Hacobu佐々木太郎CEO 主力社員が「海外に行くから辞めたい」と言ったとき
コロナ禍以降、当たり前になったリモートワーク。2023年以降はオフィス回帰が進む企業と、リモートワークをさらに進化させる企業に分かれそうだ。海外で暮らしつつ主力として活躍する社員がいる物流DXのスタートアップ、Hacobuを取材した。
https://pivotmedia.co.jp/article/9812
こんにちは!Hacobuにて人事を担当しています、そらです!
気づけば3月も最終日。2023年がもう4分の1終了するなんて信じられない・・・!と感じる本日。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回はSaaS事業本部のメンバーたちに「Hacobuで成長できたこと」「面接までに用意した方がよいもの」などなど、色々聞いてきたのでお伝えします〜!
みずき: 2019年11月25日入社なので3年4ヶ月ですかね。もうだいぶ古株になってきました。笑 カスタマーサクセスを担当しています。
きじさん: 僕は2022年5月入社で在籍9ヶ月です。あっという間でしたね。ビジネスデベロップメントを担当しています。
あかり: 私は2022年10月入社です。インサイドセールス(SDR)(*1)を担当しています。
(*1)SDRとは:「Sales Development Representative」の略で、反響型のインサイドセールスです。
顧客からの問い合わせや、資料請求に対して営業活動を行うインバウンドセールスが主体となります。顧客からの能動的なアクションに対してアプローチを行うことができるため、顧客の興味や関心が高い状態であり、商談化しやすいのが特徴です。
マット:僕は2021年6月入社なので在籍1年8ヶ月ですね。セールスです。こうやってみたらみんな結構バラバラですね。
きじ: 元々、課題解決を先頭でリードしていきたいっていう気持ちがあったんです。エージェントさんにそういう思いを話したら「それだったらいい会社がありますよ」ってHacobuを紹介してくれました。
普段関わりがない物流業界というドメインだったので具体的なイメージが持てていない部分もありました。ただ、物流を最適化するという社会課題を掲げている点、ITサービスを通じて課題解決に取り組んでいる、現場の課題解決に真摯に向き合っていそうだ、ということは公開情報を見る中でも伝わってきて、興味が湧いたので話を聞いてみようと思いましたね。
そしたら面接で会う人がみんな課題解決に真摯に向き合っている雰囲気や、それぞれがやりがいを持って働いているのがビシビシ伝わってきて、すごくワクワクしたんですよ。
面接を通じて、Hacobuで働きたいなという気持ちは徐々に大きくなってきていました。最後に引っかかっていたのが、働き方の部分です。私の家族構成としては、東京で夫婦共働き、子供が小学生、保育園で2人いるのですが頼れる親族なども近くにはいない状態でした。仕事も大事ですが、朝の保育園送りは自分の担当で、子供の体調不良など急な休みの全てを妻に対応してもらうは難しい状況でした。
スタートアップだと家庭とのバランスの折り合いをつけるの難しいかもしれないと思っていましたが、太郎さん(CEO)に面接で「全く問題ないよ」といってもらったんですよね。太郎さん(CEO)がいう「ワークハード&ファミリーファースト」 の考え方にすごく共感しましたし、太郎さん(CEO)も実際に子育てをされているという安心感もありました。Hacobuであれば仕事と家庭の両立はできそうだと感じられたことで、決断できましたね。
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あかり: 私はとあるメーカーに新卒で入ったのですが、そもそも地元愛知で働きたかったのに、いざ配属されたのは東京支店勤務だったんです。笑
とはいえ頑張っているうちに、仕事にも慣れて一通り任せていただけるようになり、頼れる先輩や後輩もいて楽しく働いていました。一方で昨年と同じ事をまたやっているなぁと自身の成長を感じる機会が減ってきていたんですよね。居心地がいいコンフォートゾーンを思い切って抜け出してみようと思い転職を決意しました。同じ営業職でも価値を売る有形商材から無形商材へ転換したい、さらに扱う商材も変えようと思っていました。
あかり:Hacobuのことはエージェントからの紹介で知りました。前職で物流現場に訪問することもあり、物流ってアナログな部分が多いのだなと感じていたので興味を持ちましたね。Wantedlyの記事も読ませていただいて会社の雰囲気も良さそうだと感じていました。
何よりも「運ぶを最適化する/社会課題を解決する」と言うミッションやバリューに惹かれました。今まで社会課題を解決しようと思って営業をしたことはなかったし、その大きな課題に挑戦してみたい!売れば売るほど社会貢献できるなんて、なんて素晴らしいだ!と思い入社を決意ました。
