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「なぜ教育業界から人材業界へ?」内定者2人に対談してもらいました!

こんにちは!HRクラウド内定者の林、牧野、山田です!

今回は内定者の牧野・赤川に対談していただきました!

就活当初、教育業界を見ていたという共通点のある2人に、教育に興味を持ったきっかけから、なぜ最終的にHRクラウドを選んだのかまで、今までの人生を振り返って互いに深掘りしていただきました!

「どの業界に進むべきか悩んでいる方」、「周囲と自分を比べて不安を感じている方」に特に役立つ情報を聞くことが出来ました!

ぜひご覧ください!


>教育業界に興味を持ったきっかけについてについて

牧野「赤川君って元々NPOのボランティアをしていたんですよね?」


赤川「そうです。高校の部活の活動でNPO法人でプログラミング教育のお手伝いをしていました。
子供と関わるのが好きなので、楽しく行っていました。
しかし、正直その時は部活の活動だからやっているみたいな感じで、仕事にしようとまでは思っていなかったです。
教育に関わる仕事をしたいと明確に思ったきっかけは、大学受験でとても苦労したという経験ですね。
高校時代は、今が楽しければいいという生き方をしていたので、進路の事などを全然考えていませんでした。
でも通っていた高校が大学に進学することが当たり前という風潮がある学校で、とりあえず高校3年生で勉強を始め、なんとなく苦手じゃない分野の滑り止めの大学に合格し、そのまま進学しました。
ですが大学で苦労したことが多く、このままではダメだと感じて高校時代にボランティアとして関わっていたNPO法人に自ら声を掛け、インターンを始めました。そこで色んな大人に出会い、人生を振り返った時に「今まで進路や人生について考えられなかったのは社会人と全然関わって来なかったからだ」ということを感じました。
身近な社会人である父が自営業 だったので、自分の社会人としての将来像が想像できていなかったんです。そして、その頃から下の世代に自身の経験を踏まえていい影響を与えたいと思い、教育に興味を持ちました。」

牧野「なるほど!幼少期から上の世代と関わることが少なかったけど、インターンを通して大人との関わりが増えたことで、色んなことを教えてもらうようになり、自分も下の世代に同じように教えたり、関わる機会が増えたらいいなとか考えたということですね!」


赤川「はい。だから学業を教えたいのではなく、人の人生に影響を与える手段として教育に関わりたいと考えました。」

牧野「だとすると、キャリア教育に関わるという観点で人材紹介も赤川君に 合ってそうですね!そしたら実際に就職活動ではどんな感じで教育業界を見ていたのですか?」

赤川「教育の勉強のため教職の授業も履修していたものですが、学校の先生ではなく、課題発見・解決能力といった生きる力を養う事をしたいと思っていたので、就活自体はリべラルアーツのような教育に携われそうなベンチャー企業や団体を探していました。

牧野「じゃあ最初からエンジニア職に絞って企業を見ていたという訳ではなかったんですね。教育業界の中でシステムを開発する人やカリキュラムを組む人など、どういう役職で影響を与えたかったのかが気になりますね。」

赤川「そこは正直、就活時代はあやふやだったかもしれないですね。元々中学生の頃からゲーム作りが趣味だったので、自分の中でプログラミングは遊びだと捉えていて、仕事とは結び付いていませんでした。
ですが大学受験が終わって、自分の将来の仕事について考えなければと思ったときに、今まで言われてやってたのではなく自ら作りたいものを作るために学びながらやっていて、作ったものを実際に触ってもらう楽しさが忘れられませんでした。そして、自分が本当に楽しいと思えることはプログラミングだなと思ったんです。
なので、プログラミングを仕事として教育と結びつけられないかなと考えました。大学ではプログラミングにほとんど触れられなかったことから、一度はプログラミングで就職することは諦めたのですが、大学を留年、半年間休学した際に改めて将来について考え、プログラミングを勉強しなおしました。
そして2回目の就活は、エンジニアとしてプログラミングで作ったものによって教育にいい影響を与えたいと思い、教育関係のソフトなどの面から関われる企業を探していました。」

牧野「そうだったんですね。僕も思っている事ですが、「○○を実現したい」といった思いも大事だけど、仕事が楽しくないと、毎日が辛いものになってしまうから、日々の仕事での楽しみもすごい重要だと思うんだよね。だから、赤川君が自分の好きな事と実現したい事をうまく繋げてキャリアを考えていたから、赤川君に合った選択ができたのだと思いました。」

赤川「そうですね。今人材業界のエンジニアになり、自分のやりたいことを実現する手段でエンジニアとして関われている今は楽しくて、とてもやりがいを感じています。
好きな事だから仕事として大変な事があっても乗り越えようと思えるし、その先に実現したい事があるからより頑張れて、自分に合っていると思います。」

