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[取締役COO]メンバー1人1人の能力を最大限に活かせるような組織づくりを|安藤 大地

Gizumoの小松です!
みなさまにGizumoのことをさらに知っていただきたいと思い、メンバーのインタビューを行っています。

今回は、取締役COOの『安藤』にお話をお聞きしました!

▼Gizumoに入社してからの経歴

教育、開発、DX支援など、幅広い事業に携わっている安藤さんですが、実はGizumoで研修を受けてエンジニアになったメンバーの1人です。エンジニア教育のこだわりや、開発の強み、会社のこれからについてなど、じっくりとお話をお聞きしました。

Gizumoのことを詳しく知っていただける内容になっていますので、是非最後までご覧ください!

▍入社の経緯

Gizumoに入社したきっかけを教えてください。

学生時代からIT業界には興味がありました。
私が学生の頃ってスマホが普及し始めて新しいアプリケーションが出てきたりと、世の中がIT化されてどんどん便利になっていくような時だったんです。そんな中で、”学習すること”って全然IT化されていないな、IT化される時代に取り残されているなと感じることが多々ありました。学習や教育の分野がIT化されたら、もっとみんなが学びたいことを楽しく効率よく学べるだろうと考えて、”学習分野のIT化”を軸にして会社を探していました。

そういった”学習分野のIT化”を軸に会社を見ていく中で、たまたまGizumoを見つけました。Gizumoは”教育×IT”に重きを置いていることを知って、自分の思い描くビジョンに重なる部分が大きいと感じ入社しました。面接の際にも教育に携わりたいということは伝えていました。

安藤さん自身も、Gizumoで研修を受けてIT技術を身につけたのですか?

入社前もプログラミングスクールや独学で学習はしていました。ただ、エンジニアとして通用するくらいの技術や知識はGizumoの研修を経て身につけました。

これまでに経験されたプロジェクトはどのようなものがありますか?

例えば、ポータルサイトの開発、改修、保守運用に携わっていました。

複数の媒体を運営している会社に常駐していたので、いくつかチームがあるうちの1つに所属していました。1チームにエンジニアが8名くらいの規模感でした。

そのプロジェクトではPHP、JavaScript、AWSをメインに使用していて、FuelPHPというフレームワークを使っていました。

▍Gizumoのエンジニア教育のこだわり

どういった経緯で教育に携わるようになったのですか?

IT業界に興味をもったきっかけが”学習分野のIT化”だったため、将来は教育の質を変えられるようなプロダクト開発に携わりたいと考えていました。ITを活用して効率的に楽しく学べるようなプロダクトがあれば理想的だなと。
ただ、教育に関わるアプリケーションを開発するのであれば、自分が実際に教育者として教えるような経験をする必要があると感じていました。そういった理由から教育する立場に興味をもっており、面接の際に伝えていたということもあって教育チームに声をかけていただきました。

安藤さんがGizumoの教育チームに入ってから大きく変えた部分はありますか?

カリキュラム内容や学習進捗の管理方法などの原型は1から見直しました。インプットするだけでなくアウトプットを重視し、言語化することを大切にした研修体制を構築していきました。

自分がプログラミング研修を受けていたときも内容に躓くことがあったのですが、学習した内容を同期や後輩に説明することで知識を整理していたんです。そういった経験からアウトプットすることの重要性を感じていたので、まずは研修にも落とし込んでみました。

また、これまでの研修では自走力の重要性を掲げていたのですが、その反面フォローが足りないと感じる点もありました。カリキュラム内容のステップの粒度を整えて、自分で調べるところとアウトプットしていくところのバランスを取れるように調整しました。

学習進捗の管理に関しても、研修生それぞれの学習方法や考え方を教育チームで共有し、連携を取りながら研修生をサポートできるような枠組みをつくりました。

Gizumoのエンジニア教育のこだわりを教えてください。

『言語化すること』に関しては、他社やプログラミングスクールと比較してもかなり重視しています。Gizumoに入社して研修をスタートした人は「プログラミングを勉強しに来たのにすごく喋らされるな」と感じると思います(笑)。でもその『言語化する』というワンステップが、コードや処理の本質的な理解に繋がると考えています。

エンジニアの仕事って黒い画面に向かって寡黙に作業しているようなイメージを持っている人もいるかもしれません。ただ実際の開発現場にいるエンジニアって、コードについて議論したり実装したところを説明し合ったりするようなアウトプットの時間が非常に多いです。例えば開発力が同じエンジニアがいたとして、技術に対するアウトプットや伝達能力が高いエンジニアであればあるほど、チームの中での貢献度は高いと思いますしスキルをどんどん伸ばしていけます。プロジェクト先に出てからも活躍できるエンジニアになってほしいので、研修の段階で言語化能力は身につけていただいています。

▍現在の業務について

教育チームのマネージャーを経て、どんな経緯でCOOになったのですか?

