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産休に入ります!働きやすい環境とは?人事が考える制度・ツール、そして風土。

みなさん、お久しぶりです。人事の芳賀です。

Wantedlyでは最近は採用チームが進めている「co-creators」が好評をいただいています。ご紹介したい社員が多すぎるので今後益々パワーアップしていく予定です。まだチェックしていない方はぜひご覧ください。

さて、今回はドリームアーツの働きやすさ、社内の環境についてお伝えできればと思い、久しぶりにブログを執筆しています。

というのも・・・私、まもなく産休に入ります。

ドリームアーツには多くの産休・育休取得者がいてたくさんのモデルケースがあるので、ありがたいことにそれほど不安なく、仕事を一旦離れることになるのですが、当事者として今感じていることを赤裸々にお伝えできればと思います。

“キャリアもプライベートも”

まずは少し私自身についてお伝えできればと思います。

私は30歳の節目でドリームアーツに人事として中途入社し、もうすぐ5年になります。ドリームアーツでは採用業務を中心に研修や制度にも携わってきました。

大学卒業後から人材・転職支援に関わる仕事をしていますが、20代はとにかく仕事が優先!がむしゃらに働くことが楽しかったし、苦しいこともあるけれど、やればやるほど結果がついてくる仕事にやりがいを見出していました。

ありがたいことに20代で在籍していた会社も「男性・女性」という区別はまったくなく、もちろん仕事内容も評価も同じ。担当していた事業は一人で業務をしていたため、自由度が高く、ダイレクトに結果が返ってくる面白さがありましたが、誰かに頼ったり、引き継ぐ先がなく、責任はすべて自分という環境でした。将来的にずっとこの働き方、パフォーマンスを求められ続けるのであれば、結婚・出産などライフスタイルが変わることがあったときに続けられる環境ではないなと頭の片隅には常に漠然とした不安がつきまとっていました。

前職の仕事内容は多岐にわたっていましたが、キャリアの節目にある方とのキャリアカウンセリングは相当な人数の方に実施してきたと思います。いつの時代も女性の方から受ける質問で多いのは「プライベートが変わったときにも働きやすい環境があるか」というのもの。私が就職活動していたときも面接で質問したような気がしますし、ドリームアーツでは面接官の立場になりましたが、毎年変わらず、受け続けるこの問い。女性として、仕事を続けられる環境かどうかというのは、時代を問わず気になるポイントのひとつですよね。

ただ、「女性が働きやすい環境」といっても、それはどんな環境なのでしょうか?

男女関係なく、がむしゃらに仕事ができることなのか、時短や産育休の制度が整い、実績があればいいのか・・・。

一般的な「正しい」答えはわかりませんが、ドリームアーツに入社してから感じた働きやすさの根源はそういった制度や評価だけではなく、私たちが大事にしている、「協創」からくる風土そのものだろうと、産休に入ろうとしている今、あらためて感じています。



“ドリーム・アーツの働く環境”

ドリームアーツはお客さまの働く環境を変革するお手伝いをITを通じて行っています。だからこそ自分たち自身の「働く環境」というのも常に意識をしています。

ドリームアーツは男性約7割、女性約3割の会社です。

IT企業なのでエンジニアを中心に男性比率がどうしても高くなっていますが、社内を見渡しても「本当に女性が3割??」と思うほど女性の活躍も目立つ会社だと思います。実際、主要製品のプロダクトオーナーは女性ですし、4月に入社する新入社員もちょうど半分は女性です。

育休は女性は100%取得していますが、男性も積極的に取得をしています。育休からの復帰率は100%です。

実際に取得した男性社員からは「周りの方々の後押しや協力もあり心地よく育休を取らせてもらった」「親子3人の貴重な時間を過ごせてよかった」という声があります。保育園の送迎はパパの役目というご家庭も多いようで、フレックス勤務の利点を活かして、仕事と両立し奮闘している子育て世代が多くいます。

