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dely経営陣が語る「新卒が事業・組織を牽引するために必要なこと」とは?【新卒イベントレポート/前編】

2022年9月6日(火)に新卒向けオンラインイベントを開催しました。

23卒・24卒を中心に、delyの事業や組織、未来について解像度を高めたい方はもちろん、ベンチャー企業を新卒キャリアとして選択する先輩社員の働き方・就活時代の話を聞きたい方などが参加いただきました。

本イベントは<経営陣パート>と<若手社員パート>の2部構成。事前に参加者の方から質問を募り、トークテーマに盛り込みながらイベントを進行していきました。

noteでは全2回にわたり、本イベントのサマリを公開。今回のnoteでは前半の<経営陣パート>のレポートをお届けします。

目次

  1. このnoteに登場する社員
  2. イベントでいただいた質問
  3. 最速の成長方法は「変化を恐れず、圧倒的に行動し学び続けること」
  4. 会社の価値観・考え方に心の底から共感できるか?
  5. 目指すべきは「BE THE SUN」に向けた事業を作ること
  6. delyの新卒採用情報はこちら

このnoteに登場する社員

前半の経営陣パートでは、dely株式会社 CEOの堀江 裕介、元人事責任者で現リテールカンパニー ゼネラルマネージャー / 執行役員の柴田 快が登壇。

2名の自己紹介を皮切りに、delyの事業の近況やビジョン・バリューの由来、創業期、クラシルをリリースする前に何を考えどうやって人を集めて事業や組織を大きくしていったのか等についてお話しました。

イベントでいただいた質問

イベントの全貌は後日動画で公開予定。

今回のnoteでは

「お二人が20-21歳の時って何を考え、何をされていましたか?」「若手社員や新卒に求めること」「今後の事業展開の展望とその理由」

上記の質問を中心にレポートをお届けします。

最速の成長方法は「変化を恐れず、圧倒的に行動し学び続けること」

── 今回参加されている方は20〜21歳あたりだと思うのですが、堀江さんがdelyを起業されたのがちょうどその頃でしょうか。

堀江:
そうですね、大学を中退してこの会社を立ち上げたのは皆さんと同じくらいの歳になると思います。

僕は慶應SFCに在籍していたんですが、就活をして、外資銀行とかコンサルとかの内定をとった友人が多いなか、大学を中退したこともあり僕はかなり異色なタイプでした (笑)。

今考えても、まわりと比べてめちゃくちゃ頭がいいわけじゃなかったけど、普通の人の何倍も大きい夢を追い求めたこと。あとはできるかできないかではなく、できる方法を考えてとにかく行動してきたことが、ここまで会社をなんとか大きくできた理由かなとは思ってます。

皆さんも感じていると思うけど、今って日本だけじゃなく、世界も含めて世の中が刻々と変わっていて、未来も将来も予測できることの方が少ないと思う。

変化に対応できる人間が一番強いとは頭で分かっていても、人間って本質的には変化を恐れる生き物だし、変化をしたくないんですよ。

だからこそ変化を楽しめてリスクをとれる人、世の中を変えるためにエネルギーを持ってまわりを巻き込む人は強いと思うし、一緒に働きたいですよね。あとは価値観があう人かな。

会社の価値観・考え方に心の底から共感できるか?

──「価値観があう」をもう少し噛み砕いて考えると、delyのバリューに共感できるか、それを体現できるかどうか、みたいな感じでしょうか。

堀江:
そうだね。あとはベンチャーやってると、大変なことの方が多いし、高い山を登ろうとすればするほど辛いこと、苦しいことが増えてくる。それを一緒にいて心から楽しいと思える人と乗り越えるのか、そうじゃない人と乗り越えるのかだと圧倒的に前者の方が楽しいし、いい未来を作っていけるよね。

柴田:
僕はdelyで人事責任者として新卒・中途含めて多くの方と面接してきたんですが、バリューや会社の価値観・考え方って本質的には、合わせにいくものではないと思いますね。もはや相性に近い。

自分の考え方や価値観に、会社の考え方がマッチしていると心の底から思えれば、おそらくその会社で活躍できる人材になると思うし、逆だと、会社にとっても、入ってくるメンバーにとっても、中長期的にハッピーじゃないことが多くなるんですよね。

delyのバリューである「Trade On」「Deliver Passion & Happiness」「Good to Great」「Heart to Heart」の4つも、創業から8年議論・共有し続けてきたdelyの価値観を経営陣で半年以上かけて言語化したものなので、ここに共感できるかどうかは大きいと思います。

堀江:
うわべでの共感ではなく、心の底から信じられるかどうか、だよね。

目指すべきは「BE THE SUN」に向けた事業を作ること

──今後の事業についても多くの質問をいただきました。今後、既存の事業をどう伸ばすか、会社をどう成長させていくか簡単にお話いただいてもいいですか?

堀江 :
僕は「クラシル」も「TRILL」も、delyのビジョンである “ BE THE SUN “に向けた通過点の事業でしかないと思ってるんです。食や美容に特化した会社を作りたいわけではないし、メディアの会社を作りたいわけでもない。

世の中の怒りや悲しみが減って、楽しいことが増える仕組みを僕たちが作ることで、世界が幸せになったらいいなと本気で思っていて、このビジョンにしている。

だからこそどの事業においてもワクワクできるよう大きい目標を持ち続けることが、社長である僕の役割だなと思ってるんですよね。

もちろん、クラシルだと“80億人に1日3回の幸せを届ける”というサービスミッションを実現させるために色々な技術やビジネスモデルを取り入れていこうとか、こんな風にアップデートさせていこう、みたいなものはたくさんあります。

でもその技術やビジネスモデルを取り入れたうえで、本気でいいサービスを作ろうと思えるか、その熱量を持てるかはすべて人にかかってるなと思うので。

新卒・中途、国籍や性別にかかわらず、優秀で一緒に働いていて楽しい仲間といいビジネスを作っていきたいとシンプルに思うし、そういう志を持った人に入ってもらいたいですね。

次回は後編<若手社員パート>のイベントレポートをお届けします。

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