心がエグられた。こんなにも就活・就職って、真っ黒なのかと…。この記事、もし気に入ったら、友達にシェアしてあげてほしい。普段、こんな頼みごとはしない。
なんで、頼んでいるかと言うと、この黒さはエグいからだ。僕はあまり就活をしてこなかった。でも、この事実を知って、記事に書きたいと思った。そして少しでも、何人かが良い会社に入ってくれればと思う。
大人になれば、黒い世界も見る。でも、就活生は知らない。そのギャップが、20代の大切な時期をゴミ箱に捨てるようになる。
話を聞いて、僕なりに良い解決策を見つけられた。良い会社を選ぶために、絶対に必要な3原則なので、これも合わせて読んでもらえると良いと思う。
上っ面は綺麗。中身はどす黒い会社で働いていた女の子の告白…
さっき、ある転職した女の子と話していた。転職した後も油断できないと言っていた。転職したら、「競合に転職したろ。利益相反で、訴えるぞ」と言われて、金を取られるらしい。
「いやいや、競合じゃないなら大丈夫っしょ」
と思った。でも、そうじゃないんだと。いちゃもんつけてとにかく競合にされるんだとか。先輩とかが60万とか取られていたらしい。恐ろしすぎる。その子は、転職する前、8時から夜の10時に働いていた。毎朝、8時からは朝礼。大声で、前日の成績発表とか、賞賛をやっているらしい。
それだけでも少しブラックだなと思った。
さらには有給も、勝手に消費されていたらしい(厳密に言うと、お盆とか、まとまった休日の時に強制的に消化させられていたらしい)。とにかく、働かされる。有給も勝手に消費される。さらには転職したら、いちゃもんつけられて金は取られる。
腐った会社もあるもんだなと思った。ちなみに、その会社は業界の超大手。つまり、名前を聞いたら、誰もが聞いたことがある会社なんだよ。つまり、就活生が一度は受けるんじゃないか?と言う会社なんだ。
しかも、理念は超綺麗ごとを言っているんだとか。聞いて呆れた。
エグくない?でも、これだけじゃないんだよ。就活の闇って。
ネットにすら出ないんじゃないか?と思った。たった10分、20分の話だけど、心がエグられた。まだまだ、こんなもんじゃないよ。引き続き、その会社について。
その子は、新人ながら結構、良い成績を出していた。話を聞いて、すごいなと思った。でも、実際は、とにかく働きづめな感じだ。もちろん、怒られることだってある。会社に入って「あれ?」と思うこともあったはずだ。
そんな状況でも、採用の場所では、違う顔を出さないといけない。
そう。採用の場所。つまり、座談会ね。就活生と、その会社で働いている人が、話し合うあの場所だよ。そこでは、どんなにへこたれていても、良い顔をしないといけないんだと。さらには、「こう聞かれたら、こう返す」なんて言うマニュアルもあるんだと。
女の子だから、めっちゃキャピキャピした感じで、「こんにちは!新人の〜〜です!仕事は〜〜やっています!」みたいな感じでノリノリで行かないといけんのだと。
(この話で、俺は心が折れた。こう言う自分を偽っているような感じ、すごい嫌いなんよーー;)
「えっと〜 仕事は確かに大変!怒られることもある。でも、それを乗り越えた後とか、わかり合えたときの達成感が良い!」
(俺の心は串刺しにされた。ご臨終)
なんだってさ。なんども言うけど、業界で超大手の会社だよ。絶対にあなたも聞いたことがあると思う。そんな会社が、こうなのよ。日本って良い国だと思うけれど、こう言う黒い会社が人気と聞くと、泣けるよね。
まだ、、、あるんだよ。
(もうええわ。ってなったら、僕なりに出した解決策を見てほしい。闇に惹かれたあなたは、このまま読み進めよう)
「それさ、なんでそんな会社を選んじゃったん?」
もともと、別の会社でもインターンをしていた。だから、別の会社を選ぶこともできたはずだった。そうしたら、
「採用プロセスがうまかった」
