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「刺激的で多様なロールモデルがいる」営業・齋藤慈子が追いかけるEZOの光

EZO CONSULTING GROUP株式会社(以下:EZO)の採用担当三上早紀です。今回は不動産コンサルティング事業部の齋藤慈子(さいとう・ちかこ)さんのインタビューをお届けします。弊社のパートスタッフから営業の正社員となった齋藤さん。「営業が好き」と目を輝かせる彼女に、お客様に選ばれるために心がけていることや、弊社で営業として働く面白さを聞きました。

不動産コンサルティング事業部マネージャー 齋藤慈子

山形県白鷹町出身。高校卒業後、防衛大学校公共政策学科に入学し幹部自衛官候補となるが訓練中の怪我で入隊を断念。卒業後、ダイチグループに入社し100台以上の駐車場・駐輪場を開発。2022年2月EZO CONSULTING GROUP株式会社に札幌オフィスパートスタッフとして入社し、半年後から正社員として営業を担当。中学時代はソフトボールで4番打者を務め、防衛大卒業後もマラソン大会に出場するなど、社内で1、2を争う運動センスの持ち主。好きな食べ物は父が作る卵焼きとオムハヤシライス。


女性活躍への憧れと現実を目の当たりにした学生時代

〈東京マラソン2023に参加した齋藤。今でも積極的に身体を動かす〉

——齋藤さんといえば、防衛大学校で訓練を受けていたり、フルマラソンを走ったりとスポーツが得意なイメージがあります。どんなきっかけで自衛隊を目指したんですか。

中学生の時に東日本大震災があり、救助活動や避難所で食事や生活の支援といった活動をする自衛隊を見て、尊敬しました。父がそんな私を見て、「防衛大学校に進学すれば、大学の勉強もしつつ幹部自衛官になる道がある」と教えてくれたのがきっかけです。

中学生の頃の私は緒方貞子さんの著書を読んで「女性でも上に立って、組織や世界を変えていくことできるんだ!」と、女性リーダーになって、さまざまな領域に影響を与えることに憧れていました。自衛官になるだけでなく、組織の幹部になれる道があるなら女性が活躍できる組織作りをしてみたいと、防衛大学校に進学しました。

しかし大学3年生で怪我をして、希望の職種での入隊ができなくなってしまいました。他の職種で自衛官になる道もありましたが、卒業ギリギリまで悩み民間企業への就職を選択しました。

——当時、どんな考えの変化があったのでしょうか。

大学で視野が広がり、働き方や仕事の選択肢が増えました。卒業論文では自衛隊における女性の制度改革をテーマに研究しました。女性が活躍している組織や、そのための福利厚生が充実している企業に取材し、多種多様な会社や職種の人に出会ったんです。地元では卒業後の進路といえば市役所職員や教員といった公務員が定番でしたが、「私が想像していた選択肢ってごく一部だったんだ」と世界の広さを知りました。

女性の卒業生の話を聞く機会もありました。自衛隊を選んだ先輩方の話を聞いているうちに、憧れていた自衛隊の姿と現実の自衛隊は違うのではないか、という思いも心に広がってきました。「活躍する前になんとか生き延びている」「辞めずになんとかここまでやってきた」という言葉が多く、自分の力量では活躍するのは難しいのではと感じました。

——そうだったんですね。

自衛隊で頑張って女性も活躍できる場所を作ったり自分が活躍したりするのには時間がかかりそうなので、先に制度が整っている民間企業に行ってバリバリ働こうと就職を決意したのは大学4年生の1月で卒業直前。ギリギリまで迷っていて、もう一年在学することも考えていました。

そのときに知人から「向いてそうな会社があるから受けてみたら」と勧められたのが前職の会社です。業種や業界にこだわりもなく、何をしたいかを自分に問うまもなく面接へ行ったのですが、選考の過程で関わった会社の人たちがいい人たちで。「人で選べば間違い無いだろう!」と、勢いで入社を決めました。


会社の代表だと自覚したら、「齋藤さんだから」と選ばれるようになった


——「齋藤さんだから」と選んでいただくお客様が多いと、社内でよく耳にします。営業としてどのように自分自身を磨き、選ばれるようになったのか、知りたいです。

前職での飛び込み営業の経験が今も生きています。前職は駐輪場や駐車場を開発する会社で、土地を所有しているオーナー様に駐輪場や駐車場としての利用をご提案していました。

営業を始めて気がついたのは、最後にお客様にとっての決め手になるのは自分自身だということ。業界の特徴として、使う機械が似たり寄ったりでサービスにおいて差は少なく、お客様にとっての費用は当然大手の方が安くなります。その場合、差となるのは営業担当者なのではと考えました。

自分を通して自分の会社を信頼してもらう、つまり自分が入り口になるので、「会社の代表は自分なんだ」という意識が強くなりました。「一人ひとりが会社の代表だと思うように」と言っているのを、みなさん耳にした経験があるのではと思うのですが、営業はまさにお客様にとって会社の第一印象であり、会社のイメージの大部分を占める存在です。そう考えると、服装や髪型、表情、一言目をどんなふうに話すか、お手紙を残すのであればどんな文面がよいかなど、研究するようになりました。