みずき: 僕は前職の仕事に不満があったわけじゃないんですけど、その会社でしか使えない知識とかスキルばかりが増えている気がしていて、このままだとこの会社でしか生きていけなくなるんじゃないかっていうな漠然とした不安があったんです。 それで、もっと汎用性の高いビジネススキルが身につく仕事がしたいと思って行動した結果Hacobuに出会いました。
元々営業として物流現場に行くこともあったので、その際に現場で起こっている様々な負荷を目の当たりにすることがあり、せっかくならこれらの課題解決にも携わりたいと思いHacobuを選びました。
マット: 僕、実は前職のプロジェクトで太郎さん(CEO)と一緒に仕事したことがあって、Hacobuという会社は元から知っていました。その時から『太郎さん(CEO)面白そうなことしてるなー』と思っていましたね。笑
マット:僕もみずきと同じで、汎用性の高いスキルがほしいと思って転職活動を開始したけど、なかなか自分の中でしっくりくるものが無くて…そこでHacobuのことを思い出して連絡させていただきました。
Hacobuに決めた理由は二つあって、1つめは今までは有形商材を扱っていたから、無形商材も扱ってみたいという気持ちがあったこと。もう1つは物流テックという同じ領域で働いていたので、自分のキャリアも生かせると感じたことが大きかったんじゃないかと思います。
まぁ、結果的には全然過去のキャリアは生きなかったんですけど。笑
みずき: 全てにおいて成長を実感してますね。笑
冗談な様で結構本気なんですが、色んな事にチャレンジできる環境だからこそ、得意なことも苦手なことも同じように伸ばせているなって感じます。
みずき:僕、スキルって何か一つだけ長けてても上手くいかないと思ってるんです。 自分の得意を尖らせつつ、苦手なこともある程度の水準まで満たせている状態が理想だと思っています。スキルのレーダーチャートにするといびつかもしれないですけど。笑 HacobuはFBの文化も根付いているので、苦手・得意の自覚と育成がしやすい環境だと感じますね。
きじ: 僕は物流未経験から始めたので、実はまだまだ専門用語とか分からないことも多いです。 お客さんとのやり取りの中で少しずつ分かるようになってきたところもあったりします。
そんな中でも最近「物流詳しいんですね」「今度現場来てくださいよ」って言われたりして、 お客さんの役に立ててるなって思えたし、何よりHacobuの一員になれた気がして嬉しかったですね。 現場の最前線で物流課題の解決に取り組んでいることを実感できますし、すごく楽しいです。
— きじさんはIT系の会社からの転職でしたが前職のスキルってHacobuで活かせましたか?
きじ: 今までの経験やスキルは活かせる部分もありますが、あくまで+αというか…
そのまま使うというよりは、Hacobuで新しく学んだこととうまく組み合わせて活かすことが必要だと感じています。
マット: アンラーニングめちゃくちゃ大事ですよね!笑 僕は前職も同じ業界にいたので、スキルや経験は活かすことができると思ってたんですが全然ダメでした。 前職でお世話になった同じお客さんのところに行くのに、ですよ?笑
中身が違いすぎて最初はお客さんに「もっと勉強した方がいいよ」って言われてしまったこともあります。 お客さんの仕事の領域が想像してたよりも広くて、今まで僕が関わらせてもらってたのはほんの一部だったんだなって驚いて、めちゃくちゃ勉強になりました。
マット:商談自体も関係者の人数が今まで関わってきたものよりも多く、ファシリテーションスキルもすごく伸びた気がします。 僕は持っていたスキルや経験に+αが馴染むのに苦労しましたが、だからこそ地盤ができたというか、全体的に底上げされたような感じがしていますね。
あかり: 私はまだ入って浅いんですが、しっかりしたオンボーディングがあったのでそのまま実行するだけでアポが取れるようになりました!
マット: いや、普通はすぐこんなにバシバシ取れるようにならないよ。笑
あかり: そうですか?笑
すごくしっかりしたマニュアルがあって、先輩方も懇切丁寧に教えてくださるので困ることも少なかったですね。 私も前職は違う業界にいて、活かせるスキルあるかな?って感じだったので、一旦前職のことは全て忘れて1から学び直しました。
入社して1ヵ月くらいで架電を初めて、2週間目くらいで初めてアポが取れました。 そこからちょっと楽しくなってきて、今は1ヵ月KPI20件目標にしてやっています! まだ実感する事は少ないですが、確実にいろんなスキルが身について来ているなと思います。
マット: セールスチームは本当に助かってます。最近明らかにグッと商談数が増えてきました!
