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入社3ヶ月の私が小笠原(父島)出張に参加!星空の下、自分や社会の課題を実感した4日間

Freewill,Inc. に入社してから3ヶ月間。コロナ渦中の世の中にも関わらず、私を含め新卒社員40名以上を迎え、BD部(ビジネスデべロップメント部)の一員として、怒涛の日々のスタートとなりました。

私は、英国大学院を卒業後、2020年4月に入社しましたが、すでにFreewillがもつ、想像以上に大きなポテンシャルを感じています。

というのも、正式ローンチを控えた数々のオリジナルサービスに関する議論が目まぐるしく繰り広げられ、目の前で実行されていくの目撃しているから。ヨーロッパヘのオフショア開発が進む中、諸外国のメンバーとチームを築き、議論を交わし、わからない、経験したことのない、様々な事柄を日々習得しなければ全く追いつかないスピード感を日々実感しています。

ブロックチェーンやスマートコントラクトなど、最先端の技術を取り入れた日本初の私たちのサービスは、今に世界を大きく変えるだろう。入社して間もない私でも、そんな自信をもてることを誇らしくすら感じる、そんな組織です。

4月、日本企業もテレワークの導入などにより、大きな影響を受けました。しかし、私たちの会社の勢いまったく衰えることなく、テレワークで楽かもしれないという私の常識が壊れました。むしろ、コミュニケーションが図れた方がよっぽど心強く、オフィスに早く出勤できるように願ったほどです。

自分たちのサービスをとおして、未来を少しでも良くできるように、毎日、熱く、仲間たちと仕事に打ち込みました。

そしてやってきた7月。会社の方から声がかかり、私は、入社3ヶ月目で、小笠原諸島の父島へ、環境調査と自社メディア「Vibes.media」の取材のため、同行させてもらうことになりました。生きている間に小笠原諸島へ行くことなんて、自ら思いつくことさえなかったかもしれないですし、ましてや、経験ない私が取材メンバーに抜擢されることなんて考えもしませんでした。

「Ucchi、最近頑張ってるな。一緒に小笠原諸島へ行くか?」

たったその一言で出張が決まったんです。

リモートワークで私は在宅勤務が続くなか、私の自宅は、入社後も、あまり変わり映えしない普段通りの部屋のまま。緊急事態宣言が発令されてから、初の仕事がスタートしたのにもかかわらず、大半の時間を、自室という小さな世界で過ごしていました。

正直、心細く、仲間が恋しく、私は本当にこのままでいいのか、不安になっていた面もあります。そんな気持ちを振り払うかのように仕事に没頭し、忙しかったことが幸いしたと思っていました。小笠原行きの声がかかった時、そんな私を、見てくれていた人がいたことに、心底驚きました。

在宅勤務の私の仕事を?本当に見てくれていたの? そんな人がいるなんて。

メンバーへの信頼度が高まり、私は小笠原出張へ同行を決意。そして、小笠原での経験からは、変わり映えしない部屋を抜け出し、大きく変わった私、そして、透き通った海を前に、今後、変わらなければならない人間社会を強く意識するようになりました。

今回は、小笠原諸島の私が実際に見て、体験して、学んだこと、感じた事を皆さんとシェアしたいと思います。

(CEOのToshiさんと私)

今回の小笠原諸島の出張の目的は、「自然環境への理解を深める」こと。

Freewillでは、国連の掲げるSDGsの達成に、オリジナルサービスを通して貢献することを目指しており、私も、SDGsの17の目標のうち「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」などに関心がありました。

しかし、今回の出張は、具体的なアクションや今の海の状況などについて、自分がほとんど何も知らなかったということを実感する機会となりました。

ここでは、今回の旅(出張)を通して、学んだことを、皆さんにお話します。

南島の大自然から学んだこと

今回は、小笠原諸島で船の中の宿泊も含め、5泊4日の大冒険でした。東京から24時間の船旅の末たどりついた小笠原諸島は、透き通った海と、自然に満ちた美しい島。

そんな小笠原諸島の一角をなす「南島」は完全な無人島で、独自の自然形態を有し、そこにしか生息していない花や鳥が数多くあります。島内環境保護のため入島制限も厳しく課されており、実際に島にある人工物は入島する際に使われる小さな階段のみ(入島の際、怪我が相次いだためやむなく作られたそうです)。

