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「ガイアックスは僕に挑戦する勇気と自信を与えてくれた」22歳・アプリ開発インターン生が自ら掴んだ“どこでも通用する開発力“とは

本記事は株式会社ガイアックス開発部所属の富永 慎乃介さんへのインタビューをまとめたものです。


富永さんプロフィール

情報経営イノベーション専門職大学3年生。2022年3月からWebアプリ開発インターンとしてガイアックスに入社。その後、アプリ「キタキタ‼︎」のローンチや、遊んで学べるプラットフォーム「Aini」のモバイルアプリ版機能追加などを担当。現在はDAO組成オールインワンツール「DAOX」の開発や、ガイアックスの出資先である株式会社UTヘルステックにて遠隔リハビリアプリ「Panopticon」の開発にも携わっている。

インタビュー、ライティング:荻野祐里香


ー富永さんのことを教えてください。

埼玉県川口市出身の22歳です。現在は、情報経営イノベーション専門職大学に所属しています。年齢的にストレートに進学していれば4年生の年ですが、昨年1年間は休学をしていたので今年3年生です。卒業年度でいうと2026卒ですね。

ー趣味は絶賛探し中ということで(笑)

そうですね。ここ4〜5年はこれといった趣味がなくて探しています。今は時間があるときはプログラミングをしています。

ー富永さんは普段どんなキャラクターなんですか?

ガイアックスでのインターンもそうですし、昔のバイト先の仲間からは「真面目」と言われることが多いです。これについては、僕は良くも悪くも真面目だと思っているところがあります。仕事面だとプラスに働くことももちろん多いのですが、プライベートでも真面目さをひきずってしまうんです。そうすると、なんていうんでしょう…。自分から人と打ち解けることができないこともあるんですよ。

ーでも開発部のメンバーとは仲がよいと聞きましたよ

そうですね、社員の菊池さん、西山さんにはもう2年3ヶ月お世話になっているので慣れました!打ち解けるきっかけになったのは、たまに開催されるエンジニア出社Day(※1)で、実際にお会いしたことだったかもしれません。

普段はリモート勤務なので、他のインターン生がガイアックスのみなさんとどんなコミュニケーションを取っているのかは見えづらいんです。ただ実際にお会いしてみると、僕が思っていたよりもカジュアルにコミュニケーションをとっていることが分かって。それ以降は、僕のほうから少しアクションを変えてみたら、打ち解けられましたね。

※1:ガイアックスでは普段はリモート勤務が敷かれているため、定期的に「エンジニア出社デイ」を設け、交流をはかっています。

※インターン入社当初からお世話になっている先輩社員の西山さん(右)と富永さん(左)

「やりたいこと以上の経験が積める」ガイアックスでのインターン

ーガイアックスでインターンを始めたきっかけは何だったんですか?

最初はFlutterアプリのチーム開発経験を積みたかったんです。当時から、将来はエンジニアとして開発職につきたいと思っていました。ただ実際に就職することを考えると、チームでの開発になりますから、就職前にあらかじめチームで開発する経験を積んでおきたかったんですよね。そんな経緯で、チーム開発経験ができるインターン先を探していて、ガイアックスに出会いました。

ーはじめのガイアックスの印象を教えてください。

そうですね。最初からガイアックスのみなさんの印象はすごくよかったです。働き方に関してもフルリモートで働きやすく、悪い印象は全くありませんでした。

ー当時の富永さんの技術レベルはどの程度でしたか?

当時は”1人でモバイルアプリを作って、Apple StoreやGoogleストアに出してみた”程度の技術力でした。アプリのパフォーマンスに課題はあったと思いますが、作ろうと構想した機能は試行錯誤しながら作れるレベルですかね。

当時は独学で、アウトプットとしてアプリを作って、そのステップアップとしてインターン先を探していたんです。「自分はこうやって実装するけれど、他の人はどうしているんだろう?」という疑問があって。それをレビューしてほしいという気持ちもありました。


ーインターンを通して、当初思い描いていた経験はできましたか?

はい!今はモバイルアプリ、Webアプリのフロントサイドやサーバーサイドの開発と実装、そしてWebのフロントサイド、サーバーサイドの開発と実装をしています。当初はモバイルアプリ開発に携われればいいやと思っていたのですが、Webアプリ開発にも携われていて、やりたいこと以上のことができています。


ガイアックスでの開発経験はチャンスに飛び込む勇気と自信を与えてくれた

ー現在携わっているプロジェクトの概要を教えてください。

僕が担当しているプロジェクトは主に2つです。1つはガイアックスが自社開発しているDAOXというDAO組成のオールインワンツールの開発、もう1つはガイアックスの投資先の事業としてPanopticon(パノプティコン)という患者と理学療法士をオンラインで繋ぎながらリハビリができる医療ツールの開発をしています。

この2つのプロジェクトは、僕がインターンとして入社した時点ですでに立ち上がっていたので、そこに後から入る形でした。

ープロジェクトではどんな業務をしていますか

基本的に社員の方がフロントに立っているので、そこで吸い上げられたファウンダーの要望に沿って、僕たちインターン生が手を動かしてコードを書きます。

DAOXでは、Webのフロントサイドとサーバーサイド、Panopticon(パノプティコン)ではモバイルアプリとWebのフロントサイドとサーバーサイドを担当しています。

プロジェクトの人数は、その時々で変動しますが、大体6〜7名程度です。フロントエンド担当、バックエンド担当とはわかれておらず機能ごとに分担しています。

ーこれまでにどんなことに苦労しましたか?

