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『外資系大手企業ネスレ日本』人事職からのキャリアチェンジ!『スタートアップ企業ハッカズーク』での新たな挑戦

ハッカズークは「退職で終わらない企業と個人の新しい関係を実現し、退職による “損失” のない社会を作る」をビジョンに、「アルムナイ(退職者/卒業生/OB・OG)」という領域でサービスを提供しているスタートアップ企業です。

具体的にはアルムナイ特化型のSaaSシステム「Official-Alumni.com」と、企業とアルムナイの関係を構築するためのコンサルティングサービス、オウンドメディア「アルムナビ」などを展開しています。

そんなハッカズークに、2022年7月から堀口が入社しました!!大手企業で人事に携わっていた堀口さん。ハッカズークに転職するまでと、現在・今後のお話しを聞いてきました!

事業側で「事業づくり、組織づくり」にチャレンジしたい気持ちが強くなった

ーーー ハッカズークに入社するまでの、堀口さんの経歴を教えてください。

 大学院卒業後に、大手人材紹介会社の株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントに入社し3年間両面型コンサルタント*1として従事したのがファーストキャリアです。

 その後、採用業務の設計段階から顧客と一緒に課題に向き合い、課題解決に貢献できる環境でチャレンジをしたいと考え、採用アウトソーシング・採用コンサルティングを手がけるレジェンダ・コーポレーション株式会社でプロジェクトマネージャーとして3年半経験を積みました。

 自分の働きが採用業務を通じて世の中の変化につながっていくことに非常にやりがいを感じていましたが、企業人事として組織づくりにも関わり貢献したいと考えるようになり、ネスレ日本株式会社で未経験ながら人事制度設計のポジションでのご縁をいただき約4年間従事してきました。

 今まで在籍した組織ではそれぞれ学ばなければならないことや業務も違っておりましたが、どの組織でも丁寧に指導をいただき、チームでもフォローをいただきながら仕事をさせていただきました。今でもつながりがある方も多く、困った時などは相談に乗っていただいたり、情報交換をさせていただいています。

*1:ひとりのコンサルタントが求職者と企業の間に立ち対応するスタイル


ーーー 人材業界から企業人事へチャレンジしている方は少なくないですよね。そして、ハッカズークに転職されたわけですが、その経緯を教えてください。

 「人事として今後どういったキャリアを自分が築いていきたいのか」を様々な方に相談をしている際に、代表の鈴木にも相談させてもらったことがきっかけです。鈴木とは2社目のレジェンダ・コーポレーション在籍時の同僚だったのですが、ハッカズークを創業するために鈴木が退職した後も連絡を取り合う仲だったこともあり、今回も相談をしていました。実は鈴木とは在籍時は一緒に仕事をしたことも無く、ほとんど会話もしたことが無く。まさにアルムナイとしてのつながりで連絡を取り合うようになったのですが、おかげでハッカズークの歴史や鈴木の人柄もある程度知っており、入社後のギャップもあまりありませんでした。そもそも、まさか入社に至るとは想像はしていませんでしたが。

 様々な方に相談をしていた背景としては、人事としてキャリアをスタートした時から「事業運営に人事として踏み込んでいき、どのようにサポートしていけるのか」ということ意識していたのですが、それを行うための一つのキャリアパスとして、HRBP(事業部人事)などを目指していました。ただ、HRBPの業務を担うためには圧倒的にスキルや経験が足りていないこともあり、少なくとも5〜10年程度の時間がかかる現実もあり、悩んでいました。

 転職をする気はなく、次の社内ステップへの時間を縮めるためのヒントを得るべく、知り合いの人事として活躍している諸先輩方へ相談をしたり、経営者の方などにも相談させていただきました。その一人が、代表の鈴木だったわけです。もちろん、社内でも上司とのキャリアに関する面談もしており、どういったことを今後積み重ねていくのか。という話はよくしていた方だと思います。

 多くの方からアドバイスを受ける中で、自分がチャレンジしていきたいことは「事業づくり、組織づくり」なのだと気付き、それをなすためには”人事としてではなく、事業運営側に身を置かなければならない”と考えるようになったのですが、そのことを鈴木にも包み隠さず話をして、最終的にはハッカズークでチャレンジしようと思い、飛び込みました。


ーーー「事業づくり、組織づくり」という領域であれば、戦略人事や人事コンサルは選択肢に入らなかったのですか?

