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公私ともに全力投球の“バリキャリ社員”!20代で結婚、インフルエンサーキャスティングリーダーに昇格し、次に目指すものとは

伊東 里菜(いとう りな)
大学ではホスピタリティマネジメント学科を専攻し、ブライダル/ホテル/CAなどの接客業を学ぶ。大学卒業後、新卒で日本郵便株式会社に入社。インフルエンサーに携われるキャスティングの仕事や社員に魅了されて、2018年にエイスリーに入社。入社してから一貫して、インフルエンサーやYouTuberを専門としたデジタルプロモーション担当のキャスティングディレクターに従事。2022年10月に、ユニットリーダーに就任。



人生一度きり、20代の今はとにかく仕事を頑張りたい

ー エイスリーに入社した当時は、どのような想いでいましたか。

自分の好きなインフルエンサーに携われることにワクワクして、とにかく頑張ろうと息込ん
でいました。また、エイスリーで働けば理想の女性の姿に近づけると感じていました。選考時に女性社員の方々と対面したのですが、会話を通じて「仕事が楽しい」と感じていることが伝わってきたんです。

ー 理想の女性の姿はどういったものなのでしょうか。

仕事とプライベートのどちらも充実している、いわゆるバリキャリです。

人生一度きりだからこそ、仕事もプライベートも今しかできないことを経験して、全てを楽しみたいと思っています。もともと私がスケジュールを詰め込むタイプで、一か月先の土日まで予定をつくることが多くて、周りから「いつ休むの?」と言われるほどです(笑)

学生時代はどれだけ友人とさまざまな経験ができるか、どれだけさまざまな人に出会えるかに重きを置いて過ごしていました。一方で今はとにかく仕事を頑張ることを念頭に置いて過ごしています。バリバリ働けるのは今しかないと感じているためです。

ー そこまで仕事にパワーを注ぎたいと思うのは、なぜなのでしょうか。

23歳から29歳くらいまでの期間は、キャリアとプライベートに重きを置いていこうと決めています。

プライベートでいうと、25歳の時に結婚をして、今は旦那と二人で過ごしています。30代になったら子育てをおこなうことが理想です。

だからこそ20代の今のうちは、平日バリバリ働いて、週末は旦那や友人と一緒に出掛けるライフスタイルを貴重に感じていて、存分に楽しもうと思っています。
仕事で残業があったとしても「今は仕事を頑張ると決めたから」と思えたり、友人と会ったり旦那と出かけたりすることで発散できているため、このライフスタイルには全く不満はないです。

正直、仕事にパワーを注ぎ込んだ結果、周りから「大変だね」と言われることもあり、実際本当に大変なこともあります。しかし、わりとその大変な自分が好きです。
大変だなと思いながらも、「今私、充実しているなー!」と実感しながら、楽しんでいます。



四年を経て、ようやく身についてきた“落としどころを見つける力”

ー エイスリーで働く中で、どのようなやりがいを感じていますか。

会社を一緒につくっていくことでしょうか。
エイスリーが年々成長して、社員数は増えて、働く環境や制度もよりよく変化してきてはいますが、まだまだ改善しないといけない点はあると日々感じています。

入社した当時から代表の山本がよく言っている、「エイスリーはチャレンジできる場所」であることを常に意識しています。
組織の状況に対してただ不満を言うのではなく、現状と課題と解説策、この三点を踏まえて上層部の方々へ伝えるようにしています。

実際私が何も意見を言わずに、キャスティングディレクターとしての業務をおこなっているだけでも、何も問題はないかと思います。しかし、エイスリーがとても好きなので、よりよいチーム、メンバーが働きやすい環境にしていきたいと思うのです。

会社を一緒につくっていくという想いのなかで、 社内に意見を述べる姿勢が身についたようにも感じています。

ー キャスティングディレクターの仕事を通して、身についたと感じるスキルはありますか。

クライアントや事務所の方々に対して、いかに一緒に仕事していて気持ちいいと思っていただけるかを常に意識するようになりました。
もともと大学ではホスピタリティマネジメント*、いわゆるブライダル/ホテル/CAなどの接客業を学んでいたため、相手への心遣いは大事にするほうでした。

