店舗トラブル解決アプリ「QナビORDER」に、AIを活用した待望の新機能「シサンNAVI」が追加!
株式会社グローバーのプレスリリース(2024年7月2日 13時00分)店舗トラブル解決アプリ「QナビORDER」に、AIを活用した待望の新機能「シサンNAVI」が追加!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000032365.html
こんにちは!株式会社グローバー採用広報部です。
今回は、CTOの富樫 裕資さんにインタビューをしました。
エンジニアとして20年近いキャリアを持つ富樫さん。
なぜグローバーに入社しようと思ったのか、これからどんな開発組織を作っていきたいのか語ってもらいました。
ぜひ最後までご覧ください!
◆グローバーに入社するまでのご経歴について教えてください。
新卒で入社したのは、システムの開発会社。でもすぐに倒産してしまって、そこからいきなりフリーランスになったんです。個人で契約した企業で技術を磨いてから、何社か転職を経験。基本的には開発やインフラの構築に携わってきました。
30代になると、自身のキャリアを広げようと営業職に。エンジニアとしては上流工程にあたるプロジェクトマネジメントを担当し、複数の大手のお客様を担当させていただいたこともあります。
30代後半になると、急にコンピューターが嫌になってしまって(笑)。エンジニアの仕事は小学1年生の頃から憧れていたので、夢は叶えたんですけどね。一度会社を辞めて、国内でMBAを取得しました。
その後は企業に就職して、上場企業でCTOやCFOを経験。起業をして、一時期介護施設も経営していました。20代の頃に比べるとだいぶ経営寄りのポジションで仕事をしていたのですが、数年前にふと「またエンジニア領域をやりたい」と思うようになったんです。
エンジニアをやっていた頃、ウェブサイトや最新のアプリを作るといったキラキラして見える部分を重視して、他の工程を蔑ろにしてしまっているなと感じる場面が多くありました。でも私はもっと泥臭い仕事がしたかったんです。
グローバーは事業に対し地道に取り組んでいる印象があって、好感を持てました。また軸としてやっているQナビも、まだできて5年ほど。そういう過渡期にあるところが、なんだかすごく魅力的に映ったんですよね。
当時、転職サイトを利用していて、いくつかの企業からオファーをいただいていました。グローバーはその中の1社だったんですが、最初の面談で社長の平田さんが出てきてくれて……驚きました。
最初から社長とお話しできるなんて、なかなかない。「採用に力を入れている」というのが伝わってきて、とても好印象。
入社の一番の決め手になったのは、社長の言葉。選考が進んでいく中で、あるとき自分の子どもの話をしたんです。まだ小学5年生なんですが、「大人になるまでまだまだ時間がかかるし、死ぬ気で頑張らんといかんな」と。
すると社長が「じゃあこれから、一緒に頑張っていこうよ」と言ってくれたんです。もう50歳を過ぎているので、あと20年なんて無理だろうと話しても、「いや、まだまだこれからだよ」と力強い言葉をくれました。
社長の行動力やパッションが伝わってきて、「この職場なら私もそれが発揮できる」と思い、入社を決めたんです。
もともとはVPoE(技術部門のマネジメント責任者)のポジションを任されていました。主に開発組織の立て直しを担う予定だったんですよね。
でも入社してみると、聞いていた以上にたくさんプロダクトを作る計画があって……。「え!?聞いてないよ」って驚きましたよ(笑)。
グローバーが主軸にしているQナビは、お店が困った時のトラブルシュートを円滑にするためのプロダクト。「企業様が円滑に本業に没頭できるようにする」というコンセプトを大事にしています。それならまだまだ足りないものがあるじゃないかと、私は感じているんです。
コンセプトベースでまだまだ中身が煮詰まっていないプロダクトもあるので、その辺りにも携われるよう「“CTO” という役職を担いたい」と自ら志願しました。
もう少し人数は増やしたいですが、だいぶ人材も揃ってきました。低い壁はいくつか乗り越えてきましたが、まだまだこれから越えないといけない分厚い壁があります。
決して順調ではありませんでしたが、採用に関しては恵まれたなと思いますね。すでに2名採用したいと思える人に出会えたので、運が良かったです。
「シサンNAVI」は名前の通り、資産管理のための新機能です。でもそれだけなら、すでに同様のサービスが無数にあると思います。