しかし、そんな100パーセント手付かずのはずの島で、心が痛む光景を目にしました。

島内には潮の流れで野生のサメが群れているスポットがあったのですが、そこの一角にペットボトルや食糧のプラスチック袋のゴミなどが一部固まっていたのです。

それを見た時に感じた、人間としてなんとも情けない気持ち、、、。

東京から1000km以上も離れているこの島にさえ、人間が生み出したゴミが流れ着いているという事実。私たちがプラスチックゴミを減らすべき理由を痛感しました。

行きの船の乗船中に、船からお菓子のゴミが落ちそうになる瞬間、横にいたToshiさんが一生懸命に足を伸ばしてゴミが海に落ちるのを防ぐ一幕も。自分がゴミを見て感じたように、CEOにも環境保護への思いが身体の奥まで染みついているのだな、と知るきっかけともなりました。


アオウミガメの放流とウミガメその後について考える

今回の小笠原諸島の滞在2日目は、幸運なことに、保護されたアオウミガメの赤ちゃんを放流する解禁日と重なっており、我々Freewill一行も放流を経験することができました!

赤ちゃんウミガメの放流をへて、その魅力にとりつかれた我々は、最終日、NPO法人エバーラスティング・ネイチャーが運営している小笠原海洋センターにて、ウミガメについての勉強会に参加。ウミガメについて改めて様様な知識を得るとともに、カメの甲羅磨きや、卵の孵化のための穴堀・穴埋めなどを行いました。

この経験を通して知ったのは、私たちの何気ない不注意や、思いやりの欠如が海の生物たちに及ぼしている大きな影響。

私たちが放流したウミガメの赤ちゃんは、日本本土を囲む海を経由しながら、3、40年経って大人になり、小笠原諸島に戻ってくると言われています。

しかし、成長して小笠原に生きて戻ってくる生存率はたったの0.2~0.3パーセント。死因は様々ですが、人間が海に捨てたゴミが体に絡まったり、誤って食べてしまうことで命を落とすことも、往々にしてあるそう。

夏はビーチで寛ぐことが人間の贅沢でもありますね。これまで、お酒やジュースのボトルを海に落としてしまったり、少量だからいいやと、軽い気持ちでゴミを海辺に置いてきてしまったことがある人も、いるかもしれません。

悪意はなかったとしても、そうした行為が、海の生き物の生命を脅かすことと、直接つながっているのです。

それをよく知る小笠原諸島の住人とアオウミガメは互いに共存し、お互いを繁栄させていました。都会に住む私たちも、海や山などの、自然なしでは生きていくことはできません。互いに共存するためのお手本を、小笠原の人々から学びたいと感じました。


日本で一番宇宙に近い場所

小笠原滞在中に最も感動したのは、「宝石箱をひっくり返した」という言葉がピッタリの、美しい星空です。島内に街灯が少ないのも、星の明るさを際立たせるのですが、諸島の位置自体が、星がとても綺麗に見えるところにあるそうです。

実際に、島内では夜には流れ星を何度も肉眼で見ることができ、無数に広がる天の川が確認できました。東京で見る夜空とはまるで違い、宇宙の中に浮いているよう。都会に住む私たちは、便利さの代わりに「美しい星空」を失っていることに気づいた瞬間でした。

アオウミガメの赤ちゃんは夜に放流されるのですが、月明かりや星明かりを頼りに海へ還っていくそうです。

都会のように、自動販売機やコンビニの明かりが煌々としていると、間違って陸地に導かれ車に引かれたり、人に踏まれたりする原因にもなるとのこと。「光害」と呼ばれ、多発していると聞いた時は、胸が痛みました。


アクションを焚きつけるエネルギーに

今、環境保護に携わりたいと考えながら、就職活動をしている方も多いと思います。私自自身、大学院にて平和学(Peace Studies)を専攻し、「貧困削減」や「環境保護」に強い関心を持ってきました。

入社前は目標がぼんやりとしていましたが、この旅を通して、CEOや仲間から「環境保護」と一口に言ってもアプローチ方法は様々であり、ひとつひとつを丁寧に考え、具体的に取り組むことが大切だということを学びました。

小笠原諸島での経験は、私を実際のアクションへと焚きつける、エネルギーをくれたと思います。

そして、Freewillは、「SPIN」や「Freewill Freespace」、「Vibes.Media」など、SDGsの達成に貢献し、「Profit(利益)」ではなく「Prosperity(繁栄)」を最優先の目的として創りあげられた、オリジナルサービスを既にリリースしています。

以前の記事⇩

世界の常識を、これからの働き方を一新するサービス3つ、始動」

つまり、ビジネスを通して、本気で世界を変えようとしている人たちが、この会社にはたくさんいます。目標が具体的になり、それを共に体現できる、志のある人に出会える場所、それがFreewilll!

本気の方は、是非一度、オンライン会社説明会(リンク)へ参加してみてください。

Let’s Drive the World! 一緒に世界を動かしましょう。


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