牧野「赤川君が仕事を生き生きとやっているなと見ていて感じていたので、話を聞いてとても納得感がありました。」

赤川「僕はこんな感じでしたが、牧野君はなぜ教育業界に興味を持ったのか気になります。」

牧野「僕は幼い頃から人に教えるのが好きだったという事が理由ですね。
僕は小学生の頃から進学塾に通っていて、中学生の範囲も先取りして習っていたので、小学校の授業が退屈に感じることがありました。しかし、周りの人から分からない部分を教えてほしいと頼られることが多くて、教えてあげたり、先生が急用の際に「代わりに授業しといて」と無茶ぶりをされたことがありました。それによって人に教えるって面白いと小学生の早い段階から感じていたなと思いますね。
それから大学進学の際に塾講師になり、小学生から高校生まで幅広い世代の生徒に対して、授業をしていました。その中でどう生徒に関心を持ってもらうかなどを日々考えて仕事をするうちに、これこそが「人生の本質なんじゃないか」と教育の奥深さを感じたんですよね。それで教育に携わっていきたいと思いました。

しかし、塾講師を続けていくことには疑問を感じていました。学校など一般的である集団授業で、一人ひとり躓く所や掛けるべき言葉は違うにもかかわらず、生徒全員に響くような授業をすることは難しく、効率が悪いと感じました。
なので、人それぞれの成長のプロセスに合わせた教育を提供するためのシステムを作り、教育や日本を変えられたらと思い、就職活動をしていました。」


赤川「そうだったんですね。
教育に興味を持ったきっかけは人それぞれ違うと思いますが、話の中に出てくる考え方にはすごく共感しますね。牧野君の話の集団授業に関して、僕も大学で教職を学んでいて、正直教育って学校では賄いきれないといった似たようなことを思ってました。」




>人材業界のHRクラウドへの入社経緯について

牧野「こんな経緯で僕たちは教育に興味を持ったわけだけど、どうして赤川君は人材業界のこの会社(HRクラウド)に入社することになったのですか?」


赤川「僕が人材業界を知ったきっかけは、NPO法人でのインターンでした。

NPO法人が企業の研修についての監修も行っており、代表が元々人材関係の仕事にかかわりのある方で、人材関係の仕事について話を聞くことが多かったんです。でも自分より下の世代にいい影響を与えたいと思ってたので、当時社会人向けに人材教育をするイメージだった人材業界に入ろうとは思っていなかったです。
しかし、Wantedlyで就職活動をしていたとき、僕のプロフィールを読んだCTOの上田さんからスカウトして頂いたんです。そこで初めてHR業界や人材業界のことをNPO法人の代表とは違う視点で話を聞いて、上下どちらの世代にも多くの人に影響を与えられると思いこの会社を選びました。

話が戻りますが、学校が教育を賄いきれないとなった時に、社会も教育を担っていかなければいけないと思うんです。業務を効率化することで企業も教育に力を入れてもらえ、僕の思い描く社会に世の中を変える手段の一つになるんじゃないかと思い、HRクラウドが自分にとって最適だと考え選びました。」


牧野「なるほど。どちらかというと人材業界を選んだというよりは、この会社だから選んだという感じですね。業界が全く違っても、企業の掲げている最終的な目標は同じだったりしますよね。僕たちが実現したい未来につながる企業であれば業界にこだわらなくてもいいのかなと思います。」


赤川「まさしくその通りで、僕も実現したいことが叶えられれば場所はどこでもいいかなって思います。」


牧野「僕もそんな感じでしたね。僕はプログラミングの経験があまり多くない状態で就職活動を始めたので、人気の高い教育業界でテクノロジーを掛け合わせた優良企業は、技術的に行ける所がなかったんですね。それで、活用していたエージェントの方から他に色々提示された中、HRクラウドの上田さんと話したことで、「明日の仕事が楽しみだと思える世の中をつくる」という事と、教育をよりよくするという自分の考えとの共通点をうまく見つけることができたんです。

「明日の仕事が楽しみだと思える世の中をつくる」って親が仕事を楽しくしてるという事に繋がるじゃないですか。僕の親は割と楽しく仕事をしていたんですけど、みんなが仕事が辛いものだと思うのって親からの影響が強いと思うんです。
なので「明日の仕事が楽しみだと思える世の中をつくる」ことで親が楽しそうに仕事をし、日々学習・成長する姿を見たら、子供たちも学習に対して前向きになると思うんですよね。それが子供たちや、そのまた下の世代へと連鎖して仕事が楽しいと思い続けてもらえたら、世の中の学習に対する意識も変わっていくのではないかと思うんです。

なので僕とHRクラウドが見ている未来が同じ方向だと感じて、自分が得られる選択肢の中で一番合っていると思いここに入りました。実際入ってみてHRクラウドを選んでよかったと思います。企業理念が社員にここまで浸透している企業ってなかなかないと思いますし、刺激がもらえて、いい就職ができたなと感じます。」


赤川「ほんとにそうですよね。それこそ牧野君の話や、他の社員の方達からのインタビューでの話も皆さん通じるものがあって、世の中を変えていきたいという思いの中に共通点が沢山あるから、ここに入ってよかったなとすごく思いますね。」



