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入社2日目で人生180度見方が変わった海外出張。めちゃめちゃ内容が濃くてびっくり!✈🌏🙋

Now or Never! チャンスは即つかめ!

皆さん、こんにちは。IA(インフォメーション・アーキテクト)のKanaです。
桜もチルチル🌸、気が付けばあっという間に4月に入り、社員も新たに約35名の入社がすでに決まっています。
新入社員の中には、今年の3月に大学を卒業したての者も数名おり、彼らがこれからどんな花を咲かせてくれるのか、いまからとても楽しみです♪

(入社オリエンテーション時の様子)

さて、私たちは一人ひとりの社員がFreewill品質を守り、グローバル社会に貢献できるよう五つの“CREDO”を掲げているのですが、その中に「Now or Never」という言葉があります。

せっかくの機会なのに、「経験値が足りないから・・」とか「自信がないから・・」など、うだうだ考えて挑戦しない理由を考えちゃう人、いまの日本にはとても多いと感じています。それって本当にもったいないですし、特に「グローバルに活躍する!」と決めている人にとっては、その決意とは全く真逆の方向へ走ってしまっているように見えます。

そして大抵の場合、やらない選択をする人は、一生挑戦しないままの人生なのです。

各国の国民性を揶揄するジョークに「沈没船ジョーク」というものがあります。「沈没している船から人を減らすため、船長が各国の人へ放つ言葉」がステレオタイプではありますが的を射ており、皮肉となっています。その中で日本人に対して発されたのは「みんなもう飛び込んだよ」という言葉でした。誰かが一歩を踏み出さなければ、不安で挑戦したがらない、ネガティブなそのイメージ。

チャンスが目の前に来た時に、まずは挑戦の選択を取ること。これは国際社会を相手にビジネスを行う上で当たり前のことだと思いますし、今後ますますそういった行動が問われることになります。

一歩踏み出す勇気を持ち、挑戦をし続ける先にあること。その例として、今回は入社2日目で突然海外出張の機会を与えられた新入社員、23歳女性の物語を紹介したいと思います。

初めまして。4月に入社したSerinaです!  訳あってこのあだ名になりましたが、純日本人です(笑)。

まずは簡単に自己紹介。私は学生時代、水環境工学と理科教育について学びながら、カンボジアのスタディーツアーや島おこしのインターンに参加、某旅イベント会社の学生スタッフ、バックパッカーとして旅をするなど、自由な時間が多いことを活用し様々なことに積極的に挑戦してきました! 大学卒業後もフィリピン共和国とマルタ共和国で各3ヶ月ずつ語学留学を経験、グローバルに活躍するための環境を求め、Freewillと出会い、現在に至ります。

そんな入社して間もない私ですが、入社2日目で海外出張へ参加するという、嘘みたいな本当の話を経験することに! 

さて、行くまでの流れや、現地でのこと、帰ってきてから今思うことを簡単にではありますが、紹介させて頂きます。少しでも私の話が「目の前のチャンスに躊躇してしまう」あなたの参考になったらうれしいです!


【参加するまで・・】

新・社会人として新たな世界の扉を開くことへの楽しみな気持ちがあるのと同時に、経験浅く、緊張や不安など、いろいろな感情が混じっていた入社3日前のこと。

「来週から一週間ほどマレーシア行けたりしませんか?」

会社からのこの一本の電話が全ての始まりでした。

IT業界が初めてどころか、社会人経験もない私に何が出来るのか、まだほとんど話したことのない先輩方に囲まれて1週間過ごせるだろうか、迷惑を沢山かけてしまうのではないか。不安もありましたが、それ以上にこの機会を逃したくない気持ちが勝り、「行かせてください!」とすぐに返事をしていました。

唐突な出張、それも国内ではなく海外出張への参加でしたが、入社初日の4月2日に出社すると、正式に出張へ同行できるかと問われ、迷いなく「できます!」と即答。私の今回のミッションや現地での大まかな流れを説明してもらい、意志の最終確認が行われました。あの一本の電話から時間をおいて、改めて考え、心配事も増えてはいましたが「挑戦したい」気持ちが強かったので参加の決意を固めました。


【いざ、マレーシアへ!】

初出社から帰った私は必要最低限の荷物をバックパックに詰め、翌日からの出張の準備を始めました。そして社会人2日目、一日の業務を終えると羽田空港へ向かい、その夜にマレーシアのコタキナバルへ向かったのでした。

マレーシアにはかつて旅行で訪れたことはありましたが、コタキナバルへ行くのは初めてで、思った以上に都会で、そんな街にラムサール条約で登録された湿地、マングローブがあることに驚きました。
今回はTokyo代表のToshiさんの他、執行役員、ICTプロジェクト本部の部長など、そうそうたる顔ぶれに囲まれながらの出張となり、最初は緊張でどぎまぎしていましたが、皆さんたいへん打ち解けやすく、本当にフラットな会社であると、改めて感じました。


