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『プロフェッショナルってなんだろう』...フクロウラボのバリューが果たす役割とは?

今年創業から6年目を迎えるフクロウラボ。先日の社員旅行にて、初めてバリューが策定されました。今回は、そのバリューに込められた想いや策定までのプロセスなどについて、代表の清水さんにインタビューします。

ーまずお聞きしたいのですが、そもそもバリューとは何ですか?ビジョン・ミッションとはどう違うのでしょう?

ビジョン=組織としてどうあるか、ミッション=社会に対してどうあるかですが、バリューは『フクロウラボのメンバーとしてどういうレベル感を求められているか』『こういう行動にイイネします』という認識を統一化したものです。この価値観を共感できる人と働きたいし、これが出来ている人たちと働くのが気持ちいい。そして会社として結果も出ると考えています。行動指針が本質的にどういうことを意味しているのかを咀嚼し、わかり易い言葉で表現しました。

ーなるほど。価値観の軸となる部分ですね。なぜ今回このタイミングでバリューを策定したのですか?

今年の春頃から採用活動を強化していて、面接の場でフクロウラボがどういう会社かを伝える機会が急激に増えてきたという背景があります。カルチャーフィットを重要視しているため、どういう人が合うか、どういう行動をする人と働きたいか、どういう行動を評価するかを、この会社に興味を持って面接に来てくれた受け手側にとってわかりやすいように説明し、共有する必要を感じたことがひとつです。これまでは従業員数が少なかったので以心伝心でカルチャーや価値観などを共有できていましたが、人が増えると情報量も多くなり、ズレが生じるのが当然です。社歴や一緒に過ごした年月が違ってきて、様々なバックグラウンドの人が増えている今のフェーズでは、きちんと言語化して伝えようと行動しないと、伝わらないし届かないはず、と思いました。

ーではズバリ、フクロウラボのバリューを教えてください!

フクロウラボのバリューは3つあります。
1.コトに向き合う
2.配慮し合う
3.当たり前をやり切る

ーシンプルでわかりやすいですね!このキーワードが生まれたプロセスについて聞かせてください。

まず、会社の文化や僕のキャラなどを鑑みて、クリエイティブでおしゃれな英単語よりも、平易な日本語で表現したほうがメンバーには伝わると思いました。その上で、どんな人と働きたいか、プロフェッショナルってなんだろうなと突き詰めていった結果、この3つのバリューに集約しました。3つに絞ったのは単純に、数が多いと覚えられないから。形骸化したお飾りでなく、ちゃんと腹落ちした上で行動の軸にしてほしかったためです。

ーバリューが示している行動が、至極当然の事のようにも思えるのですが...

はい、全部とても普通のことですが、実際にはやれてないことも多いです。フクロウラボのプロダクトは無形のサービスであり、わかりやすい納品物があるわけではありません。その中で顧客に対しどのように価値提供が出来るかと考えた時に、介在するメンバーが早く丁寧に対応することがアウトプットになるのではと考えました。言うまでもなくやって当然なことだけど、それを高いクオリティでやり続けると価値が出るかなと。バリューに沿っていない、顧客に向き合っていない行動をしている人にはよく、『ダサい』って言ってます。 良い悪いではなく、ダサい。僕は、この価値観に共感できる人と働きたいし、会社としての結果も出ると思っています。


ープロフェッショナルとは当たり前のことを当たり前にやる人のこと。本質的な価値提供を掲げているからこそ、行動のもととなる基本の心構えを大切にしているのですね。次回はそれぞれのバリューに込められた想いについて、もう少し突っ込んでお聞きしたいと思います!


→バリューについて・後編はこちら

続編・フクロウラボのバリューは『この会社でしか活きない考え方でなく、楽しく気持ちよく生きられる姿勢』 | Member Interview
フクロウラボのバリューを探る、続編です。前回記事『プロフェッショナルってなんだろう』...フクロウラボのバリューが果たす役割とは?では、バリュー策定までのプロセスやバリューの意義についてお伺いし...
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