きじ: 私が入社したタイミングでもオンボーディングが整理されている印象はありましたね。スタートアップはオンボーディングないイメージを勝手に持っていましたが、物流やIT未経験でもキャッチアップできるようなサポートがあると感じています。とはいえまだまだ改善する部分はありますが・・・!
みずき: 一般的かもしれないですが、今までの成功体験・失敗体験、なぜそれをやったのか、どうしてやろうと思ったのか。転職に関しても、そもそもどうして転職しようと思ったのか、とか。
そういう事教えてもらえたら嬉しいかなぁ。
マット: うんうん、わかる。
あとはこれからの直近三年くらいの中で何をしたいのかとか、転職する事で何を得たいのかとか。 そういうのもわかる範囲で教えてほしいですね。
きじ: どんなことに興味関心があるのか、将来どういう方向にいきたいのか、とかもね。色んな事を具体的に話してもらえたら、この人はHacobuと合うかな、Hacobuが提供できるキャリアがあるかなって僕たちも考えやすいですし、お互いにとってすごくいい場になると思っています。
みずき: 僕が面接に出る時は、過去の経験の中で何かトラブルが起きた時にどう対処したかみたいな体験談を聞いていますね。 そういった過去の体験談を聞くことで、どういう考え方をする人なのかがなんとなくわかる気がしています。 そういう話を聞くと、この人がHacobuにいてくれたらどんなふうに活躍できるかな、Hacobuとしてはどういう環境をプレゼントできるかなっていう想像ができるようになるんですよね。 あとさっきもちょっと話がありましたけど、Hacobuって経験やスキルがそのまま活きる事が少ないので、どのくらい新しい事を吸収して自分のスキルの+αにできそうかな、なんかも想像しています。
マット: 僕も履歴書を読んでわかるようなことよりも、その人の思考を知りたいなと思ってお話をさせてもらっています。 例えば物流に興味を持ってもらえそうかな、とか。
そもそも興味が持てないことって本人も働く上でつらいと思うので、面接で物流の面白さや大切さを僕からあえて伝えたりもしていますね。笑 その上で物流に対してどんなイメージを持ったかとかも聞いてます。 個人的には物流に興味が持てそうかってすごく重要だと思うので。
きじ: そうそう、わかる。 物流って日々の生活ととても近いところにあるのに、意識したことある人は少ないと思うんですよ。 縁の下の力持ちっていうか、あるのが当たり前すぎて気づかない、みたいな。 だから僕も面接の時点で「物流にすごく興味と情熱があります!」という人ばかりではないと思います。 最初は物流に対する知識や興味はそんなになくても、やっぱり働いていく中で好きになっていけるかは重要ですよね。 最終的に興味と愛着をもって仕事をしていけるかは大事だなぁと感じています。
あかりさんは最近Hacobuの面接を受けてくれたと思うんですがどうでした?