——細かいところまで研究し自己プロデュースをしているんですね。

その結果、お客様から「今どき飛び込み営業を頑張っている人はなかなか見ないから」とか「雨の中来てくれたのが印象的でもう一回会うことにした」とお話を聞いていただけるようになりました。断られるのが基本の世界だからこそうれしくて。

ご成約後も「齋藤さんが頑張ってうちに来てくれたからサービスを導入できて収益につながっています」と報告をくださったり、お礼のお手紙を送ったときに「今どきこういう手紙くれる会社少ないから役員会で読みあげたんだよ」とよろこんでいただけたりしました。

——齋藤さんが丁寧に積み上げた一つひとつの行動が成果になっているんですね。

営業は世間的には辛いとかキツイといったイメージがあるかと思います。断られることが多くてしんどいときもあるのは事実ですが、一つひとつのご成約やお褒めの言葉が何倍もの喜びになって「よし、また明日も頑張るぞ!」とお客様から元気をいただけるのも営業の醍醐味。それがやりがいで、営業をずっと続けています。


刺激的で多様なロールモデルがいるのがEZOの魅力


〈不動産コンサルチームには笑顔があふれるメンバーが集まっている。写真右:齋藤〉

——ここからはEZOならではの仕事の面白さも聞いていきたいです。

営業としても人間としても少し先の未来のロールモデルがいることでしょうか。年齢で言えば30代前半の先輩方が多く、みなさんそれぞれ違った経験をして集まっているので、刺激的な存在です。

——刺激的、ですか。

はい。私自身が入社したのは、思い描いていた理想と現実がかけ離れてしまい「私ってどういう人間になりたかったんだっけ?」と霧がかかっていたようなタイミング。そんなときに明確なビジョンを掲げて進む社長やCOOがいる環境に身を置くことで、光が差す方向へ迷わずに今日まで走ってこれました。

役員だけではありません。メンバー一人ひとりが刺激的な存在です。不動産コンサルだけでなく反響革命チームも含めて、EZOにはいろんな人がいろんな思いで集まってきています。仕事における得意分野や苦手なことも違いますし、私のような防衛大出身もいれば建築を学んできた人もいるし、EZOにくるまでの仕事も銀行員や観光業、IT企業などさまざま。運動が好きな人、苦手な人、バンドをやっている人など趣味嗜好や性格も多様です。

まさに十人十色なチームが、一人ひとりの個性や知識を生かして一つの方向を目指している。それを見ていると、「この人のこんなところを真似したいな」「こんなふうになるには私には今何が足りてないんだろう」「こんな女性になってみたい」「周りを巻き込む力ってこういうことを言うんだ」と、仕事でもプライベートでも学びになる瞬間だらけ。

EZOで働いた25歳から26歳にかけては、これまでの人生で一番成長した1年だと断言できます。

——かっこいいチームですね。

背中を見ていて学べるだけでなく、先輩から私の足りてないところや、強みはここだけど弱みはここだよねと直接話してもらう機会も多いです。定期的な面談だけでなく、日頃からみなさんが意識して私にフィードバックをくれている気がしています。EZOという会社の面白さだと思います。

——たとえばどんなフィードバックをもらったんですか。

EZOで営業職を始めたばかりの頃に「言葉づかいが稚拙」という指摘をもらったんです。EZOのお客様にはハイクラスの方や年齢層が私よりも高く経験や知識の豊富な方が多くいらっしゃいます。それに対して当時の私は、話し方もメールやお手紙の文面も語彙力が足りませんでした。

年齢によるマイナスな印象を与えずに信頼していただくためには、スマートな話し方や適切な語彙が必要です。なので、日経新聞を読んでその内容をスピーチし、それに対するコメントを上司にもらうという課題に取り組みました。この時間を作ってもらったことで自分でも変化を感じています。

30代になるとマイルールができたり、自分で合格ラインを決めてしまったりすることがあると、社内外の先輩方が口を揃えるんです。それに比べて私の年齢層は20代半ば。吸収できる余白や成長の伸び代がまだまだあるのではと思っています。

——もっと成長していく齋藤さんが楽しみです。理想像や目標はありますか。

正直まだ具体的な目標や数年後を見据えることはできなくて、悩みながら走っています。私と同じように20代半ばの読者の中には、仕事も頑張りたいけどプライベートでの環境変化もあり、どこに向かって、どうやって頑張ればいいんだろうかと葛藤している人もいらっしゃると思います。

EZOはまさに、家族を大事にしながら仕事にも全力を出せるように環境づくりを頑張っている最中。仕事もプライベートも両立させているロールモデルも多く、「お迎え行くので上がります」が自然に会話の流れに出きますし、在宅でも仕事ができます。「今」その人がどう頑張っているかを評価し、どうやったらそれぞれが力を発揮できるか考えている、「今」を生きている会社です。

メンバーが仕事や家庭環境の変化などいろんな面で「新しいことにチャレンジしたいです」ってなったときに、全力で背中を押してあげられるような会社にしたいし、その一員になりたいですね。一緒に盛り上げてくれる仲間もお待ちしています!

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