「シサンNAVI」の特徴は、例えば資産管理の台帳に載っている機器があったとして、それに対してどんな補修をしたのかという部分まで管理できるという点。それってまだ世の中にないんですよ。
この着想は、もともとお客様からご要望をいただいたのがきっかけでした。これまでメンテナンスに携わってきたという強みを活かしたのが、今回の「シサンNAVI」なんです。
また私たちの目的には「トラブルシューティングを円滑にする」というものがあるので、単純に資産管理だけではなく、そこからQナビにご依頼できるといった繋がりも大事にしています。
部分最適ではなく、全体の最適化を図る。そんな痒いところに手が届くプロダクトを目指しています。
まずはトラブルシューティングの流れを意識しているところ。そして、これは今後の目標なのですが、UI・UXですね。
「シサンNAVI」をご利用いただくお客様は、テック系に詳しい方ばかりではありません。なので、いかに使いやすくするかが大事。例えば、タッチの回数、アクションの回数を減らしたり、画面の見やすさを追求したり……細部にまでこだわっていきたいです。
エンジニアとして物作りをするときって、構想から入ることが多いんですが、これまで現場の経験値を活かすのがなかなか難しいと感じていました。でもグローバーは自分たちが日々やっている業務から改善点を吸い上げて、PDCAを高速で回すことができる。
社内で困っていることは、他社でも困っていることが多いんですよね。だから社内でしっかり揉んでから外に出せるのが、グローバーの強みだと思います。
「テクノロジーは何のために使うのか」という問いに対し、共通の価値観を持ってやっていける人が良いです。グローバーの入社理由でもお伝えしましたが、技術面だけに目を向けて、課題解決できていない……というのはやはり違うなと思うんです。
お客様の課題に対し、テクノロジーはそれを解決するための手段の1つ。そういう考え方ができる人と働きたいです。
実はこれは20代のときの反省でもあるんですよね。若い頃はもっと新しい技術をやりたい、すごい技術者になりたいって思っていました。それは個人の目標としては良いけど、お客様の課題解決や経営目標を達成するという視点が、すっぽり抜け落ちていたのは良くなかったなと。
20代の自分のような人は、今は採用しないだろうなと思うんです。新しいテクノロジーに興味を持つのはいいけど、それをどう課題解決に繋げるかという視点も大事です。
今いろんな会社でAIを活用したプロダクトに取り組んでいますが、商業ベースに乗せていくところはまだ成功例が少ない。グローバーはその点に挑戦できる会社なんです。
そこが魅力だからこそ、お客様の視点を持てる技術者の方がやりがいを持てると思います。エンジニアにとって、自分のやったことがエンドユーザーにどう届いているのかが実感できるグローバーみたいな環境は、なかなかないと思います。
お客様の表情が見えたり、自分の仕事が届いている実感が味わえる。感動しますよ、本当に。
テクノロジーは自分でも勉強できるものだと思うんですよね。私自身もそうでした。Webで学ぶのもよし、有料講座を受けるもよし、書籍で勉強するもよし。でもお客様は人間なので、エンジニアとして成長していくためには、お客様に対するお話の仕方や仕事の持っていき方といった対人能力を上げていく必要があります。
だから今後は、エンジニアの人間力を上げていけるようなキャリアパスを作っていきたい。
もちろんCTOとして、立派なエンジニアを排出していかなければならないという責任もあります。「グローバーで働いていたなら、大丈夫だね」と言ってもらえるような、エンジニアを育てていきたいです。
自社サービスは使っていただいてなんぼの世界。使っていただけてこそ、エンジニアの存在価値って高まると思うんです。私自身これからも成長していきたいので、育てるというよりは、「一緒にパワーアップしていこうぜ」という感覚の方が近いですね。
私個人としてはこれまでエンジニアとして、たくさんの成功体験を積ませてもらってきました。でもまだ、チームで何か大きなことを成し遂げた経験は多くないんです。だからこそ、その機会が得られるグローバーにきました。
一人でできるような仕事じゃないからこそ、チームで働く喜びを体感できていますし、これからしっかり勝ちに行きたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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