有給休暇義務化となる前から有給取得率は80%ですし、月の残業時間もそれほど多くありません。


ドリームアーツ リクルートサイト「働く環境」より抜粋


このような環境の要因は、もちろん制度を整えてきたことにもありますが、設立以来掲げている人材に関する方針によるものも大きいです。それは「時間・距離/国境・性別・国籍や身体的障害等、あらゆる既成障害に束縛されない、職場及び雇用環境を実現する。」という人に対する想い。

モノづくりをするクリエイティブな企業だからこそ、様々なバックグラウンド、感性をもつ社員が混在しあって、高めあっていく。会社全体もそうですし、本部・グループ、各プロジェクト・チーム単位であってもお互いをリスペクトし補完しあいながら仕事をしていく文化があります。それぞれが多種多様な考え方や価値観をもちつつも全社員の根底には「協創」の想いがあるからこそ培われた風土だと感じます。

こういった風土があるから、どのような家庭の状況やプライベートの変化があっても、きちんと仕事をして成果につなげていくことができれば、働きやすい状況は自ら作っていくことができるだろうと、どこか安心できる環境があるのだと思います。


“人事としての使命とこれから”

どの企業も多様な働き方に応えるだけでなく、今まさに緊急事項であるコロナウイルスへの対応など、否応なしに働き方の変革を余儀なくされていますね。私たちドリームアーツももちろん、この状況を乗り切るため試験的に在宅での働き方にチャレンジし、業務を推し進めています。

みな手探り状態で不安定な要素が多い今の時代こそ、働き方をアップデートしていく旗振り役を人事が担わなければいけないと強く感じています。

つい最近もリモートオペレーションの導入に伴い、だれが、いつ、どこで働いているかを見える化したほうがいいのではとの声があがり、同僚の人事が1日でリモートオペレーションの管理ツールを当社プロダクトのSmartDBで作成し、社内展開をしました。ドリームアーツには“永遠のベータ版”を調整しながら運用することで業務デジタル化をスピーディに進めていく、という考え方があるのですが、作成されたツールをベースに社員よりいろんなアイデアや意見があがり、改善しながら使いやすいものへと進化しています。

「そんなの自社ツールだからできるんでしょ?」と思うでしょうが、SmartDBであれば、たとえば私はプログラミングが全くできなく、専門的なIT知識はないのですが、採用・育成・評価などに関わる管理ツールなど、業務に必要な様々なアプリケーションをドラッグ&ドロップで簡単につくり全社展開することができています。変化が激しい時代だからこそ、デジタル化にも素早く対応できる人事でありたいし、それがすぐにできるツールを使いたいですよね。そんなITツールがあれば、きっと人事の武器になるはず。

人事として社員の働く環境を整えていくことはもちろん、それを推し進めるITツールは必要不可欠です。そして肝心なのはやはり一緒に働く「人」。お互いを尊重しあえる風土と様々な施策が相まって、働きやすい、そして働きがいのある環境ができていくと思います。

最後に私の話に戻りますが、10数年ずっと仕事をしてきたので、今回、産育休で仕事を離れることへの葛藤は、もちろん少なからずありました。

さまざまな仕事を抱えて、謎の責任感の塊だった私に「あなたが今、子どもを守り、産む以上に大事な仕事はない」と話してくれた上司と、何の心配もいらないほど、自律的にめきめき活躍してくれているしっかりものの後輩たちと、温かい同僚の皆さんがいるおかげでお休みに入ることができます。

変化の激しい世の中・業界・会社なので、復帰後、どんな状況になっているか予想もつきませんが、それすらも前向きに捉え、楽しみにしていようと思います。そして出産・育児を通して感じた想いや経験を人事として、ドリームアーツの「働きやすく働きがいのある環境」に還元することが私の次の役割だと思っているので、まずは思い切りプライベートに向き合って、子どもと一緒に私自身も成長して戻ってくることができれば嬉しいです。

またこちらに投稿することを目標に。しばらくお暇いたします。

引き続き、人事ブログの更新をお楽しみに☆

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