大きな成果の背景には、『コトに向き合う』『配慮し合う』という2つのバリューがあった | Value
こんにちは、コーポレートの中村です。フクロウラボのバリュー『コトに向き合う・配慮し合う・当たり前をやり切る』を体現しているメンバーに話を聞いてみるシリーズ第7弾!前回インタビューのエンジニア有安...
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『フクロウラボのバリュー』をテーマにしたメンバーインタビュー第6弾。前回インタビューではエンジニアの菊池さんにお話を聞きました。菊池さんからバトンが渡ったのは同じくエンジニアの有安さん。一風変わった経歴の持ち主で、ミュージシャンとして活動しメジャーデビューもしていながらエンジニアへと驚きの転身を遂げ、現在はフクロウラボで活躍中です。そんな有安さんの、『配慮』あるコミュニケーションの秘訣を聞いてみました!
紙谷:有安さん、今日はバリューの1つ『配慮し合う』について聞かせて下さい。前回インタビューで菊池さんから指名とともに、『有安さんが社内のいろんなメンバーと上手にコミュニケーションを取っているのは誰の目から見ても明らか』というコメントをもらいました。
そういえば私、入社前のまだ採用選考中に、ほぼ全社員が出席している達成会に参加したんです。初めて会う人ばかりで緊張していたんですが、有安さんが目の前の席でゆるっと笑わせてくれて、気持ちが緩んだのを覚えています。何かコミュニケーションにおいて配慮していることってあるんですか?
有安さん:チーム全体の生産性を上げることは意識していますね~。個人のパフォーマンスを上げることはもちろんなんですが、それとは別に雰囲気が良いかどうかでアウトプットが変わったりってあるじゃないですか。なるべくポジテイブな空気感を出すようにしてます。
紙谷:それって昔からですか?有安さんの持つ柔らかい性格が自然と滲み出ているのかなって思っていました。
有安:以前バンドをやっていた時にですね、メンバーと10時間以上スタジオに缶詰になって、楽曲をアレンジしたり音源を作るっていうことが結構ありまして。ゼロからものを作り出す仕事なので、それぞれ自分のアイディアを取り入れたかったり、アーティスト性がぶつかりまくるわけですよ(笑)。そうするとお互いに「何だよアイツ」って気持ちも生まれがちなんですけど、喧嘩してもまぁ良い方向にはいかないですよね。
メンバー全員にとって『良いものを作ってやる!』というゴールは共通していて、ではそこに立ち返った時に、交錯する中から何を選択するか。『仲間である』『味方である』ということを忘れずに取り組まなければ生産性が上がらないなと思ったことが多々ありました。
エンジニアも対象物は違っても『何かを生み出す』仕事であり、アイディアを捻り出すとか、個人的には楽曲制作と通ずるところがあると思っています。
紙谷:なるほど。意識的にポジティブな雰囲気を作ってくれているんですね。コーヒーブレイクでみんなの分のコーヒーを入れてくれたりするのも、楽しいし自然と輪ができて嬉しいです。では、『有安流コミュニケーションの秘訣』とは?
有安さん:秘訣...?うーん、そうですねぇ...。菊池さんも前回インタビューで言ってましたが、色んな人がいるってことは意識してますね。人それぞれ色んな良いところや、もしかしたら悪いところもあるかもしれない。良いところは1人ひとり必ずあるので、そこに意識的に目を向けるようにしてます。悪いところは目についてしまったとしても、『可愛いやつだなぁ』くらいに見てますね(笑)。
紙谷:有安さん視点で、フクロウラボのエンジニアの良いところってどんなところですか?
有安さん:とにかく人柄が良いですね~。僕はエンジニアとして経験が浅い方なので、色々と教えてもらうことが多いんですが、まぁ嫌な顔ひとつせずに何なら自分の仕事放っぽりだして教えてくれます。みんな優しいですし、チーム力を上げていこうよっていう雰囲気が全員に漂ってますね。
紙谷:料理部の旗振り役も率先して務めてくれたり、フクロウラボのエンジニアはコミュニケーション力が高い人が多いですよね。
紙谷:では業務において配慮していることはありますか?