 戦略人事や人事コンサルも頭をよぎりました。ただ、本気で事業のことや組織のことに向き合おうと思うと、自分が当事者にならないと駄目だと感じたので。

 背景としては、ネスレ日本での人事経験を通じて改めて認識した『会社を作っているのはやはり現場にいる人たちだ』ということです。現場の方々が日々課題に向き合い、解決し、世の中へサービスを届けるという一連の流れを達成するためのサポートをしていくことが人事の役割だと私は考えています。コンサル関連の業務もこれらをサポートする仕事だと考えており、自分が成し遂げたい「事業づくり、組織づくり」とは少し距離がありました。

人事のバックグラウンドは強みになっている

ーーーたしかに当事者として身を置いているかどうかは大きいかもしれませんね。事業部側でのチャレンジは分かったのですが、大手企業からスタートアップへ飛び込んだのはなぜだったのでしょうか?

 「事業づくり、組織づくり」という視点から、組織のルールが整っておらず、人が増えていく組織でチャレンジをしたいという考えからです。やるからには、ゼロに近いところから「事業づくり、組織づくり」に携わりたいという欲といいましょうか。

 元々、次のキャリアステップへの時間をどのように縮めていくのかということも考えていた私にとってはスタートアップのような環境がフィットするとも感じましたし、「事業づくり、組織づくり」に直結するのが今のハッカズークだと感じたのも大きいです。

 また、スタートアップを選んだ理由とは少しずれますが、ハッカズークの『変化するライフスタイルに、人と組織が適応するためのサービスを提供する』というミッションに強く共感しているのが大きいです。これから世の中はどんどん変わっていく中で組織も個人も当たり前のように変わっていかなければならない。今展開しているアルムナイ事業は「退職者=裏切り者」という価値観を変えていくというまさにそこにチャレンジをしている事業で非常にやりがいを感じています。


ーーー成長できる環境や事業への共感は大切な要素だったんですね。とはいえ、大手企業からスタートアップへの転職は不安はありませんでしたか?

 めちゃくちゃ不安はありました。今でも不安はないの?と言われればあります。実は、熟考した末に、ハッカズークのオファーを一度断ったこともありました。しかし、自分が不安に感じていることなども素直に鈴木に伝えたところ、すぐに取締役の山口や、セールス&マーケティング責任者の實重とのセッションをセットしてくれ、コミュニケーションを重ねることでこの人たちとチャレンジしたいと思うようになり、入社を決意しました。

 とはいえ、周囲からは「なぜ?」「もったいなくない?」などと問われることはあります。ただ、自分がチャレンジしたいことや事業への共感、成長環境を考えると自分にとってベストの選択肢だったと思いますし、しっかり成果を出したいですね。


ーーーそんな背景があったんですね。そして、入社してから1か月が経ちましたがどのような仕事をされているのか教えていただけますか?

 今はカスタマーサクセスの業務をメインに担当しています。入社のタイミングでちょうど自社サービス『Official-Alumni.com』の新規導入のお客様が複数社あり、それらの立上業務に携わってきました。導入にあたり、アルムナイ施策に取り組む目的や目標を整理し、それらを実現するための施策のご提案や、計画の立案を行っています。

 また、私がコミュニケーションをするお客様は人事の方が多いこともあり、人事のバックグラウンドは強みになっていると思います。とはいえ、アルムナイサービスを提供することは未経験ですし、資料の作り方や提案の方法などは苦戦しっぱなしです。また、様々なプロジェクトが動いていることもあり、毎週のように新しいことを考え実行していかなければならない環境や役割の広さにも苦戦しています。ここはスタートアップならではのハードさだと思います。

(シェアオフィス「QUINTBRIDGE」で仕事をすることも)


ーーースピード感と役割の広さはスタートアップならではかもしれないですね。あと、堀口さんは関西で一人フルリモートで働いていることもありますが、実際に働いてみてどうですか?

