■挨拶
HRクラウド代表の中島です。記事をご覧いただきありがとうございます。
弊社は2021年で8期目を迎えるベンチャー企業です。
これまで様々なことを経験してきましたが、今のHR業界を変えたい、人々の仕事に対する価値観をより良くしていきたいという想いは創業当時から変わっていません。
長い人生の中で仕事に費やす時間は家族と過ごすよりも長い時間、仕事をすることになります。
そうであるにも関わらず、日本は仕事に対して熱意をもっている人は非常に少なく、実際に日本人の仕事に対する熱意をもっているかどうかに関するアンケートでは139か国中132位と非常に悪い結果となっています。(米ギャラップ社調査)
私は、本来仕事というものはしんどいものではなく楽しいものであると思っていますし、そうあるべきであると思っています。
私たちのサービスが仕事を楽しいと思える人を増やし、豊かな人生をおくる人を増やせるようにできるよう、これからもサービス展開をしていきたいと思います。
■就職活動と創業経緯、今に至るまで
30歳で1億の会社を創るということが私の就職活動の軸でした。
当時私がお世話になっていた人がいるのですが、その人が31歳で1億程度の会社を経営していて、その人の年齢になった時にその人を超えることが一番の恩返しになると考えたからです。
なので、1億までに3年はかかると想定して27歳で独立するということを考えていました。
1社目に入社したのは学情という東証一部上場の人材系企業です。そこでは営業のイロハを学び、優秀な上司にも囲まれマネジメントとは何かを学ぶことができました。
非常に良い環境ではあったのですが、東京のマーケットで自分を試したいという気持ちが強くなり転職を決意。
楽天株式会社に就職をします。
楽天では営業だけでなく戦略の組み立て方、事業の立上げ等を経験させていただき当初の予定通り27歳で独立をしました。
独立する前から今の仕事に対する価値観を変えたいという想いがあり、創業当初は企業の不合格者を他社とシェアするようなサービスをリリースしましたが、結果的に企業様には受け入れられず撤退を決意。
ただ、併せてリリースをしていたATS(採用管理システム)の評判がよく、ニーズが高いということに気付き、ATSをより伸ばしていくことにシフトチェンジをしました。
当時のATSには求職者用のマイページという機能が存在し、大手企業のみが利用するサービスであるという固定概念があったのですが、私は顧客ターゲットを中堅中小企業に設定し、企業と求職者がシームレスにやり取りができるようにマイページの機能を排除、また、LINEを取り入れることによってよりスムーズに求職者とコミュニケーションが取れるように設計しました。
また、ATSは高いと認識されていた価格帯も中堅中小企業が導入できるように他社サービスよりも半額以下に設定し、導入しやすいスキームに変更しました。
結果的に、業界として初めてマイページのない採用管理システムとして2021年12月時点で600社以上の企業様にご利用をいただいています。
独立してからは自分自身が未熟な分、うまくいかないことがたくさんあり様々な問題が降りかかってきましたが、経営において起こる問題は会社の目指す道の中で足りない部分が顕在化するという事象だと捉えて、一つ一つ解決していくしかないと思っていますし、諦めなければ必ず前に進んでいけると信じています。
創業してから3年経った30歳の年で目標としていた1億の会社を創るということは実現できたのですが、一つ山を上るとまた次の景色が見えてきて更に高い山を上りたくなります。
今の短期的な目標はATSNo.1を取るということ。
当社のミッションとして「HR業界のプラットフォーマーになるということ」を掲げており、そのためにもATSNo.1は避けて通れない道だと思っています。
採用担当者が使いやすいシステム「採用一括かんりくん」 2021年12月末時点で導入社数は500社を突破
■ビジョン・ミッション
当社のビジョンは「明日の仕事が楽しみな世の中を創る」というもので、言葉は変われど、この想いは創業当時から変わっていません。
このビジョンを実現するために「HRプラットフォーマーになる」というミッションを掲げており、そのために戦略としてATSNo.1を取ろうと考えています。
ATS自体のマーケットは年々成長をしており、当社のクライアント数、売上ともに毎年200%以上の成長をしています。
海外では中国のATSの会社が100億以上の資金調達をしたり、アメリカのATSの会社がユニコーンとして話題を呼んでいたりと、マーケットとしては楽しみなマーケットにいると感じています。
今後はATSのマーケットで確実に利用社数を増やしていくとともに、既に展開している採用メディア「Job spring」を拡大させて顧客満足度を高めていき、ほかのSaaS系サービスへの展開も視野に入れてプラットフォーム拡大を図っていきたいと考えています。
■私はこんな人と働きたい
新卒、中途、または職種それぞれで要件は異なりますが、絶対的な条件としてあるのが私たちのミッション・ビジョンに共感をしているかどうかです。
ベンチャー企業は戦略や組織面を変更することはよくあることですし、常に高速でPDCAを回しながら運営をしています。
ただし、そんな忙しい日々の中でも私は「なぜするのか」を重要に考えています。
全国に200万社ある中でHRクラウドでなぜ働くのか、それは私たちが掲げる「明日の仕事が楽しみな世の中を創る」ことに他なりません。
このビジョンに強く共感できる人と、共に未来を創っていきたいと考えています。