Basics-2. スピード重視

ダイレクト出版には、社内で共有する価値観 ― ベーシックスというものがあります。
ベーシックスが具体的な行動指示ではなく、抽象的な概念になっているのは、行動ではなく「考え方」を示しているからです。なので、私たちは、日々の行動や判断、意思決定は、ベーシックスを基に、自分自身で考えて行動しています。

それでは、７つあるベーシックスを１つずつ紹介していきますね。

時間は私たちが持つ、もっとも貴重な資源です。お金は無くしても取り戻すことができます。
しかし、時間は一度使ってしまったら、二度と戻ってはきません。「武士は俊足を尊ぶ」と昔か
ら言いますが、これはビジネスでも同じです。常に素早く行動すること。ダラダラしない。素
早く取り組み、素早く終わらす姿勢です。

― 自分の仕事でスピードが求められるときはいつか？
― どのように発揮するか？

《行動の指針》
・80％アプローチを意識しよう。（完璧にする前に、まず完成させる。）
・反射するな！反射が早いのは仕事が早いのとは違う。
・クオリティとスピードを同時に求める。
　ただし、究極の選択のときには、スピードを優先するという意味です。
・失敗などない。あるのはテストの結果のみ。
　テスト結果を知るのは早いほうがいい。（上司はメンバーの失敗を咎めず、行動の遅さを正そう。）