 リモート勤務は前職のネスレ日本でも実施しており、違和感はありませんでしたが、東京メンバーとの関係性作りや日々のやり取りには最初戸惑いました。今では、オンラインテレビ会議を常時接続するなどし、気軽なコミュニケーションが取れる環境を整えているのでだいぶ解消されています。オンラインだけでは埋めきれない関係性づくりについては、月替わりで私が東京オフィスへ行ったり、東京メンバーが関西に来て一緒に仕事をしたりすることで工夫して対応しています。

 また、リモート勤務のおかげで子供の送り迎えにも対応できるのは非常に助かっています。2歳3か月の息子が一人いるのですが、朝保育園へ連れていくのは私のミッションで、夕方は私の実家に妻と息子が移動しているので、二人を迎えに行っています。リモート勤務のおかげでこの辺りは今のところスムーズに対応できており、とても助かっています。


ーーー家族の時間が取れるのは大切ですね。では、今後ハッカズークでやりたいことを教えてください!

 まずは弊社のサービスでしっかりと実績を作り、アルムナイを通じて退職者と企業の新しい関係を作っていく。という事業ビジョンを形にしていきたいのはもちろんですが、個人としては、所属しているARPチーム*2のマネジメントにチャレンジをしていきたいです。やはり、事業づくり、組織づくりをするためにはチームのマネジメント側に立っていかなければならないので。

 その後は、アルムナイ事業全体の事業責任者か、新しい事業部を立ち上げていくか、社外に飛び出して独立して事業づくりをしていくかなどを考えています。社外であえてやる理由はその時々かもしれませんが、鈴木がレジェンダコーポレーションを退職して今の事業を立ち上げたように、ハッカズークでできる事業とそうでない事業があると感じており、後者の場合は外に出ることも考えています。決してハッカズークが嫌になりそうだから。ということではないです(笑)

*2:Alumni Relationship Partnerの頭文字。”アープ”と社内では名付けています。

(ARPチームでのビデオミーティング)


ーーーやはり「事業づくり、組織づくり」を軸に次のステップを考えているんですね。では、堀口さんからみて、どのような人であれば今のハッカズークに入社することをおすすめしますか?

 今所属している環境で、何か閉塞感やご自身が目指すゴールに向けていまいちスピード感が足りていない。と感じていらっしゃる方や、自分たちで新しい価値観を世の中に作っていくことにチャレンジしたい方には最高の環境だと思います。

 こういったフェーズの企業はやはり少なく、特にアルムナイという未開拓の領域で勝負できるのは今後のキャリアのことを考えても絶対にプラスになると感じています。

ぜひ、ハッカーズの事業に共感いただき興味を持ってくださった方がいらっしゃれば一緒に『変化するライフスタイルに、人と組織が適応するためのサービスを提供する』を体現しましょう!

大手企業からのキャリアアップ!まずはカジュアルにお話ししましょう!

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私たちは「退職で終わらない『企業と個人の新しい関係』を実現し、退職による損失のない社会を作る」というビジョンのもと、アルムナイ領域に特化した事業を展開しています。 ▍事業について 人材を「資本」として捉え長期的な企業価値の向上に繋げていく、「人的資本経営」が近年注目を集めています。人的資本経営は、社外の人的資本である「アルムナイ(退職者、卒業生)」ともつながりを構築し、双方WinWinとなるコミュニティを形成していくことも重要な取り組みとされています。弊社はこの"アルムナイ"を広めるパイオニアとして、専用SaaSを提供しているHR Tech企業です。クライアントはトヨタ自動車様、三菱商事様、野村ホールディングス様、ニトリ様など各業界のリーディングカンパニーのため、組織課題に深く入り込むコンサルティングサービスも合わせて提供しています。 ▼クライアント一例(敬称略) トヨタ自動車、三菱商事、住友商事、野村ホールディングス、三菱UFJ銀行、横浜銀行グループ、ニトリ、電通、パナソニック、日本総研、中外製薬、荏原製作所、浦和レッズ 等 ■アルムナイ特化型SaaS『Official-Alumni.com』 企業がアルムナイとの繋がりを構築・強化するための、SaaSプロダクト「Official-Alumni.com」を開発・提供をしています。 https://official-alumni.com/ ■アルムナイ・コンサルティング アルムナイ・リレーションの構築や強化のために必要な制度設計から運用まで、企業とアルムナイの間に立ち、関係を最適化するためのコンサルティングをします。 ■退職で終わらない、企業と個人の新しい関係を考えるメディア『アルムナビ』 アルムナイに関する最新情報やノウハウ、事例などを発信するメディアです。 https://alumnavi.com/ ◎詳細は採用ピッチ資料をご覧ください。 https://speakerdeck.com/hackazouk/about-hackazouk
株式会社ハッカズーク


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