【気まぐれ投稿】当社の行動指針である6Valuesをデザインの力で可視化しました

みなさん、こんにちは。DINAMICA代表の濱田です。
今回も気まぐれ投稿ということで「当社の6Valuesを言葉だけでなく、デザインに落とし込みましたよ」という出来事を皆さんにシェアしたいので書かせていただきます！

６Valuesを浸透させたい

わたしたちには、創業メンバーで考えた大切にしている6つの行動指針（Value）があります。

6 Values
1. Progress, not perfection - 完璧より前進
2. Build to Think - 考えるためにつくる
3. Challenge yourself as a team - チームで挑戦する
4. Curiosity will create the future - 好奇心で未来を創る
5. Choose the hard way to have fun - 楽しむために困難な道を選ぶ
6. Pursue the best for users - ユーザーの最善を追求する

これらの言葉は合宿で丸２日間かけて、全員の原体験や価値観を洗い出すワークショップを行い、そのうえで「ああでもない」「こうでもない」と言いながら見つけ出した、全員が共通して大切にしたい行動指針です。

一方で、仲間が増えていくこれからのDINAMICAを考えたときに、DINAMICAが大切にする行動指針って響くものはもちろんあるけど、じっくり議論した課程は経ていないので、一過性の感情になりやすい。
でも、暗記してもらうのは違う。じゃあ、どうやったらこれからの仲間たちが持ち歩いてくれるだろうか？そんな感じの漠然とした悩みを抱えていました。

なんで６Valuesを浸透させたいのか？

DINAMICAメンバー全員の総意として、「Vision、Missionを実現するために、このValueを自然と体現できる会社にしたいね」という想いがありました。そのためには毎日忙しい中でも日常的にこのValueに立ち返ってほしいと思っていたのですが、別に暗記して復唱出来るようになってほしいわけではなかったんです。なんとなく、イメージしていたのはDINAMICAの仲間ひとりひとりが漠然と6つの行動理念を理解して、日常の仕事シーンで自分なりに活かせるようになっているというのが目指したい姿でした。

そんな想いがあったので、「DINAMICAの仲間が気軽に持ち歩いてほしい」という価値観を持ち歩くという抽象的なイメージがありました。そこから「オフィスに貼るか」とか「パソコンのトップ画にしよう」「冊子にしよう」とかいろんな意見が出たのですが、一方的に強要するというスタイルに何かしっくりこないまま過ごしていました。

わたしたちは会社のValueというのは不変のものではなく、DINAMICAのメンバーたちの成長や組織の成長と共に育っていくものだと考えています。だからこそ、6ValuesはDINAMICAのメンバーひとりひとりの近くに置いておきたい。それによってひとりひとりの体験の中でValueが洗練され、また新たな組織ステージに合わせたValueが生まれると考えていました。

こんな時こそデザインの力でしょ

さて、ここまでのキーワードを整理すると、
「それぞれ自分なりの価値観とValueを何となく融合させてほしい」
「共感はしてほしいが、強要はしたくない」
こんな感じのキーワードが自分たちの中で起こっていて、若干矛盾に近い感覚に陥っていました。

そこで、じゃあとりあえず複雑に考えるのをやめて、私たちの考えた「こだわり」は徹底的に貫き通しながらも、仲間たちが0.1秒で「良い」と思えるデザインで６Valuesを視覚化させられれば何か見えてくるかもしれないと考えるようになりました。
想いのこもった言葉が起点になった「良いデザイン」を生み出せれば自然と仲間たちの間で抽象的な表現と具体的な表現が行ったり来たりしながら浸透すると思ったんです！

そこからの行動としては、社内で6Valuesの内容を再度議論して咀嚼直したり、その内容をデザイナーに共有し、フィードバックを受けながらイメージのすり合わせを行うというプロセスを経ていきました。

デザイナーに連携する際には、なんとなくで依頼するのではなく、自分たちが細部まで言葉やシチュエーションを理解しているかが本質的なデザインを生み出すためには必要でした。もちろん、今回一緒に進めたデザイナーがとてつもなく優秀で、すぐに私たちのことを理解してくれたということも大きな要因ですが、伝える側が誰よりも本気で考えることもかなり意識したポイントです！

６Valuesをデザインしてみた！

細かな言語化のプロセスやデザイン化のプロセスは今回は省きます。（興味あればぜひお話しましょうw）
なので、ここからは実際の６Valuesの説明と完成したデザインを紹介します。

Progress, not perfection - 完璧より前進
完璧を追い求めすぎて歩みを止めるようなことはせず、不完全でもとにかく前進を続けることを大切にします。

Build to Think - 考えるためにつくる
考えてから行動に移すのではなく、考えを深めるために行動を起こすことで、迅速に思いもよらない答えにたどり着きます。

Challenge yourself as a team - チームで挑戦する
互いの弱みを許容し、それぞれの強みを発揮し合うことで1人では到底生み出せない、大きな成果を生み出します。

Curiosity will create the future - 好奇心で未来を創る
多種多様な好奇心から生まれた発想やエネルギーこそが、よりよい未来への第一歩となります。

Choose the hard way to have fun - 楽しむために困難な道を選ぶ
先の見えない困難な道であろうとも、その道が最良であれば貪欲に挑戦を続け、その先にある素晴らしい未来をつかみ取ります。

Pursue the best for users - ユーザーの最善を追求する
「ユーザーにとっての最良は何か」を常に思考錯誤し、ユーザーにとって最善の選択肢を生み出し続けます。

今後の６Valuesデザイン展開

今回の６Valuesのデザイン化プロジェクトは、RecruitingDesignerの落合とデザインインターンの垣内が中心で推進してくれました！ここから作成したデザインを実際に社内で様々な形で展開をしていく予定です。順次グッズ化による実際の効果測定も定性的に行っていきますが、現時点でメンバーからは「めちゃくちゃ良い」「早く欲しい」という反応をもらっています！！

■オフィスの壁に配置する

■Tシャツとして展開する

まだ、展開イメージは一部で順次展開を図る予定ですが、様々なシーンで活用をしていく想定をしています。順次記事として共有していく予定です！

もし、当社の6Valuesや当社のVision、Missionに少しでも興味を持っていただけたのであれば是非とも一度お話させてください！
恐らく、スタートアップの中でもこの規模の会社で、これだけ組織のことについて語り合い続ける会社も珍しいかなと思います。一方で語りすぎるからこそ、考え方が同質化していく部分もあると思うので新しい風にはどんどん入ってきていただき、一緒に変化しながらVision、Missionの達成を目指せると嬉しい限りです。