*ホスピタリティマネジメントとは、ホスピタリティをマネジメントしていくもので、日本においては「思いやりの心」や「おもてなしの心」に代表されるサービスがホスピタリティと捉えられている。(出典:フリー百科事典 ウィキペディア Wikipedia )

キャスティングの仕事も人と対峙することが基本であるため、なおさら重視するようになったと思います。

他でいうと、「落としどころを見つける力」でしょうか。
キャスティング業務は交渉と調整の積み重ねですから、キャスティングディレクターとして四年の経験を経てようやく身についたと実感しています。

案件を進める中で、クライアントとインフルエンサー双方の望みを100:100で叶えてあげられたらベストではあります。しかし、そう上手くはいきません。どんな案件でも双方の全ての要望をかなえることは難しいため、譲れないポイントをうかがったうえで、そのポイントを満たす代案を考えるのです。そしてどちらも80%で満足してもらって、20%は譲歩するようなイメージで、落としどころを探っています。

ー 直近で「落としどころを見つける力」を発揮できた時はありましたか。

先日、私がリーダーになって初めて、チームメンバーの案件でトラブルがありました。メンバーにどうすればいいかと聞かれた時、以前の私だったら正しく導けなかったと思うのですが、最善の対応は何かとメンバーに問いながら、一緒に考えました。

「どうしたらこの話を決着させられるのだろうか」「代理店、クライアントに納得してもらえるだろうか」というのをすごく冷静に考えられたという実感があります。

結果的に、代理店、クライアントがキャスティングで期待していた効果を損失しないよう、誠意をもって今回のトラブルに対応いたしました。

案件のトラブルは日常茶飯事であるため、今回に限ったことではありません。夜中まで電話をしながらトラブルを乗り越えたこともありました。そういった幾度の経験を経て、いかに誠意をもって対応するか、そして上司としてメンバーにいかに落ち着いて寄り添えるかが大事であると感じています。



望んではいなかったリーダー就任。広報や人事での活躍を目指して、会社を俯瞰する力をつけたい

ー 今年の10月よりユニットのリーダーに就任されましたよね。もともとリーダーを目指していたのですか。

いいえ、リーダーになりたいとは思っていませんでした。リーダーには向いていないと思い、リーダーになることを躊躇っていました。しかし、今この経験をすればゆくゆく自分が目指しているポジションに近づけるかもしれないと思い、挑戦することにしました。

先ほどお話しした通り、30代では子育てを経験したいとは思っていますが、働くことも続けていきたいと思っています。エイスリーが好きだからこそ、エイスリーの知名度を世に広めたり、一緒に会社を作ってくれる人を探したりしていきたいです。近い将来、広報や人事のポジションで活躍できたらと思っています。

リーダーの経験を通じて得られる、会社を俯瞰する力が広報や人事といった先々の目標に役に立つのではと思っています。

ー エイスリーのどういったところが好きなのですか。

人ですね。エイスリーの社員はいい距離感を保つ方が多く、十人十色で様々な個性が溢れています。
フラットな人間関係が心地よく、しがらみもないため、とても仕事がしやすいです。

どれだけ仕事で大変なトラブルが起きても、業務が大変であったとしても、こんなにいい人ばかりがいる会社はないのでは!?と思います。大好きすぎますね(笑)

ー 最後に直近の目標、意気込みをお伺いさせてください!

今までわたしがついていたリーダーの方々はメンバーのフォローもしつつ、ご自身も先頭にたってプレイヤーとして活躍されていた方が多かった印象です。私はそのような先輩方から、これまで吸収させていただいたところを活かしながらも、メンバーを後方支援することに重きを置くリーダーでいたいと思っています。

今私が抱えるチームのメンバーは、7名でそのうち2名は最近入社したばかりのメンバーですから、ひとつは新人メンバーを独り立ちさせることに徹したいと思います。

あわせて他のメンバーに対しては、自分がキャスティングディレクターとして持っているノウハウを共有しつつ、トラブルがあった際には素早くフォローするなど、よりメンバーが本領発揮できる環境をつくっていければと思っています。

メンバーの強みを理解しながらより売上を伸ばす策を導くことで強固なチームを築き、自分自身は俯瞰する力を備えていきたいです!



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