>就職活動の時に見ていたポイントについて

赤川「僕は今通っている大学が自分に合っていないと感じて辛い経験をしたので、就職は初めの一歩目としていいスタートを切りたいと思っていました。入社してからのミスマッチが無いように意識して就職活動をしていました。
しかし、良い面しか見せない企業説明会もあるので、長期的な実務インターンができる企業や、 色んな社員の方と話せる企業を見ていました。他にも会社の全体像や内部が見えやすいという点から、大手ではなくベンチャー企業で探していました。
NPO法人でインターンをしていたとき、自分の関わる事業は5人くらいの組織でしたが、人数が少ない中でうまく組織やお金を回しているのを見ていたので、ベンチャー企業に飛び込むことに不安や抵抗は無かったですね。」


牧野「じゃあ本当に大手企業は全然見ずに、ベンチャー企業だけを見ていた感じなんですね。」


赤川「そうですね。就職活動の企業を探す手段としてWantedlyを選択した理由も、新しい就活SNSで登録している企業の多くがベンチャー企業だったからです。」


牧野「確かにミスマッチが怖い学生や求職者にとってWantedlyは凄くいいですね!僕の場合は、裁量権があるかを重要視していました。なので社内の風通しがよく自分の考えが発言できて融通が利く所に行きたいという思いから、裁量の大きいベンチャー企業を見ていました。
あとは、仕事って人と協力して行うものなので、説明会や面接で人事の方と話す際は、自分と話が合いそうな雰囲気であるか、話を聞いて凄く共感できるかを重視していましたね。」

赤川「僕も裁量権は大事でしたね。NPO法人で活動する際、組織の人数が少なく、まずは自分で考えて行動する、ミーティングでも自分の意見もよく反映される環境だったので、急に自分の考えが反映されにくい環境に身を置くことはリスクが高いなと思ってましたね。」


牧野「そうですね。「自分のためにどんな環境を選ぶべきか」ということを結構考えながら企業を選んでましたね。」


>周囲と違う選択をすることについて

「二人の話を聞いて文系の私からお聞きしたいのですが、理系を専攻している人の多くが、学んでいた専門分野の職業に進んでいく中で、周りの人と違う選択をすることを怖いと思うことはありましたか?」


赤川「僕のやりたい教育ができる企業に本当に入れるのかという事や、やりたいことができる企業がなかなか見つからないといったことで不安に感じることは沢山ありました。
しかし、自分で調べながらゲーム作りをしていた事や、NPO法人で裁量を持ってインターンをしていた事など、自分で道を切り開いた経験がありました。なので、不安だし苦労は絶対あるけど、立ち止まることは無かったですね。」


牧野「僕も大学院に通う中で、教授からの「有名な企業に行ったり、官僚になるんだよ。」といった言葉や周りの人と自分を比べてしまうことで不安に感じることはありました。親の想いを考えると懸念点は色々ありました。だけど、やりたいことを考えると進むべき進路は絶対に大企業や研究職ではないと確信があったんです。一から一人で情報収集しなければいけないという事に関しても、周りの人に聞くよりも自分で経験し、確かめたことを真実として取り組んでいきたいと思っていたので抵抗は無かったです。
しかし今考えると、TwitterやLINEのオープンチャットなどを通して、周りと違う道を進む人同士で繋がれたらもう少し心強かったなとは思いますね。」


>対談を終えて

「赤川さんの「教育は学業を教えるだけではなく人の人生に影響を与えてあげる手段としても関わることができる」という部分が大変印象に殘りました。私自身、大学で日本語教員の資格に向けて勉強していましたが生徒の人生に与えられるものについて考えたことはありませんでした。ですがこれまでの学生生活を振り返ると先生から与えてもらった影響は沢山あることに気がつきました。

また牧野さんの集団授業に関する疑問点は、正直私も小中と通っていた塾で感じたことがあります。ですが当時の私は「ついていけない方が悪い」ような雰囲気があるように感じてしまい勉強することの楽しさを感じられなかった時期もありました。そのような部分をシステムで解決し生徒には学ぶことの面白さを知ってもらい、教育する側にとってもより良い教育をするための手段になればいいなと感じました。
これまで教育について周りの方と話したことが無かったので大変貴重な機会になりました。ありがとうございました!」


牧野「お互いに「誰かの人生に良い影響を与えたい」という想いの実現できる場所を求めた結果、HRクラウドという会社にたどり着いたという共通点に気づき面白かったです!
今教育業界を漠然と目指している就活生の方も、人材業界などの他の業界にも視野を広げてみると案外自分の価値観に合う就職先を見つけられるかもしれません。

一人でも多くの人が納得できる就職先を見つけられることを祈ってます。貴重な機会をいただきありがとうございました。」

いかがでしたか?

内定者2人のHRクラウドへの入社に至るまでに抱えていた不安や考えの変化について聞くことが出来ました!

進路の決める際の考え方など、就活中の方へ参考になる話が多かったのではないでしょうか。

周りの人にどう思われるかではなく、自分はどうしたいか人生を振り返って考えることが、自分に合った進路を選ぶ上で重要なようですね。

就活で悩みや不安を抱える方の助けに少しでもなれたら幸いです!

いかがでしたでしょうか。


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