こんにちは、企画営業部のおじゅんこと工藤です。【おじゅんがゆく!】シリーズを担当しています。第1回目はこちら。
第2回目は営業メンバーの小林が、熱い想いを持って提案した「移転キックオフ」の全貌をお届けします。
オフィス移転をプロデュースしている企画営業部は、ただただオフィスを選定することにとどまらず、メンバーそれぞれがお客様の成長に寄り添います。今回は果たしてどんな化学反応が起こったのでしょうか?
「ただのオフィス移転」を「会社の成長の好機」に変える。
これは私たちヒトカラメディアが大切にしている価値提供の1つです。企画営業部はオフィス移転という大きなイベントのお手伝いをさせていただいておりますが、お客様にとっては移転が終わってからが本当のスタートですよね。働くエリアが変わる、働く環境のレイアウトがガラッと変わる。朝の通勤経路が変わるだけでも、なんだか新鮮。ただのオフィス移転とはいえ、新しい日常が始まったような気がするんです。
こう私が実感しているのは、約半年前にヒトカラメディアでオフィス移転を経験したからこそ。そんなオフィス移転のタイミングをフックにお客様に寄り添うことができないかなあ?そう考えていた企画営業部メンバーの小林から、ある日声をかけてもらったのが「移転キックオフ」の始まりでした。
移転キックオフ誕生のきっかけ
APRESS様はアジア向けウェブ事業を展開している企業様です。(具体的にはウェブマーケティング・メディア・サイト制作など)企業理念として、「1つでも多くの笑顔とありがとうを」を掲げています。小林になぜこのような機会をつくることになったのかヒアリングしたところ、移転後に代表の大塚さんとランチへ行ったのが始まりだったとのこと。
小林自身、「自分が、移転以外で何かお手伝いできることはないだろうか?」「組織について力になれることはないだろうか?」「この移転というタイミングで、会社が向かう先を共有する機会になったらいいんじゃないか」と考えていたそう。小林は前職で組織にアプローチする仕事をしていた経験もあり、企画営業部で一番メンバー・チーム・組織に対する想いを強く持っています。
オフィス移転は、単なるお引越しではありません。ビジョンから事業・採用計画の落とし込み等、オフィス移転には沢山の時間・労力を使います。そして大きなお金が動きます。だからこそ、こういったオフィス移転の機会に「オフィスを移転する背景や代表自身の会社・スタッフの皆への想いを伝える機会を作ることは必ず価値になる。」その想いが双方合致し、企画段階から一緒に作り上げていくことになりました。
どんな時間をつくりたいか?
この移転の機会に、①今回の移転に込めた想いを伝える、②会社の方向性を皆で共有したい。この2つの目的を一緒に持って、内容を練っていきました。その中でも一番のポイントは、「代表の大塚さんの価値観・実現したい未来」をメンバーたちに伝えること。大塚さん自身がどんな人生を経て今ここにいるのか、どんな出来事があって会社を立ち上げようと考えたのか、どんな挫折があったのか、そして目の前にいるメンバーとどんな未来を一緒に描きたいのか・・・。なかなか、社長の人生について話をきく機会ってないですよね。でも、社長だって同じひとりの人間なんです。
こうして迎えた当日は・・・?
こんにちは〜とエントランスを開けると、笑顔で迎えてくれた大塚さんと社員のみなさん。一方で「この人たちは一体誰なんだろう?」「これから何が始まるんだろう?」というちょっと不思議そうな表情(笑)MTGスペースに集まって、ゆるりと会がはじまりました。
小林から簡単な挨拶、そして今回の目的をお伝えしたあとは、大塚さんへバトンタッチ。
最初からリラックスして話す大塚さんの姿をみて、普段のメンバーとの距離の近さを感じたのを覚えています。今までの人生の生い立ちや、気分の上がり下がり。働く上で大切にしている想い。社員さんひとりひとりとアイコンタクトを取り、身振り手振りを加えながら丁寧に伝えている姿が印象的でした。
うんうんとメモを取り、共感して頷く社員さんたち。その場にいる皆がとても自然体で、穏やかな空気に包まれていました。最後は、社員さんから今回の感想をお伺いさせていただきました。
「今回初めて聞く事も多かった。何よりも大塚さんの想いを知ることができて嬉しかった」「これからも一緒に働きたい、これからも付いていきたいと感じた」「今まで、なかなか話せてなかったけど、過去の経験や価値観をじっくり聞けてよかった」まっすぐな感想は、隣で聞いていた私たちまでもが嬉しくなる言葉であふれていました。
移転キックオフその後・・・
数週間後、移転キックオフを終えてその後の会社の雰囲気は何か変わったことはありますか?ご自身の心境の変化などはありますか?と大塚さんにインタビューさせていただきました。一番の変化はメンバーとの距離がより近くなったことですかね〜としみじみお話くださいました。
「お昼外に食べに行くけど一緒に行く〜?」
これは、よく聞くフレーズかもしれません。しかし、この会話が増えたことを実感していると笑顔で話されていたのが私の中でとても印象的でした。代表の大塚さんがその変化に気づくことは、現場との距離が近い証拠。とても素敵ですよね。また、会社の大切にしている考えでもある「三方良し」も、業務の中の判断軸としても会話にでるようになったそうですよ。
終わりに
いま私たちは、オフィス移転を主軸として事業を展開をしていますが、物件紹介だけをしているわけではありません。大切にしているのはお客様の成長に寄り添い、同じ景色を同じ方向から見ること。お客様とは社長・移転担当者だけではなく、そこで働いている社員さんに対してもそうです。三方良し、をかかげているAPRESS様。今回の移転キックオフを通して、私たち自身がその言葉を痛感しました。
おまけ
その日の夜、小林の日報にはこんな言葉が並んでいました。
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「拡張移転でも縮小移転でも、そこには背景と意思が必ずある。そこに、ヒトカラメディアが寄り添い第三者視点でその企業の「らしさを最大化」させ、チームにとってプラスになるような場づくりは必ず価値になる。」
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これからも私たち企画営業部は、答えのない「らしさ」を一緒に見つけられるように日々働いていきます。それでは!次回の【おじゅんがゆく!】をお楽しみに〜〜〜〜〜*