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アメリカで育ったわたしが日本で見つけた自分らしい働き方【社員インタビュー】

HACARUS人事の菊本です。今回は、『バイリンガル×営業×PM×データサイエンティスト』とマルチな経歴とスキルをもって活躍するデータサイエンティスト 杉山さんにインタビューしました。

まずは自己紹介から

こんにちは!HACARUSのデータサイエンティストのスギヤマタケシ( 杉山岳史 )です。HACARUSには今年の8月に入社しました。

私は幼少期の頃にアメリカへ移住した日系アメリカ人で、日本とアメリカを行ったり来たりの生活をずっと続けていて、日米ともに10年以上滞在した経験があります。小学校がアメリカ、中学校がアメリカ・日本、高校が日本、大学がアメリカ、社会人は日本・アメリカ。両国での経験がそれぞれ長いので、日英バイリンガルです。

趣味はバスケで、小中高バスケ部でした。NBA観戦も大好きです。サッカーも好きでよく観ています。他には旅行が趣味で、南米に8ヶ月間バックパックの旅に出かけた経験もあります。最近はコロナでバスケができないのでゴルフを練習しています。アメリカには美味しいリーズナブルなラーメンが無いのでラーメン巡りができる日本は最高ですね!

入社のきっかけ・HACARUSに入社を決めた理由

関西でデータサイエンスを学びたいと思い、AIを中核にしている会社を探していた時に出会ったのがHACARUSでした。AIが事業の中核となっているので、当然学ぶことが多いです。

会社の行動指針にもあるくらい、”グローバルであること” を重視しているので、自分の経験生かせる、と思いました。少ない社員の中でも外国籍の社員の割合が高く実際にグローバルな組織づくりを実現している点も魅力に感じました。正直なところ、アメリカで過ごした時間が長い自分には、日本の普通の会社に上手く適応できないとも思っていました。CEOの藤原さんが最終面談で『IPOした後に海外進出するようでは遅いし、会社のカルチャーとしても海外の文化が根付かない』と言ってたのが印象的です。

“グローバル”を重視していること以外でHACARUSのことを魅力に感じている点は、これから伸びていくスタートアップの変化を中で実際に中で見ることができるという点です。これはとても貴重な経験です。さらに、スタートアップでは一人ひとりの活躍や存在のインパクトがデカイ。大企業で働いた経験もありますが、比べものになりません。

他にも魅力に感じている点はあります。

スパースモデリングを使っているというところ。自身が関わったAIプロジェクトでも「大量データが必要、高コストのハイスペックなクラウドサーバーが必要、なぜそのような予測をしたか分からないブラックボックス化」の問題に直面した経験があり、スパースモデリングがこれらを解決するのであれば、世界中に大きなニーズがあると思いました。

さらに、事業の進め方がとても柔軟なところ。創業当時は実は食べ物の重さや栄養価を計ることができるキッチンスケールの開発事業からスタートしたHACARUSですが、自社技術の特性や社会的なニーズに合わせてAI開発やデータ分析事業に大きく方向転換しました。市場の需要に合ったシフト・経営判断が柔軟に素早くできる点もこの組織の魅力の1つだと感じました。

また、選考の中で話をした社員や、実際の会社の雰囲気がとてもよかったという点も、最終的に入社を決めた理由の1つになっています。

HACARUSでの仕事

現在は、主に海外のお客様の新規プロジェクトを担当しています。業務の多くはプロジェクトマネジメント。新規プロジェクトの立ち上げとして、お客様とコミュニケーションしながらPOCを詰めたり、特に今はお預かりしたデータの整理・理解に時間をかけていますが今後はAIモデルの設計や構築をいよいよ進めていきます。『バイリンガル×営業×PM×データサイエンティスト』としての自身の強みを活かしながら、海外のお客様をさらに増やしていきたいと思っています。

実際に入社してみて感じていること

会社の雰囲気は自由。自宅からリモートで勤務するのはOKだし、プロジェクトを進める方法も基本的に任せられています。自分で考えてあらゆる仕事を進めて行くので、やりがいは大きく、面白いです。

また、スタートアップの雰囲気が、良い意味で満載です。全社員が同時に出社できるほどのオフィススペースは今ありませんし、福利厚生は社員みんなでアイディアを出して何が良いか模索している段階。スタートアップだからこそ用意された環境ではなく自分たちでその環境を作ろうとしている感覚があり、本当に楽しいです。

入社前後で感じたギャップ

入社前からスタートアップで働くことをイメージしてたので、特にギャップはそれほど無かったです。大企業から転職してくると少なからずギャップは感じると思いますが、私の場合は、そこまでありませんでした。
強いて言うなら、全く日本の会社らしくない、というところでしょうか。上下関係はほとんどないですし、誰とでもフランクに喋れて風通しが良い。海外からみた日本の企業は残業ばっかりしているイメージですが、HACARUSはそんなことは全くないし、むしろ残業時間を減らそうとして社内プロジェクトが始動してるくらい。

オフィスはフリーアドレスで固定席ではないですし社長室なんかもない、オープンな空間です。入社初日にCEOの藤原さんの営業トークがオフィス中に響き渡っていたのがとても印象に残っています。なかなかCEOの営業トークを社員が聞ける機会はないですし、そんな環境が日常的にあるのはスタートアップならではですよね。

これまでのキャリアと今後の展望

日本とアメリカでは主に営業(とマーケティング・プロジェクトマネジメント)のキャリアを歩んできましたが、様々な経験を通してデータサイエンティストとしてのキャリアにシフトしたいと思いました。思い立ったらすぐ行動で、アメリカのデータサイエンスのブートキャンプで勉強をしました。

データサイエンティストのスキルは大きく「ビジネス力」「データサイエンス力」「データエンジニアリング力」の 3つ に分類されます。自分の強みは、日米で通用するビジネス力だと思っています。ビジネス力が今後も自身の柱となっていくと考えていますが、今後はデータサイエンス力、データエンジニアリング力も高めていきたいと思っています。

HACARUSでの仕事で楽しいと思う瞬間

新しい事を次から次に学べることです。チームメンバーは皆色んなプロジェクトに関わっていて、それぞれのAIモデルのアプローチが違います。どういうアプローチをとったか、なぜそうしたのか、をヒアリングすることで新しい学びが必ずあって、自分のプロジェクトにも生かすことができます。

これから入社する仲間へ

HACARUSはこれからまだまだ変化しながら成長していく会社です。社員も増えていくので、その成長過程を直近で見れるとてもエキサイティングなスタートアップです。皆さんと一緒にお仕事することを楽しみにしています!

最後にCDO ( Chief Data Officer ) 木虎さんより杉山さんへ

持ち前の前向きさと積極性で入社早々にも関わらず難しいプロジェクトに取り組んでくれたのは嬉しい驚きでした。ビジネス力の高いデータサイエンティストは世の中にまだまだ少ないので、データサイエンス力とデータエンジニアリング力を高めるとともに、これまでのバックグラウンドから培ったビジネス力を発揮してもらえることを期待しています。

杉山さんはコロナを1つのきっかけとして、アメリカから日本へ移住されてきました。HACARUSでは、外国人メンバー向けのビザ取得サポートのみならず、HACARUSが本社を構える京都に移住するみなさんをサポートする取り組みも始めています。ぜひ特設サイトをご覧ください。

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