乗り越えて成長できた本当にかけがえのない期間でした。
中 川:先ほど、心に余裕を持つという話をしましたが、実際の就活では困難しかありませんでした。直面した大きな困難を1つ取り上げると、4月に受けたある企業にあっけなく落ちたことです。就活開始からの約1か月はエージェントを利用せず、本命の企業を1つだけ決めて選考に挑みました。その企業では、選考の過程で簡単なWebアプリの作成が課題として課されました。それから約1か月に渡り、アプリの機能開発と細部へのこだわり、さらにアプリについての資料作りなど、考えられる最大限の努力をしました。しかし、いざ次の選考に進むと、面接経験の浅さから上手く自己表現することが出来ず、あっけなくお祈りメールをもらうことになります。ただ、この経験を通して、自分でもアプリが作れるという自信と、就活に対する認識を改めることが出来たので、今となってはとてもポジティブにとらえています。その後の就活は、エージェントに登録し、いくつかの企業を平行して受けながら、担当の方に面接の対策をしてもらいつつ、本命であったHRクラウドに備えました。やはり、いくら努力をしても、それを上手く伝えることが出来なければ意味がないので、誰かに面接対策とそのフィードバックをしてもらうことがとても重要だと思います。
久保田:実は山本と似ているのですが、僕もぶつかった困難として、就活をどのように進めていくのか、どのようなものかを周りに聞ける人がいませんでした。そのため、どのように情報収集して手を付け始めていいのか分からなく、未知すぎる就活のスタートでした。最初はネットで調べてやっていたのですが、1人で進める孤独感と本当にこれでいいのかという不安感を抱きながら進めていました。そこで実際に同じ23卒の人がどのようにしているのか知りたいという思いからTwitterを始め、情報収集をしたことで、同じ23卒や22卒の先輩などとの繋がりもできてどのように就活しているのかを知ることができましたね。コロナ禍でもオンライン上でインプット・アウトプットを繰り返して就活仲間ができ、またエージェントさんを利用するきっかけもつくることができ、僕の就活の中で大きな一歩だったのがこのTwitterを始めたことなのかなと思います!
■24, 25卒就活生に向けたメッセージ
山 本:「就活かなりきつい」「選考落ちて自信なくなってきた」…など、就活と聞くと、ネガティブなイメージがあったり、自分にできるのか不安な気持ちになったりする方もいるのかなと思います。私はまさにこんな自分が就活やっていけるのか…と悩みに悩んでいました。でも振り返ると、不器用ながらにも1つ1つ自分のペースで行ってきて、就活前と後では、自分の中にポジティブな変化しかありませんでした。自分自身への理解が深まったり、以前よりも行動することを恐れなくなったり、悩みながらもやり切れた、頑張ったなと思えたり…。就活をしていた期間は、自分の成長になくてはならなかった貴重な経験だったなと思います。というのも、昨日の自分から一歩でも、半歩でも進んでいたら、前に進んでいるということを実感できたからです。24卒、25卒の方々も、就活では現状に一喜一憂することが多いですが、焦りすぎることなく、まずは小さなことでも1つタスクを行って、「今日の自分やるじゃん!」と自分を認めながら進めていくことで、就活が貴重な成長の機会になることを心からお祈りします!
中 川:今就活をしている人やこれから就活をする人は、内定をもらうことができるのか、内定をもらった企業が本当に自分に合っているのか、様々な不安でいっぱいだと思います。面接の練習と割り切った企業でも、実際に落とされるとつらいですよね。そんな時にぜひ実践していただきたいこととして、先ほどの心の余裕と関連しますが、1日単位の長めの休息をとることです。そしてその日だけは完全に就活のことを忘れましょう。僕の場合は、1日に映画を3〜5本見て気持ちをリセットしていました。おすすめの映画は苦境から這い上がっていくジャンルのもので、気持ちを持ち直すのにはとても適していると思います。人生は気持ち・考え方次第と言ったりしますが、完全にそうだとは思わないものの、不可欠な要素ではあると思うので、ぜひ気持ちで負けないような就活をしていただければと思います。
久保田:この就活を通して、上手くいったことや上手くいかなかったこと、迷い、焦りなどたくさんの事を経験していくと思います。
僕自身もはじめの頃は一喜一憂してて、本当に大丈夫なのかなと悩んでいました。そんな時に支えになったのが周りの友人やエージェントさんとの1on1でした。
実際に友人やエージェントさんと、近況報告や模擬面接を通してアウトプットしていくことが自分の成長につながったなと今でも思っています。
僕自身、「とにかく行動」というのをテーマに就活をやっていて、予定を詰め込みすぎて凄くきつい思いをした時もあったので、適度にリフレッシュを挟むことも大切だと思います。
気分転換はモチベーション維持にもつながるので、無理せずに悔いのない就職活動にするために、積極的に自ら行動していってほしいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
皆様の就職活動を心より応援しております!
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