と言うことだった。どうやら、”入れそうで、入れない”ギリギリのラインの採用だったらしい。よくわからないでしょ。俺もわからんかった。
文章で説明するのはとても難しい。簡単に言うと(例えばね)「3次面接まで行けたらすごい」と言われて、3次まで行けたとしよう。その次の試験が、どうもテストみたいなものだった。
「自分の好きな商品を売ってみな」
と言われる。でもそれが厳しくて、落ちるんだと(大学生にさせてどーすんのかと思ったが、まぁいい)。で、厳しく言われ、再トライ。そうすると「改善したね。えらい」みたいな感じで褒められるんだと。
つまり、飴と鞭を繰り返して、入りたい気持ちが上がっていくだと。もっと簡単に言うなら、落とせそうな子に遊ばれているような感じと思えばいいんじゃないかな。キャバクラ行ったことがあるなら、わかると思う笑
気づいた頃には、ほとんどの人が入社できない会社に内定をもらった。私はすごい。みたいな感じになっているんだよ。
こうやってブラック企業に人が集まる
そう言う会社だ。もちろん、バカでもない限り、どこかで気づく。入社した後に、「これは違うな」ってね。気が強い人は、会社を辞める(運が悪いと、金を取られる)。気が弱い人は、そこで働き続けるしかない(これがかわいそう)。
言わずもがな、優秀な人はやめて、普通の人が残ると言うことだった。悲惨だ・・・そんな話をしていたら、側にいたF君が似たような話をしてくれた。
F君
「いや、そんなもんですよ。実はインターンシップ人気ランキング上位の会社でも、そう言うのってザラですよ。面接とか、インターンで上に行った子が、その会社の評価で「この会社は宗教みたいだ」と言って、優秀な人が去っていきます。」
西埜(にしの… 俺ね)
「マジかよ。その会社、どんな会社なん?」
F君
「その会社、人事・採用コンサルティングの会社なんですよ。そう言う会社なのに、中で働いている人は、斜め下を向いて働いているんです」
西埜(にしの… 俺ね)
「終わってるな」
これが就活なんだって。裏では、こんなことになっているんだよ
これが就活。この話の後に、うちの取締役の人と話していた。想像を超える世界に、二人して「やばいね」ってなった。その人と僕は、キャリアの中で色々な会社の裏を見る。総じて言えるのは、そう言う”裏がある会社”もあると言うこと。
・社員の満足度が大切です!と言う人事系を教える会社。そんな会社で働く人が、涙を流しながら、誰にも言えない悩みを抱えて仕事をしている…
・集客、マーケティングが大切です。と言いながら、自分の集客とかマーケティングができないコンサルタント…
・健康が大切だ。みんなも運動して、甘いものとかは控えよう。健康的なものを食べよう。と言いながら、とある式でケーキをバカ喰い。腹が出ている業界のとある権威…
裏を見ると、こんなもん。実際、新卒を取る数って、株主に対するアピールの時もあるんだよ。「うちはこんなに新卒を取っていますよ」って言うアピールね。つまり、商品として見られる時もあると言うことだ。
これが悪いかと言うと、そうは思っていない。なぜなら、そう言う会社があるおかげで、成果を出す人や会社もいるからだ。
ただね、、、就活でそこを選ぶかって違うんと思うだよね。
20代のうちで、仕事選びを間違えると、ロクなことにならない。
前にアップした記事を見てくれたかな?とあるサラリーマンが転職した時、何ができる?と言われて「課長ができます」と言ったやつ。つまり、何もできないって意味ね。例えば、そういう歳になって、何も残ってなかったら、バイトをしないといけない…なんてこともあるんだ。
仮に人生70まで生きるとして、30年間バイトをやり続ける?俺はできないし、したくない。じゃ、今のうちに何ができるか?と言ったら、良い仕事・会社・先輩に出会うことだと思うんだよね。
今話した会社の何が怖いかって?