仕事に対するモチベーションって人それぞれですよね。エラーを解決した時とか、褒められた時とか。私はそのモチベーションが組織やチームに向くことが多かったんです。チームメンバー1人1人が能力を活かしながらいいシナジーを生み出しているような、効率の良いチーム運営ができる状態を保つことが自分の達成感やモチベーションに繋がっています。

これまでチームや組織がどうあるべきかを常に考えて仕事をしていて、そうして働くうちにチームの規模感がどんどん大きくなって、最終的に会社規模を支えるCOOを任せていただくことになりました。
ただどんな規模のチームでもやることは同じだと思っています。メンバーがそれぞれの能力を最大限に生かしながらサポートし合って、チームとして仕事のレベルを高めていける環境を作ることに尽力していきたいです。

COOというと近寄りがたい印象もあるかもしれないのですが、私自身がすごく優秀で能力が高いわけではないと思っています。縁だったりタイミングもあって現在のポジションについているので、未経験からでもこういったキャリアを歩む人がいるという背中を見せられていたらいいなと思います。
エンジニアとして技術を伸ばすだけではなくて、技術を活かしてマネジメントや経営に携わるようなキャリアも選択肢の1つです。私の姿を見て、そういったキャリアを目指してくれるような人が入ってくれると嬉しいです。

現在はどんな業務を行っていますか?

複数部署の幅広い業務に関わっています。

まずは教育事業を統括しています。教育の方針作りや教育チームのメンバーマネジメントも行っています。実際にどんな教育体制にしていくのかを考えることはもちろん、教育部に所属しているメンターをどんなエンジニアやビジネスパーソンに導いていくのかというところも気にしています。教育部のメンターは実際に開発事業に携わっている人も多いので、タスクの割り振りやリソース調整なども行っています。

開発に関する業務では、開発部の事業計画を立案したり、マネジメントだけでなく実際に開発業務に携わったりもしています。1人のプロジェクトマネージャーとして、お客様との折衝や要件定義、ご提案やプレゼンをすることもあります。

DX支援を行う『クラウドSE事業部』のサービス責任者も担当しています。比較的新しく立ち上げた事業なので、今後のサービス展開やメンバーのタスク管理を行っています。

AIのR&D(Research and Development)の事業責任者も担当しているので、AIセミナーやGizumoのAI開発の方向性を決めたりもしています。

採用の最終面接に入ることもあるので、面接で求職者のみなさんとお話することも多いです。いろいろな部署に幅広く携わっているので、疑問点などあれば面接の際に詳しくお話できると思います。

それぞれの部署のメンバーと接する中で心がけていることはありますか?

職種に関わらず、思い描いているキャリアやモチベーションを感じる部分は人によって異なります。ですのでメンバーそれぞれが自分の業務に意義や意図を見出して、今後のキャリアに繋げてほしいと思っています。

今後どうなりたいかとか、どういうことをやっていきたいかはなるべく1人1人と話して把握するようにしています。その上で、そこに繋がるようなタスクを積極的にお願いするように心がけています。


▍Gizumoの開発について

開発に関してはどのような技術を扱えるのですか?

HTML、CSS、JavaScript、PHP、Pythonを扱うことができます。自分が手を動かして開発することは減ったのですが、与えられた技術要件に対してどのように実装するべきかを議論することは多々あります。

Gizumoの開発の特徴はありますか?

これまでは開発支援サービスがメインの事業だったのですが、最近は受託開発なども多くのお声がけをいただいています。Web制作、システム開発、サーバー周りの構築など、依頼内容も幅広いです。新しい業務システムを作ってほしいといったご依頼もいただきます。

Gizumoの開発の強みは、大きく分けて2つあると思っています。

1つ目は一気通貫した開発ができることです。
例えばWeb制作を行うときに「ページを作るのはこの会社でシステムはこの会社」みたいに分割して依頼している企業って結構多いんです。でも分割して依頼すると、その分やり取りが発生して大変です。

Gizumoの場合は、Web制作もシステム開発も、保守運用やサーバー構築も、コンサルティングも提案もできます。要はWebを構築するのに必要な知見がGizumoの中でほとんど完結しています。Gizumo1社にまるごと依頼するだけで、一気通貫した開発やご提案ができるという点は強みです。そういった理由もあって幅広い案件のお話をいただいています。

2点目の強みは、ただシステムやWebサイトを作るのではなくて、お客様の課題を解決するところにまでこだわっている点です。
これはあくまで私の持論ですが、ITってただの技術でしかないので、IT単体だとそんなに大きな価値はないと思うんです。ですが、既存の事業ドメインとITを組み合わせることによって、そこに初めて価値が生まれて大きなバリューを生み出すことができると感じています。

「このシステムを作ってください」という要望に忠実に作ることは簡単です。でもそうではなくて、「そのシステムを作ることによって何をしたいんですか?どんな課題を解決したいんですか?」とヒアリングして、「だったらもっとこんな施策を合わせてやっていきましょう」とか「こういうシステムを作ったら課題解決できますよ」というところまで徹底的に考えています。

お客様が抱えている課題を、強みであるITを使って解決していく。それがGizumoの開発の価値ですし、1番大切にしていることです。会社としても重視していますし、Gizumoに所属しているエンジニアはみんなこういった価値観を持って開発を行っています。

▍今後の展望と働くメンバーへの思い

Gizumoのエンジニアにはどんな姿を目指してほしいですか?

