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誰の役に立っているか?

ダイレクト出版の社員に向けて書いたレターを転載しています。

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To: ダイレクト出版のみんなへ
From: 小川忠洋


おそらく、うちで働いているほとんどの人は、
自分自身に何らかのスキルや技術を身につけたい。
ホントの意味で自立したい。
と思って日々、一生懸命働いているんじゃないかと思う。

それはそれで、とても良いことなんだが、(ぼく自身もそうだったが)どこかの時点で、
《誰かの役に立つ》
という観点を持たなければ、人間やってられなくなってしまう。

それがなければ、実際に、自立できた、スキルや技術が身についたと思った時点で、モチベーション、仕事への意欲があっという間に低下してしまう。

仕事はできるのにやる気が起きない。一生懸命になれない。
というのは、まぁ贅沢な悩みっちゃー贅沢な悩みなのかもしれないが、実際、これが人間の本質なんだろう。


まだ仕事がなれないうちは、そんな事は想像もできないかもしれないけど、実際、仕事がなれてきた人には、そういう風な理由で以前ほど一生懸命になれないって人を何人も見てきた。

最初は売上や自分の年収が上がったり、出来ないことが出来るようになったり、そういった事を楽しく感じるわけだが、、、それを何度も繰り返すと、、、売上とか年収とかいう数字には、最初は「おお!」となっても、しばらくすると、ほとんど意味を感じられなくなってしまう。


そうではなく、人の役に立ちたいという観点から言えば、
顧客の事を考えて、顧客の事を見て、顧客の人生の変化を感じること
それこそが最高のやりがいになるわけだ。

なので基本的に自分のモチベーションが下がってるなぁ、、と感じた場合は、顧客に会って、顧客の話を聞くのがベストだ。

自分中心の仕事の見方から、顧客中心の仕事の見方も自分ごとと同じように重要に感じられるようになるのは、おそらく人によってタイミングの違いがあると思うが(ぼくは遅い方だと思う)必ずどこかで、経験しなければいけない事だと思う。


自分のやっている仕事が誰の役に立っているのか?どう役に立っているのか?
それを知れば知るほど、毎日、充実した日々を送ることができ、あなたが達成できることもより大きくなるだろう。

ダイレクト出版株式会社からお誘い
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