そうですね。DAOXではブロックチェーンを用いるため、既存のアプリとはデータの流れが少し異なるんですが、その把握に苦労しました。Panopticon(パノプティコン)では、サーバーサイドをRuby On Railsで書くのが初めてだったので、そのキャッチアップに少し苦戦しました。

DAOXもPanopticon(パノプティコン)も、言語理解に関してはネットの情報を参考にしつつ、実際の開発では社員の菊池さん、西山さんに確認や質問をしながら進めました。キャッチアップにかかった期間は1ヶ月ほどでしょうか。僕もまだ勉強中ですが、右も左もわからない状態ではなくなったのがそのくらいたった頃だったと思います。

ープロジェクトに携わってたからこそ得られたものはありますか?

自信ですね。ガイアックスでのインターン経験自体が僕の自信になっています。例えば、この先もし他社でインターンをすることになったとしても、開発の流れは大まかに同じだと思います。次のチャンスがやってきたときにチャレンジできる自信がついたことが1番大きいですね。


想像以上だった、ガイアックスの”自由な環境”

ーガイアックスではどのように学びを深めましたか?

これは僕の性格的な部分も関係していると思うのですが、かなり自由にさせてもらっています。逐一やることを指示され、教えてもらいながら進めるというよりも、自分がまずは何か作ってみて、もしそれがダメだったら、ガイアックスのみなさんに助けてもらっています。

なんて言うんでしょう、行き先は自分で決めて、みなさんが「行ってこい!」と送り出してくれて、困ったら「戻ってこい!」と言ってくれる環境ですね。自分が望めばなんでもできると思います。

マクロの観点で「新しくアプリを作りたい」と言えば、おそらくできるでしょうし、既存のプロジェクトの中で「こんな方針で実装したい」という要望も進めることができます。それぞれのインターン生に合わせた、オーダーメイドの教育体制が敷かれていますね。

僕はこういった環境にフィットするタイプだったのでありがたかったです。

ー富永さんは最初から「こうしたい」とオーダーを出せたんでしょうか…?

これに関しては僕は苦手なタイプだったので、当初はあまりできてなかったと思います。ただインターンを始めた頃に、社員の菊池さんから「どんなことがやりたいか」という問いかけがマメにありました。そこでガイアックスでは、自分で自分の道を選ぶ選択肢があることを理解していった感じですね。

また開発部では、定期的にエンジニア出社Dayが設定されています。普段はリモート勤務のエンジニアのみなさんが出社をする日なのですが、そこでインターンの先輩と会う機会があったのも大きかったです。菊池さんや西山さんとインターン生たちがカジュアルにやりとりしているのをみて「あぁ、このくらいフラットに接していいんだ」と壁がなくなりましたね。

ー週1回、レビューをしていると聞きました。どんなことをしているか教えてください。

僕は社員の菊池さんと週1回、30分程度、専用のシートに沿ってレビューの時間をもらっています。レビューまでに僕がそのシートの必要項目を埋めて、菊池さんにコメントしてもらう形です。当日は僕がシートの内容を読み上げで確認して、僕の困っていることをその場で解消していく流れです。これはインターンを始めた頃からずっと続けています。

ーレビューでは菊池さんとどんな話をするんですか?

そうですね。わりと技術よりの話が多いです。直近は使っているフレームワークの相性の話をしました。その他には業務の進め方の話や、長期的な目線での僕のキャリアの話もします。

あとは、インターンを開始して1年経った頃から、プライベートの話もするようになりました。最近だとバイクの話とか。バイクの免許を取りたいと思っていたタイミングがあってバイク好きの菊池さんに話を聞いてみたりしましたね。

ーそんな「ガイアックスだからこそできること」とは?

様々なクライアントのプロジェクトに参加でき、ノウハウ、機能、アナロジーを身に着けることだと思います。あとはガイアックスの開発部以外のチームにも関与できることだとですかね。

ただ僕のキャリア志向としては、ビジネスサイドを経験したいというよりも、まずは自分の技術力を伸ばしたいんです。なので開発部以外のメンバーと仕事をすることをMUSTとは考えていないです。ただインターンを楽しむという視点で考えると、他チームのメンバーとも交流できるので、将来の可能性は広がっていくんだろうな、みたいな考えがあります。

ーインターンを始めて2年、周りの同級生と比べて自分のキャリアをどう感じますか?

実は僕、大学では情報系と経営系を半分ずつ学ぶ学部に所属していて、周りにエンジニアがめちゃくちゃ多い環境ではないんです。周りと比べて僕の技術力が実際どれくらいというのは測りづらいのですが、ただ周りの同級生よりは間違いなく力はついていると思います。

そもそもこういった実際に動いているプロダクトの開発経験が積めるインターン自体が少ないですし、知識面でも技術面でも一歩リードできているんじゃないかな。ただ何よりこうやって言える自信がついたことが、僕は大きいと思っています。


さいごに

ー富永さんの理想のエンジニア像は?

僕のモチベーションの源泉はものづくりが好きだということにあると思っているので、将来はエンジニアとしてコードを書く人間、実装する人間でずっといたいです。幼い頃はブロックあそびや折り紙から始まって、建築家、料理人など「何かをつくる」ことにずっと興味がありました。今はその対象がプログラミングに向いているので、極めていきたいですね。

ー今後、開発部にどんなインターン生に入ってきてほしいですか?

これに関しては僕の好みになってしまうのですが、自分自身のキャリアはもちろん、チームで動く上での対人関係などを建設的に考えられるひとと一緒に働きたいです。インターンを始めるタイミングでの技術力がどれだけ高いかはあまり関係ない気がしていまして。それよりも、インターンを通してどういう状態になりたいかが定まっていて、そこに対する意欲やモチベーションが高くベクトルが向けられることのひとが活躍するんじゃないかと思います。


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