あかり: そうですね・・・変わった面接だなと思いました。笑
最終面接の最後に取ってつけたように志望動機を聞かれたんですよ。 「そういえばなんで興味持ってくれたの?」って。 他の会社では最初の面接の冒頭で聞かれるような質問のはずなのになって思いました。笑
みずき: みんな最初からちゃんとした志望動機持ってる人って少ないと思ってるからかもね。笑
マット: 前職と比べるとHacobuは「マッチするかどうか」を、ひとりひとりめちゃくちゃしっかり見ているなって思いますね。
どんなに優秀な人がいたとしても、優秀なら良い!とかじゃなくて、ちゃんとHacobuに入って活躍できるイメージがないと採用しないって決めているところとかは特徴的だと思います。
きじ: 会社全体では100名を超えましたが、セールスはまだ20名弱。 組織作りや役割も、それぞれが当事者として一緒に考えて創っていくフェーズだと思うので、色々な楽しみ方ができるステージだと思います。
マット: 既存のBerth(*2)はシェア半分取っているので、来期はVista(*3)をPMFさせたいですね。 また、組織づくりの真っ最中なので責任ある役職を任せられたりするチャンスも多いと思います。
手を挙げたら任せてもらえる。そんな環境ですね。
(*2)Berth:Hacobuが提供するトラック予約受付サービス
(*3)Vista:Hacobuが提供する配送案件管理サービス
あかり: インサイドセールス(SDR)もまだまだ立ち上げの段階なので、立ち上げから携われるというのは大きなポイントだと思います。 立ち上げの経験ってすごく貴重な経験だと思うので私も貴重な経験をさせてもらってるなぁと日々感じています。 また、Hacobuではインサイドセールス(SDR)はマーケティング部所属になるのですが、マーケティングとインサイドセールス(SDR)の連動がしっかりしているのでマーケティングの知識や面白さも学べる環境です。 今後のキャリアからみても幅広いスキルが身につくのではないでしょうか。
私自身もマーケティングって面白いってすごく興味が出てきています!Hacobuではジョブチェンジをしたメンバーもいると聞いているので、将来の選択肢としても考えられたらいいなぁと思っています。
みずき: チームとしていろんなベースが整ってきたところなので、ビジネススキルとして総合力の底上げとか自分の足りないスキルを伸ばせる環境だと思います。 自分に何が足りないかっていうのも自覚できるし、メンバーが支えてくれながら新しいチャレンジもできる。 CSはオンボーディングと並行して、メンバーがオーナーになって派生した社内の業務改善プロジェクトも発足したりするので、常にどうしたらもっと効率よくできるか考えながら動くし、タスクマネジメントもうまくなるのではと思います。
自身を客観的に見ながら、総合力を上げつつチャレンジもできる。めちゃくちゃいい環境じゃ無いですか?笑
みずき: 部門横断で連携してMOVO(*4)をもっと広げていきたいと思っています。 具体的にはカスタマーサクセスがサービスの導入期間にお客様に伴走しながら、今後の横展開などで必要な情報を収集しておいて、一番いいと思われるタイミングでセールスチームに繋げられるような流れを作りたいと思っています。数字を作ることができる攻めのカスタマーサクセスの型を作っていきたいですね。 お客様に伴走する期間を単なるサービス導入だけでなく、横展開やアップセルクロスセルなどを見据えた準備期間にしていきたいなと思っています。
(*4)MOVO:Hacobuが提供する運ぶの課題をワンストップで解決し物流DXを支援するアプリケーション群
きじ:Hacobuは今お客さんも増えてきて、業種・業界っていう塊としての取り組みを推進していける段階に来てるんじゃないかなって思っています。 個社の単位ではなくて、すでにMOVOを導入してくれている既存のお客さんたちと一緒に未導入のお客さんに向けて働きかけることでその業界全体を改善し動かしていくみたいな、大きなうねりを営業としてリードしていきたいと思っています。
個社でMOVO活用に取り組んで業務改善につなげていただいているお客様が増えてきていると感じる一方で、業界全体の動きになっているか?というとまだまだできることは多くあると思っていますね。
マット: さっきもお伝えしたんですが、個人的にもVista(*3)という新規プロダクトを、現在シェアNo.1を取っているBerth(*2)同様のサービスに成長させたいです。そして営業部も人数が増えて組織化してきたので、チーム毎にしっかりした組織作りをしていきたいです。個々で戦うのではなく、お互いに切磋琢磨しながら共に成長できる、そんないい環境を作っていきたいですね。
(*2)Berth:Hacobuが提供するトラック予約受付サービス
(*3)Vista:Hacobuが提供する配送案件管理サービス
あかり: まずはインサイドセールス(SDR)としてたくさんのお客さんの声を聞いて知識を深めたいと思っています。今はインサイドセールス(SDR)チームとしても立ち上げ期なのでしっかりチームとして機能するように取り組みたいですね。あとは先程もお伝えしたのですが、マーケティングにめちゃくちゃ興味が出てきているので、しっかり結果を出して追々マーケティングにいけたらと思っています…笑
楽しそうに話してくれるな〜というのが特に印象的だった本インタビュー。
自身の仕事だけでなく他のポジションの人のことも考え、もっと仕事がしやすくなるには?もっと良くなるには?運ぶを最適化するためには?とHacobu全体を考えて動いてるんだなぁということが伝わる熱い時間でした。
Valueでもある"All in the same boat"の空気感が伝わりとってもほっこりした気持ちになりました^^
Hacobuにとって、なくてはならない存在になっているみんなのこれからの活躍がますます楽しみです!
具体的にはどんな事してるの?等、少しでも興味があれば話を聞きに来てみてください!