ここまで話せば怖さが伝わると思う(伝わってほしい)。これは、入らないとわからないとか、そう言うレベルの話じゃないんだ。ちょっと長く仕事をしてきた身として言えるのは…
『入っても収穫がない。出たいけれど、出づらい。気づいたら、時間が経っている』
ことにあると思う。どういうことかと言うと、多分、そこでやりがいや成長を感じる人って少ないと思うんだよね。でも、出れないんだ。なぜなら怖いから。そう言う会社に限って、人の良心につけ込むように、こう言ってくる。
「いや、みんなも頑張っているんだから、もう一度、一緒に頑張ろうよ。一緒に会社を変えていこうよ」
とか言ってくる。だったら、早く変えてくれとツッコミたくなる。人が良い人ほど、抜けられない。そんな感じ。気が強いと抜けられるんだろう。でも、俺だったら、多分抜けられないと思う…。(どうかな?わからんけど)
そして、時間が経つ。1年、5年、10年、、、。でも何か収穫があるか?成長できたか?と言うと、そうではない。その会社でしか役に立たないことばかり、上手くなる。
わかると思うけれど、転職なり、起業なり、歳をとるほど難しくなる。難しくなるのは、市場評価もある。でも、それ以上に家族ができたりとか、そういう背景もあるんだ。
じゃ、どうすればいい?どうやって良い会社を見つければ?
話を聞いて、ずっと考えた。そこで出た答えは、シンプルだった。この子達も、もしかしたら、これをやっていたら、間違えなかったかもしれない。
まず、そもそもだけれども、就活や就職について、時間が短すぎることは、大きな問題だと思わない?
考えてみてほしい。一生に一度の就職。人生70年としよう。22歳から働くとして、38年間働くと仮定しよう。それを経った1年足らずで決めるっていうことじゃん。
日本に会社が何社あるか?明らかに見切れない。そんな中で、たまたま出会った会社が、そういう会社だったら、採用プロセスに負けて入ってしまうんじゃないかな。
じゃ、どうすればいいか?答えはシンプルで…
入りたいと思った会社に、就職する前に働いてみる
これしかない。そして、そこで働いている人の顔を見る。本当の生の話を聞くことだ。マニュアルの会話をしてもらうんじゃなくて、素の会話で色々聞くことだよ。それしかない。逆に、これ以上の解決策があるなら、教えてほしい。
ブラックな会社で、社員が下を向いているような会社で、20代を過ごす必要は一切ない!勿体なさすぎる!(そう思わない?)
個人的な意見で言うと、仕事内容が何であれ、尊敬できる人たちと働くのが一番良いと思う。仕事柄、本を読んだり、セミナーに参加する。でも、深い気づきや成長を促してくれるのは、結局は人との話、繋がりなんじゃないかと思う(らしくないことを言うが)。
考えてみてほしい。どっちの会社で働きたい?
A:社員が、斜め下を向いて働いている… 目に輝くがなく、常に言われたことだけをこなし、言いたいことがあるけれど、言えない環境で働くのと…。
B:社員がイキイキと働いている。そりゃ苦しいことで、下を向くことはある。でも、上を向いて、チャレンジをしている。自分の弱みを補うチームがあって、強みを伸ばすようにサポートしてくれる会社。周りに尊敬できる人、すげぇなって思う人たちと会えて、刺激がもらえる会社で働くの…
どっちがいい?Bの方が文量が多いのは、シャーない。そんな会社で働いているから、書けることも多いのさ。きっと、あなたの答えもBだと思う。なら、やることはシンプルだ。その会社で、就職する前に働いてみよう。もし、社員の人を見て、違和感を感じたなら、、、
内定を辞退しよう。怒鳴られようが、別の会社に行った方が、100%良い。あなたの時間は貴重だ。特に20代で最初に働く会社。それが仕事の基準を決めて、後の人生・仕事を決める。つまりは、収入やライフスタイルもそれで決まる。
20代の大切な時間をゴミ箱に捨てちゃいけない。20代の最も重要な決断は、どんな会社・キャリアを選ぶかにあると思う。この記事を見て、自分なりに考えて、最高の選択をしてほしい。僕は、こんなことを考えたことはなかった。経験することすらなかった。でも、もし自分がそういうブラックな会社に入っていたら、、、と思うと、抜けられなかったと思う。
繰り返すが、20代の最も重要な決断は、どんな会社・キャリアを選ぶかにある。ぜひ、最高の決断をしてほしい。そして、良い人生、キャリアを選ぼう。
ー西埜巧祐(にしの・こうすけ)
PS
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