「高学歴でないとインターンシップに参加できないのでしょうか?」
最近、Yahoo!知恵袋で質問している学生を見かけた。
そんなことはない。
この記事では、本気でインターンシップに参加しようと考えているけど、なかなか一歩踏み出せない学生や、事前に何をした方が良いのか迷っている学生に届けたい内容だ。完全に個人的な主観や経験を元に執筆しているため、あくまでも参考までに読んでもらいたい。
<目次>
・内面的要素と自分の強みを理解する
・平均的にできるよりも、ずば抜けたスキルや能力は有利になる
・学歴でもスキルでも勝てないなら人と違ったことをやれる行動力をもつ
・チャンスは自分でつくるもの(Wantedlyを活用しよう)
内面的要素と自分の強みを理解する
内面的要素とはつまり、「自分の性格」のことだ。これはインターンシップに参加したい人も就職活動を成功させたい人にも、充分に応用できることだ。自分の性格を知ると、最終的に見えてくるゴールが変わってくる。
例えば、コミュ力が高いのに事務作業ばかりする業務は向いていない。比較的、消極的なタイプなのに営業する仕事は向いていない。何をするにしても、自分に合った業務をする方が企業側にとっても自身にとってもメリットしかない。
まずは、己の性格を理解しないと、山のようにある職業の中から自分にマッチした業務を見つけ出すことは効率的とは言えない。
次に自分の強みを見つけることだ。これは内面的な性格というよりかは、能力やスキルが問われると個人的には思う。例えば、「英検1級持っている」、「プログラムを書ける」、「絵を描くのが上手い」など。自分にしかない強みを持っておくことで他の人よりも少しだけ差別化を図れる。
平均的にできるよりも、ずば抜けたスキルや能力は有利になる
もし、面接採用10人の枠に100人の申し込みがあった場合、おそらく面接官は人と変わったことをしていたり、ずば抜けた能力を持っている人に目がいくはずだ。その企業が求める人材にもよるが、平均的にまんべんなくできるよりも、他は平均以下だったとしても、この分野だけは、ずば抜けた才能を持っている方が注目される。100%この考えが正しいとは思わないが、他の学生と差をつけたいのであれば、自分にしかできない分野を少しでも増やすと記憶に残りやすいことは確かだ。
ただ、誰もがずば抜けた能力を持っているとは限らない。私も完全に前者で、人よりもずば抜けた才能もスキルも持っていない。どちらかと言うと、学力も平均並みで目立った面はひとつもない。では私のように目立ったスキルを持っていない、学歴も普通の人はどうすればいいのか。私が思い至った考えがある。
学歴でもスキルでも勝てないなら人と違ったことをやれる行動力を持つ
学歴も普通、並外れたスキルも持っていない人でも注目されることが、「人と違ったことをやる」ことだ。例えば、私の場合は、YouTubeチャンネルを開設して動画配信をしている。いわゆる「学生YouTuber」である。お金もかからずいつでもスマホさえあれば始められるけど、普通なら始めようとは思わない。できるorやれる環境は整っていても、やる人が少ないのであれば、それは自分の強みになる。
他の「行動力」を例えてみよう。私は高校の頃から「文字を書く」ことが好きだった。運よく、ITメディアねとらぼの編集部の方と知り合う機会があったので、このチャンスを逃すものかと、ねとらぼに掲載されたい一心で計100個以上の記事アイデアをその方にメールで送った。結果的に大量に送ったアイデアのうちのひとつに興味を持っていただき、ねとらぼでの執筆ができた。これも粘り強い継続・行動力のおかげで自分にとってメリットとなる結果を得ることができたのだ。
少しの行動力と少しの勇気があれば特別な能力をもっていなくても、人よりも目立つことは可能だ。
チャンスは自分でつくるもの(Wantedlyを活用しよう)
自分の強みもある、スキルや能力もある、という方が次にやった方が良いことは、職業人と関わる機会を見つけることだ。「Wantedly」というビジネスSNSの一種で、ビジネス情報の収集や転職先探し、選考エントリーにも活用できるWEBサービスである。自分のプロフィール欄を充実させ、気になる職業にエントリーすることで様々な分野の職業人と関わる機会を得られる。私も、今のインターンシップ先はWantedly経由で繋がることができた。
インターンシップに学歴は必要ないとまでは言わないが、私のように高学歴でなくても参加することは可能だ。この記事を読んで、何かやりたいと思う学生が100人いたとしても、実際に行動に移す人は1人いるかいないかのレベルだと思う。少しの行動力と少しの勇気をふり絞って、新しく何かにトライする姿勢をもってもらえたのであれば、幸いだ。
もし、インターンシップに興味を持った方がいたら、学生人事部のメンバーを募集しているので、今この瞬間からチャレンジしてもらいたい。↓↓↓↓