ところで、なぜ今回マレーシアへ向かったのかというと、Yuichiroさんという男性社員が一年前からマレーシアに赴任されていて、「IT×熱帯雨林保全」の観点で活躍されていたのですが、そんな彼の活躍ぶりを視察するとともに、今後の会社の戦略について様々に議論するためでした。
初めてお会いしたYuichiroさんは全身真っ黒に日焼けし、「毎日が楽しくてしょうがない!」と、赴任を心から楽しんでいる様子で、久々に会ったメンバーと始終日本のITの現状などについて会話されているのがとても印象的でした。

皆さん、長旅で疲れているにもかかわらず、「色々議論しよう!」と初日から会社戦略に関する熱いMTGがスタート。まだまだ不勉強でわからないことだらけの私ですが、MTGにも参加させていただき、白熱した討論を目の当たりにすることとなりました。入社したての私がこんな大切な会議に参加できたことが普通では考えられなく、貴重な経験であったと思っています。
私は途中で休ませてもらいましたが、MTGは夜遅くまで続いたようで、皆さんのパワーや熱い想い、その行動力には本当に感銘を受けました。またこのミーティングを通して、社員をスキル面だけではなくそれぞれの性格込みで役割を考えてくれていることがとても伝わってきて、改めてこれから頑張って行きたいというモチベーションに繋がりました。

その翌日、私たちは近くの離島へ向かいました。浅瀬でも魚が泳ぐ海はとても綺麗でゆったりとした時間が流れており、そんなのんびりした中でも合間合間に浜辺でパソコンを開く先輩の姿を見たときは驚きましたが、電波があればパソコン一つでこんな素敵なところで仕事ができるんだ、と感じ、私の夢である“場所を選ばず働く”姿を目の当たりにしてワクワクした瞬間でもありました。


【標高4095メートルのキナバル山へ】

海の次は山! ということで海の翌日はキナバル山への登山を開始しました。
※キナバル山・・・マレーシア最高峰の標高を誇る、4,095.2mの山。富士山より高い!

この登山は「Explorers」という旅会の一環として行われました。入社前からもお話は聞いていましたが、ただビジネス出張を行うだけでなく、せっかくだから旅に出ちゃおう!と開始され、非日常(Extraordinary!)を社員が取り入れるためのたプロジェクトなのだそう。今回、初めて参加した感想を一言で言うならば「きつかった!!!」です・・笑。体力には自信があったし、一応富士山に登ったこともあったので、まあ大丈夫だろう、と思っていたのですが、階段が多く、斜面の急なキナバル山の登山は予想以上にハードなものでした。それでも励ましてくれた先輩方のおかげで無事全員で登頂することができました!



富士山を越える高さの山に、一人も欠けず全員で登頂できたこと、本当に本当に嬉しかったです♡ 山頂から見る景色は最高という言葉がぴったりのものでした。翌日から現在までほとんどのメンバーが歩き方が変になってしまうほど筋肉痛を抱えていますが、それを越える価値のある経験だったと思っています。

こんな経験ができて、辛い気持ちも嬉しい気持ちも共有できるのは、世間一般の“出張”という枠を超えたExplorersならではだな、と感じました。


【お仕事の時間】

ここからは、現地で行われたお仕事の部分について書いていきます!
出張の後半はタイのバンコクへ移動しました。バンコクでは名だたる企業への訪問を行いましたが、この商談にも参加させて頂くことに。

初めて目の当たりにした国際ビジネスの場はまるでドラマの中に紛れ込んでしまったのではないかと思うほど刺激的な経験でした。息つく間もないスピードで英語が飛び交い、堅苦しいビジネスではなく笑いも混じり、お客さんも含め、その場にいた皆さんが本当に楽しそうで、私はひたすら圧倒され尽くしでした・・。ここにいる人たちは、まさにプロフェッショナル。テレビで見ているビジネスマンってこんなに凄いの?それともこの人たちが凄いの?私がこれまで見てきたビジネスシーンを遥かに凌駕してる! かっこいい! みんな本当に楽しそう! こんな風になりたい!・・・っていう想いと、実際は、あまりのハードルの高さにワクワク半分、自分ができるのか不安が過る複雑な想いで緊張しっきり💦 けど、結局、悩んでるよりもこの場にいることで「これから私がやること」が明確になっていく瞬間だったと思います(*^-^*)