有安さん:なるべくキレイなコードを書くこと、ですね。例えば、当たり前ですが実行スピードが速いとか、拡張性が高い、テストしやすい、とか。そのために、事前に使う言語に詳しい人にアドバイスをもらったりしています。機能の追加などで次にそのコードに触れる人が楽に開発できるように、開発チーム全体としてコードの品質を上げることに取り組んでいますね。
紙谷:逆に配慮してもらっているなぁと感じることはありますか?
有安さん:チームメンバーはみんな本当に『いつ如何なる時も質問してOK』と宣言してくれていて。聞けばわざわざ立ち上がって自分の方に来てくれるくらい、優しくて人柄が良いんです。チーム全体で協力して業務を進めようという意識が全員に流れています。代表の清水さんが以前からずっと言っている『スキルがあってもカルチャーが合わない人は採用しない』というのが徹底されているからなんでしょうね。
紙谷:採用条件は『カルチャーフィット8割、スキルセット2割』というやつですね。徹底してカルチャーの醸成にこだわり、『配慮し合う』ことをバリューに掲げていますが、その結果として何か良い影響はありますか?
有安さん:そうですね。人によってコードの書き方は様々ですし、エンジニア同士で意見がぶつかったり、絶対に曲げられない意見が双方にあるということは珍しくありません。そういう時に、配慮の気持ちを持ってそれぞれの意見を聞けることで、お互い納得して雰囲気も悪くならず着地できることは多いですよ。
紙谷:ではここまでをまとめて、有安さんにとって『配慮』とはなんですか?
有安さん:改めて言葉にするとすれば...『単に優しくするだけでなく、相手のことを本当に考える』ことでしょうか。例えば、時に厳しくコードレビューをした方がその人のためになるのであれば、そうしてあげるのも配慮の1つだろうと思います。
紙谷:なぜ『配慮し合う』ことが、3つしかないバリューの1つに取り上げられたんだと思いますか?
有安さん:清水さんが、配慮のない人と仕事したくないんじゃないかなっていうのはありますけど(笑)。いつも働きやすい場所を作ろうとしてくれているのは随所に感じます。僕は清水さんと同年代で話しかけやすいってのもあるかもしれないけど、エンジニアに限らず新しいメンバーが入ってきたら、「〇〇さんは楽しくやれてますか」とかよく聞かれていますよ。
紙谷:実際に、バリューは事業にどんな影響を及ぼすと思いますか?
有安さん:まず生産性は上がると思います。エンジニアリングでいうと、メンバーの実力が高いほうがみんなも楽しいし、品質もどんどん良くなっています。当然、売上利益は出た方が会社だけでなく働くみんなも幸せっていう側面はありますし。今も社内の雰囲気はいいけど、バリューを実践してみんなでこの会社をもっといい場所にしていこうって気持ちが、事業を良い方向に牽引していくでしょうね。
紙谷:そのために、もっとこんな『配慮』ができたらイイよねって思うことはありますか?
有安さん:『雰囲気良くポジティブに』はいくらでも上のレベルを目指していけることだと思うので、もっと気持ちよく楽しく時に厳しく仕事に向き合えて、かつ品質を保ち更に上げていくための配慮、ですかね。周りのメンバーの実力も上げてチーム全体で向上していこう、という配慮も、もっともっとできると思っています。
紙谷:では最後に、有安さんが『バリューにマッチした行動をしているな』と思うメンバーを教えてください!
有安さん:営業部の里見さんは、積極的に改善点など見つけてアクションしてくれていて、会社やメンバーにも向き合っているなと思います。
紙谷:清水さんも、「里見さんが的確な問題提起と改善案出してくれている、がんばれ」ってこの間言ってましたね。年末年始にも里見さんが開拓したジャンルで売上あげていましたし、しっかり仕事にも向き合っている結果だなと感じます。次回は里見さんに、バリューについて意識していることや感じることを聞いてみたいと思います。次回もお楽しみに!
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