それぞれの目標に向かって進んでいってほしいです。

エンジニアのキャリアパスって、「技術を身に着けた後はリーダーやマネージャーをやって、上流工程を目指すのが近道」みたいに考える人もいるかもしれません。でも決められた道筋はなくて、例えば技術だけを伸ばしていく道なんかもありだと思うんです。技術のプロフェッショナルとか、テックリードとかCTOとかを目指していくのもすごくいいと思うし、AIとか最新技術の研究開発をしていく道もあると思うし、人それぞれやりたいことに向かっていってほしいです。そしてそれをサポートできるような体勢をGizumoの中にどんどん作っていきたいと思っています。

そのためにどんな取り組みを行っていますか?

最近は『GRIT』というGizumoの中でも最高峰の技術力を持ったエンジニアチームを発足しました。このチームは主に自社開発・受託開発・新規事業立ち上げを行っています。

これまでGizumoでは、メンター、PMやPL、AI開発などのキャリアをサポートする体制を整えてきました。でも技術面でのプロフェッショナルとして活躍していただけるような体系的な道筋って明確ではなかったんです。そこを明確にするためにGRITというチームを立ち上げたので、チーム全体で技術を極めていこうと思っています。

メンバーそれぞれが思い描いているキャリアパスをなるべく多くGizumoの中で実現できるような仕組みを作れるように、今後も体制を整えていきたいです。

安藤さんご自身のキャリアの展望を教えてください。

ずっと一貫して変わらないです。良い組織、円滑な組織を実現し続けることが自分の使命だと思っています。

チームとしてのシナジーを生み出して、最大限以上の力を発揮できるような、そういった組織運営をやり続けたいです。必ずその先にその会社の規模や売り上げはついてくると思います。

今後Gizumoをどんな会社にしていきたいですか?

もともとGizumoではエンジニアの育成と輩出をメインに事業を展開してきましたが、今後は1つの柱だけではなく複数の柱を立ち上げて強固なものにしていく必要があると思っています。

Gizumoは『人の未来を創る』『ITによって世の中の課題を解決する』という価値観を掲げているので、開発やソリューション提供、IT活用などのDX支援、教育事業など、IT分野で社会の課題解決ができる規模を拡大していけるような体制を整えていきます。

どんな人と一緒に働きたいですか?

自分が身を置く環境や組織をどうしたら良くしていけるのかを常に考えていて、意見を交換したり実際に行動できるような方と一緒に働きたいです。

取締役が少人数で考えたことよりも、現状に課題を感じる人たちが提案をして導き出された施策のほうが間違いなく精度が高いと思います。組織や事業をこうしていきたいという話を積極的にしあえるような仲間やチームにしていきたいです。

会社に対して意見を言うことに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、皆さんから意見をいただけることは本当に嬉しいです。意見が正しいとか間違っているとかは関係なくて、新しい課題を見つけられたり、自分が見ていなかった角度から物事を考えられるきっかけになると思います。

安藤さんが考える”良いエンジニア”とは?

与えられた業務の外側を見ることができる人だと思います。エンジニアだけでなく”良いビジネスパーソン”ですね。

私は『Think out of the box』という言葉を大切にしていて、常に頭の片隅に置いています。与えられたタスクを指示通りにこなしていれば、誰にも文句は言われないですし優秀な作業者です。でもそれ以上のことは何も生まれないし、全体の中のどんな役割を担っているかも分からないじゃないですか。
だけど、「このタスクってどんな背景で、どんなプロジェクトの中で、どういった経緯から生まれて、何を狙いにしたものなんだろう」ということを常に考えて動いていると、そこからより良いアイディアやブレイクスルーが生まれる可能性が高くなります。それぞれが自分の箱の外側を認識した上で業務に取り組めば、その仕事のクオリティは格段に変わってくると思います。

転職を考えている人に一言お願いします!

自分がどんなことをやっていきたいのか、どんなときにやりがいを感じるのか、どういうキャリアを今後歩んでいきたいのか、ということを自問自答して認識するところがスタートだと思います。

自分の思い描く理想が明確であれば、目標に向かって何ができるかは自然に見えてきます。

これから新しくエンジニアを目指す方も、経験を武器に転職しようと思っているエンジニアの方も、まずは自分がどうなりたいのか教えてください。自分の思いを持ってGizumoの面談に来てみてください。まだ目標が明確でない方は、面談で話して一緒に考えましょう。

お話する中で私たちの目指しているところと重なる部分があれば、是非Gizumoの一員として一緒に良い未来をつくっていけたらと思います。

安藤さんは採用面接も担当しているため、本選考に進んでいただいた際は実際にお話していただく方も多いです。会社について気になっていることや自分のキャリアで悩んでいることなど、この機会に是非ご相談いただけたらと思います。

技術を極めたい方だけでなく、教育や経営に興味がある方も大歓迎です!
未経験のことにも前向きに挑戦できる方が活躍しやすい環境ですので、まずは面談や面接で皆さんの熱い思いを聞かせていただけると嬉しいです!

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