2017年度もいよいよ始まり、新たな出会いの季節ですね!
今年度、フローレンスには保育スタッフ12名、事務局スタッフ4名、計16名の新卒スタッフが入社しました。
入社式を無事終えた新卒スタッフは、早速研修を受けます。
外部の新卒研修講座を利用? すぐに現場で実地研修?? それともいきなり保育園のクラスの担任持っちゃう???
いえいえ、フローレンス流新卒研修は、一風変わったものです。
それでは、笑顔の素敵な新卒スタッフたちの研修内容をご紹介します!
新卒スタッフに、学んでほしいこと
フローレンスの新卒研修の特徴は、「配属先が決まるまでの期間を長くとっている」ということ。
本部事務局スタッフは7月以降、保育スタッフはなんと10月以降に配属先が決まります。
特に、入社後すぐに現場配属となることが多い保育業界では、ここまで研修期間が長いのは珍しいでしょう。
なぜ、研修期間を長くとるのか。そこには、フローレンスの想いが込められています。
色んな保育のカタチを知って欲しい
フローレンスは、いわゆる一般の「保育園」のほかにも、訪問型病児保育・障害児保育(訪問型のアニー・施設型のヘレン)・一時保育と、多様な保育現場を持っています。
”たくさんあるフローレンスの保育のカタチをしっかり知ってもらうために、
様々な保育現場での実地研修を通して、色んな事を感じてきてほしい”
という想いを込めて、さまざまな現場からスタッフが新卒メンバーを迎えます。
そんな想いのこもった長い研修期間の第一歩が、飯田橋オフィスでの座学研修です。
フローレンスの各保育現場について、講義やワークで理解を深めていきます。
多様な保育現場を持つフローレンスだからこそ出来る研修
小規模保育・病児保育・障害児保育……事業を始めることになった社会問題への気付き、経緯や現状、そして小さな解決方法。
「保育の現場はひとつではない」「いろんな子どもがいて、いろんな保育があるんだ」という事を学んでもらいます。
保育、そして一緒に働く仲間の多様性への理解
フローレンスでは、保育や子どもたちの多様性を大切にするのと同じように、スタッフの働き方やバックグラウンドが多様であることも尊重したいと考えています。
「多様性を認める」ということは、私たち一人ひとりが違っていること理解し、受け入れること。
新しくフローレンスに入社した新卒スタッフにも、その経験をしてほしいと考え、同期同士、お互いの内面や考えを話す機会を多く取ってもらいました。
お互いのバックグラウンドや保育観などを話し、自分と違う考えを知り、自分の価値観も、相手の価値観も、認める。
そんなワークショップ形式の研修を繰り返し行います。
同期の話に真剣に聞き入るスタッフ
2週間の研修の最後には、最初の現場実地研修であるおうち保育園で着るエプロンが一人ひとりに手渡されました。
「いよいよ子どもたちに会える!」そんなワクワクが、スタッフの笑顔から伝わってきますね。
この2週間で得た知識と子どもたちへの思いと、何より本人たちのフレッシュな気持ちを持って、この後、16名は保育現場実習へ向かいます。
研修の様子はまたご報告いたしますので、是非お楽しみに!