また、今回のビジネスシーンに参加させていただく中で、想像以上で驚いた事がありました。それは、マレーシア、タイ出身のアジア人のビジネス・スキルの高さでした。皆さんまだまだ歳がお若いのにもかかわらず、当たり前に英語を話し、おそらく最先端だと思われるビジネスについて流ちょうに意見を出し合い、それを実行されていることが本当に衝撃的でした。そしてそういったことが当たり前になりつつある彼らの国の現状を見て思うことは、「日本はどうなっちゃうんだろう・・・?」という焦りでした。これはマズい・・・。

日本での商談に参加した経験がまだないので、具体的な比較ができないことが残念でなりませんが、スピード高く、世界を見越したレベル感で進んでいかなければ、あっという間に世界から振り落とされてしまうんじゃないかと感じましたし、私と同じ年頃ですでに海外で活躍している人もいる中、この現実にどれだけの人が向き合えるのでしょう・・・? 私自身、この会社に入ってからというもの、いろいろ説明を受け、面接の時から本当に感銘を受けわかっていたつもりで入社したのですが、正直、現実は想像以上。私の場合はラッキーにも、こんな機会に恵まれ、今、やっと自社のミッションが究極なことなのだということを肌で実感できたのだと思います。

ジャパンブランドを掲げ、多くの国から信頼を勝ち取ってきた日本ではありますが、グローバルな環境での活躍の枠そのものが少なく、また、ほとんどの人が「成長・成功する近隣の国々」への焦りを全く感じていないことを、ひしひと感じました。

私自身、もっともっとも~っと英語力を上げなければ海外で活躍することはできないと、改めて現実を知りましたし、世界に通用する色々なスキルを磨かないとなりたい自分にはなれないと、ちょっと、いえ、かなり打ちのめされました😱

けれど逆に壁の高さを知ることが出来たので、自分自身の伸びしろを信じて頑張るだけ!

入社早々海外出張に参加し、海外でのビジネスレベルの高さを知れたことは、自分自身の殻を破る、大きなきっかけとなりました。


【この経験を生かして】

今回の私のメインミッションは新入社員代表として「この海外出張を始め、チャンスがあるのに一歩踏み出せない人が踏み出せるように今回の経験を発信すること」でした。今回の出張について改めてコメントするなら、大きく分けて3つになります。

① 4,000m級の登山に挑戦し、まさに「非日常」を体験!
私はもともと旅がとても好きで、非日常的な体験を愛してきました。
というのは、めったに出来ない経験が出来るから、というのもありますが、なによりもそこから得られる「発見」や「学び」は本当に人を豊かにしてくれます。


まさかその体験をプライベートではなく、「会社の方針」の一環として体験できるとは思ってもみなかったですし、これからお世話になる皆さんと素晴らしい時間を共有できたことは何物にも代えがたい貴重なものとなりました。

② 「海外で活躍する」を知る
「とにかく海外で活躍したい!」とか「英語をばりばり使って働きたい!」etc…
みんなそれぞれ色々な夢があると思いますが、その一歩先について知る機会ってありましたか?
私は海外で色々な経験をしてきましたが、今回のように「海外でビジネスを行う」場に関わったのは初めてのことでした。「海外で働く」にも本当に様々あって、アルバイトとして海外のお寿司屋さんで店員をする、なんて例もあると思います。しかし、それはイコール生涯をかけてやっていきたいことではないと思いますし、日本でも出来ることですよね。そのうえで、トップの海外ビジネスシーンに経験不足ながら関われるチャンスってどれだけあるでしょうか? 特にこうした機会に恵まれたときに自信がないからやらない理由を探してしまう人って多いんじゃないかと思います。
けれど私のようにチャンスに恵まれ、臆せず飛び込んでみたら新たな観点を持つことが出来ましたし、自分の現状を踏まえ、取り組むべきことを改めて知ることが出来ました。

③ チャンスを絶対逃さない
もし、入社3日前に頂いた電話に「No」と答えていたら、今回の出張で得られるはずだった様々な出来事を身に着けることが出来なかったでしょうし、その後にチャンスが巡ってきたとしてもきっと自信を持てなくて「No」と答える人生になっていたと思います。
また、本格的に業務に携わる前に、一週間もグローバルの第一線で活躍してきた人たちと一緒に過ごすことができて、本当に刺激になりましたし、「主体的に動くべし」というアドバイスを得て、それについて考える良いきっかけにもなりました。
他にも会社ができるまでの話や、会社のミッション、これから業務に入る上での心構えを聞くことができて本当に充実した時間でした。

今回の経験を通して学んだこと、Freewillの社員として働くことの意義を忘れずに、プロジェクトに参画してからも「グローバルビジネスパーソン」を目指し、「Now or Never」を体現するためにも努力し続けたいと思います。

そして、この記事だけでなく今後もいろいろなところで、今回の経験で見聞きしたこと、感じたことを私の目線で発信し、少しでもチャンスに迷う人たちの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

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